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300曲のシングル曲でパンク/ニュー・ウェイヴ史を網羅するプレイリストを作った!

どうも。

なんと、これ、自分でも驚いているのですが、こないだ、1960年代のUKロックの歴史を300曲の「イギリス国内絵シングルになった曲」で網羅するプレイリストを作ったばかりだというのに今度は

300曲のシングル曲でパンク/ニュー・ウェイヴ史を網羅するプレイリストを作ってしまいました(笑)!


前回から1週間経ってませんからね。それで良くできたなと思います。今回も原則、「リリースされた順」に作ってはありますが、今回の場合は、プリリストの見た目と、全3つのプレイリストのテーマ性を持たせるため、プレイリストの先頭の部分だけは順列をいじってつくってあります。

で、こうなりました!

1回目は「パンクの黎明期」、1973年のニュヨーク・ドールズからニューヨーク・パンク、ロンドン・パンクを経て、パンクのムーヴメントが終わって拡散をしはじめる1979年の夏までが収められています。


第2回は1979年の秋から1982年いっぱいまで。この時期は一方でMTVという当時の新種のメディアの後押しを受けて商業的な成功をはじめ、同時に音楽的にも多様化と実験化が進んだ頃です。

そして3回目が1983年から1987年まで。82年にクラッシュとザ・ジャムという、ロンドン・パンクの象徴を2つ失い、「パンクロック」が表向きに消滅したみたいになったあと、「ニューウェイヴ」がMTVや、ジョン・ヒューズの青春映画を通じて大衆的な人気を獲得していく時期です。しかしその一方で、ザ・スミス、キュアー、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、デペッシュ・モードの暗黒四天王をはじめ、ダークなニュー・ウェイヴが商業的なブームが終わった後、シーンの最終的なカリスマになるところまでで終わってます。

なにが収録されているかは、データ化したら曲数が多く入ったのは以下のような感じです。

スミス 13
クラッシュ12
ジャム12
キュアー12
U2 7
トーキング・ヘッズ 7
ブロンディ7
ポリス7
デペッシュ・モード6
エルヴィス・コステロ 6

ニュー・オーダー5
セックス・ピストルズ 5
ケイト・ブッシュ5
バズコックス5
REM 4
リプレイスメンツ 4
ラモーンズ 4
テレヴィジョン4
エコー&ザ・バニーメン 4
デュラン・デュラン4
XTC 4
PIL 4
パティ・スミス4
ダムド4
ストラングラーズ 4
ティアーズ・フォー・フィアーズ4
スージー&ザ・バンシーズ4
ジャパン 3
ジョイ・ディヴィジョン3
インエクセス 3
ゲイリー・ニューマン3
ヒューマン・リーグ3
スタイル・カウンシル3
ギャング・オブ・フォー 3
スペシャルズ3
ジーザス&メリー・チェイン3

スミス、キュアー、クラッシュ、ジャムは最初からシード権扱いです。当初、全部入れようと思ってたら、さすがにもっと入れたい曲が出てきたので部分的には削りました。

あと、この選び方だと、目立つヒットがある方が有利で、その関係もあってU2、ポリス、ブロンディあたりは強いですね。

 あと、最近の批評的再評価や、最新作がイギリス・チャートの上位に来たものは高めに評価してます。ティアーズ・フォー・フィアーズ、ワイアー、ギャング・オブ・フォー、ゲイリー・ニューマン、ダムド、ストラングラーズあたりが多めなのはそれがあるし、ザ・フォールに2曲、ニック・ケイヴがバースデイ・パーティ込みで2曲あります。シティポップ・ファンに人気のプリファブ・スプラウト、ブルー・ナイル、スクリッティ・ポリッティも1曲ずつですがあります。

全部リスト、ここに書き出したいくらい、いい曲でいっぱいなんですが、ラストの3曲のコンセプトだけ。

REMの「It's The End Of The World As We Know It」でシニカルな気分になった後、87年のクリスマスを締めくくるべくポーグス。そしてアンコールで、その当時シングルにならずに後年シングル化して名曲になったスミスの「There Is A Light That Never Goes Out」で締めくくります。

 個人的には、すべてを完全に網羅することは不可能にしても、サブ・ジャンル、パンク、ポストパンク、シンセポップ、ネオサイケ、スカ・リバイバル、USハードコアあたりも網羅した感じになってると思ってます。

 また、変にアヴァンギャルドに偏ることもなく、かといってMTVのヒット曲も必要なものに絞って収録しています。あと、イギリスだけにかたよらずアメリカのニュー・ウェイヴを、黎明期のハードコアを含めて入れてあるのが割と目立つポイントになってるかなと思います。

アーティスト、曲に関しては、Spotifyのプレイリストの末尾で「これは?」と紹介してくる提案で欲しい曲がなくなるまで、徹底して時間かけて細かい最終段階で選んでます。考え直して選曲から漏れた曲も50曲くらいはある気がしてるので。そういう曲もまとめられたらいいなと思ってます。

 全部で15時間以上ありますが、楽しめて聴けると思うので、ぜひトライしてください。

それから

僕としては、この60s UKロックもかなりの自信作なので、こちらもぜひ聞いていただきたいです。

















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