向こう1ヶ月間、ハリーのことは無意識に多く言及しそうな気がする
どうも。
コーチェラ賑わってますけど、僕は割と、ここ1点です。
ハリー・スタイルズ!
僕は、コーチェラ自体、フェスとしてそこまで高く評価してないので、「そこまで騒ぐものなのかよ」とも思っちゃったりもするんですけど、それでもビヨンセが「ビーチェラ」でコーチェラを一つの山の頂上にしてしまってからある現象になぞらえて語るならば、一番今の音楽シーンを象徴してて、一番到達感があったのは間違い無く彼だったと思います。
そりゃ、そうですよね。ワン・ダイレクションという、人気もあるけど真っ先にからかわれもするアイドルから始まって、今や世界の音楽界全体のトップに立ってるわけで。しかも、ぐっと成熟して、これまでのアイドルがやらなかったロックへの本格アプローチでアイドルの在り方まで変え、今やアイドル、ロック双方に新しい流れ、起こしつつあるでしょ?ボウイとかフレディ・マーキュリー意識した格好やっても違和感がないし、アイドルのショートは思えない、ギタリストに長いソロ弾かせたりとか、「ああ、このテがあったか」と思わせる展開も多かったりでね。
加えて、バンドに多めの女性を配し、詰めかけた女性ファンへの感謝を込めてガールズ・アンセムまで歌ったりする。こういうところも、これまで勢いマチョイズムに流れがちだったロックのジェンダー関係に一石を投じてもいて。この意味でも今回のステージ、すごく大きいんですよね。
来月のアルバムにとっておきたいので、今はあえてそこまで多くは語らないようにしたいのですが、そこまでちょくちょく言及はしていくような気がしてます。