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ロラパルーザ・ブラジル2025 ラインナップ発表!

どうも。

例年よりかなり早いんですけど、発表されちゃいました。これです!

はい。これが来年の3月の最後の週末に行われるロラパルーザ・ブラジルのラインナップです。

まあ、サプライズがあるとしたら

オリヴィアですけどね。正直な話、僕、単独狙って待ってたんですけどね。これまで彼女、フェスというものに参加したことなかったし。でも、これが突然アリになっちゃったので、「だったら、もう買うしかねえだろ」と思って、今年は早々に3日券、買っちゃいましたけどね。今年の3月のは1日しか行かなかったのに。

ただねえ、このオリヴィアをめぐって、すごく反発があるんですよね、今回。「なんだ、このポップ・フェスは!史上最悪じゃないか!」みたいな感じでね。

これ、ラインナップ上の方の組み合わせでそう見えるんですよね。オリヴィアとジャスティン・ティンバーレイクと、ショーン・メンデスとテイト・マクレー。この4つだけに目が行ったらアイドル雑誌のグラビアみたいではあります。

僕自身、実際、公式サイトの書き込みで「オリヴィアとテイト、同じ日にして〜」みたいなのたくさんみたんですけど、この2人が「年齢の近い若い女の子以外に共通点って、何があるの?」というか、方やロック、方や30年くらい前から続く伝統的なダンス・ポップ・アイドル、この2つを同時に見たいという感覚が僕にはさっぱりわからないですね。しかもテイトがいいプロデューサーつけてて先鋭的とかならわかりますけど。この辺りのファンの音楽リスナーとして質があまり高いと言えないような側面は、僕はかなり前から危惧していることではあります。「若い女の子ってだけで音楽ジャンル、カテゴライズしてんじゃねえぞ!」というのはかなり不満なんですよね。

だってそういうカテゴライズされてる限り、オリヴィアがちゃんと音楽的に評価されないじゃないですか。やってることそのものはかなり特殊というか、音楽シーンにとってオルタナティヴな存在なのに。この辺の住み分けはまだビリー・アイリッシュほどできてない気がしますよね。

だからねえ、オリヴィア据えるんだったら、僕はチャペル・ローンとチャーリXCXはセットで見たかった。それだとすごく釣り合って、しかもかなりエッジィだったのに。

あと、ジャスティン・ティンバーレイクというのが今的にめっちゃくちゃ微妙なんですよね。ブリトニー中絶させた疑惑でインシンクの再結成はポシャるわ、自分の久方ぶりのアルバムは全くの不発だわ。何のために呼んだのか、正直意味不明なんですよね。単独ツアーさせて、逆境でも支えてくれる人たちとの絆を深めるべきだと思うんですけどね。ヤジだけならいいですけど、卵とか飛ばされないよう、気をつけたほうがいいと思います。

あとショーン・メンデスも、なんかハリー・スタイルズみたいにはなれない人だなというか、なんか煮え切らないんですけどね。次に出るアルバムで化けれたら一躍逆転させられるものはあるとはおもうんですけど。

あとはTOOL、それから時代を象徴した名作「Jagged Little Pill」から30年のアラニス・モリセットは誰からも文句を言われてなかったです。逆にここを喜ぶ人達が、ポップなラインナップだとやたら怒ってましたね。

これ伏線があってですね、事前にこれ、「今度のロラパルーザにはパールジャムとグリーンデイが出る」という噂が流れまして、それで期待が高まってたとこがあったんですよ。だからなんですけど、でも、この観点も僕、嫌なんですよね。

というのはですね、今年3月のつまんなさそうで行かなかったロラパルーザでですね、ヘッドライナーのブリンク182に合わせてリンプ・ビズキットとオフスプリングが来て、「それでこそロックだ」と言って喜んでた人がそれなりにいたから。そういうのこそ、「それはいつのロックだ!?」でしかないし。なんかすごく「ウッドストック99」的なマッチョ臭というか、「Z世代から敬遠されてるのってそういうとこだぞ」みたいな感じというか。この感覚を基にして「嫌だ」と言われるのも正直僕は「うーん」なんですよね。

で、そういう上の方にあるラインナップばかりに話が集中して

フォンテーンズが来るのに話題にされないのが嫌なんですよねえ〜。

もっと、そこを騒いでから「ロック少ねえ」っていえよな、というか。僕としてはそこが一番不満というか。「今、ロックって元気ないよな」なんて言ってるタイプの人が最も盛り上がるべきバンドだし、実際、最新作の「ロマンス」、ヨーロッパ中でトップ10入って、アメリカでも初めてトップ100入った大事なブレイク・タイミングですよ!

あとだって決して悪くないんですよ。インヘイラー、マイケル・キワヌーカ、ザ・マリアズ。あとDJでバリー・キャント・スウィム。このあたりはもう次の大物感強いし、今こそ見なきゃいけないとこなんですけどね。インディ・ロック好きなら、これプラス、ガール・イン・レッド、フォスター・ザ・ピープルもあるし、さらにマニアならJPEG MAFIAやカリブもある。

あとブラジル的にはセパルトゥラのおそらく最後のライブがあったり、以前僕がブラジルの100枚選んだ際に入れた80年代ロックのマリーナ・リマ、若手のソフィア・シャブラウやプルーマ。この若手2つなんて単独のチケット買おうか考えてたくらいなのでそこもお得だったんですよね。

これにプラスして、tik tokヒットのベンソン・ブーンにテディ・スウィムズでしょ。上の方で語ったポップとも食い合わせ良いけど、インディ側の観点かtら見に行く人だって、「どんな感じなんだろう」と試すには面白い存在ではあると思うんですよね。

そう考えると、これ、悪くないんですよ。そりゃ僕だってチャペル、チャーリ、TLDP、クレイロとかすごく見たかったですけど、それは今後のお楽しみでとっといて、それでも一応の満足はできるんですけどね。

なんかある意味サマソニ的な文句の言われ方というか。サマソニも今年、日本のアイドルやKポップ入れたことで、「いいのか、それで」と相当文句言われてましたけど、でも、洋楽の出演者そのものは結構良かったと思うんですよね。ポップなところで目立つ人のイメージにとらわれてた人が多かっただけのことで。そういう意味では不満ないし、少なくとも今年の3月のものよりかは現地でライブで時間潰せそうなんですけどね。

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