クリティックス・チョイス・アワーズの結果と、最新全米映画興行成績（2020/01/10-01/12）

どうも。

全米映画興行成績の日ですが、こっちの方は今日は駆け足で行きましょう。

1(17)1917
2(1)Star Wars The Rise Of Skywalker
3(2)Jumanji The Next Level
4(-)Like A Boss
5(29)Just Mercy
6(3)Little Women
7(-)Underwater
8(4)Frozen 2
9(7)Knives Out
10(6)Spies In Disguise

１位はゴールデン・グローブでの作品賞が利きました、「1917」が拡大公開で１位を獲得しました。3600万ドルとなかなかの数字です。

４位初登場はティファニー・ハディシュ主演のコメディ「Like A Boss」、拡大公開で５位が、オスカーも狙っていたマイケルB・ジョーダン主演の法廷ドラマ「Just Mercy」。Metacriticで68点なので、ちょっとオスカーまで行くのは弱いか。７位はクリステン・スチュワートが金髪坊主になって挑んだ海底スリラー「Underwater」が入っています。

今日は、これも今やオスカーにとっての重要賞です。クリティックス・チョイス・アワーズの結果が出ましたので、紹介したいと思います。

作品賞　　ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
監督賞　　サム・メンデス（1917）
　　　　　ポン・ジュノ（パラサイト）
主演男優　ホアキン・フェニックス（ジョーカー）
主演女優　レネー・ゼルウィガー（JUDY）
助演男優　ブラッド・ピット（ワンハリ）
助演女優　ローラ・ダーン（マリッジ・ストーリー）
外国語映画　パラサイト
アンサンブル　アイリッシュマン
脚本　　　　ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド　
脚色　　　　若草物語
撮影　　　　ロジャー・ディーキンス（1917）
美術　　　　バーバラ・リン＆ナンシー・ハイグ（ワンハリ）　
編集　　　　リー・スミス（1917）
衣装　　　　ルースEカーター（ルディ・レイ・ムーア）
スコア　　　ヒドゥル・グドナドッティル（ジョーカー）
楽曲　　　　Glasgow（Wild Rose）
                       I'm Gonna Love Me Again/Elton John（ロケットマン）
コメディ　　ルディ・レイ・ムーア
アクション　アベンジャーズ　エンドゲーム
ホラー　　　US
アニメ　　　トイストーリー４

このように、ワンハリが４部門獲得と、一見強そうなんですけど、監督賞を「パラサイト」のポン・ジュノと「1917」のサム・メンデスが受賞したので、まだ三つ巴状態は変わらないですね。「アイリッシュマン」が役者のアンサンブルの賞を受賞したんですけど、この部門、オスカーには存在しない賞なので、これだけしか受賞がなかったのは痛いところです。

次の土日には、PGA、SAGと、３大ギルド・アワードの２つが発表されるので、そこではじめて見えてくるものがあると思います。いくら「ワンハリ」リードでも、この３大ギルドで全部逃すようなことがあるとたちまち苦戦ですからね。でも、それも有り得そうな気もしないではないのが今年のオスカーレース。18日のPGAがかなり大きな意味を持ってくると思います。