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日本だけ売れてない?? ハリー・スタイルズ「Harry's House」、日本では何位になるの?

どうも。

昨日、ちょっとツイッターでちょっと感情的になったことがありまして、そのことについて話したいと思います。

ちょっとここ数日、「ハリー・スタイルズのアルバムが日本で売れていない」という話を耳にしてました。これ、ちょっと考えられなかったんですよね。だって、シングルの「As It Was」ってもう、世界のどこでも1位で当たり前の曲だし、ブラジルだってラジオつければいつもかかってるし、インスタ、tik tokでもすごく使われてるし、うちの10歳の息子のトムまで好んで聴いてるんですよ。日本でもツイッターのTL見る限りはリリース日にサブスクで聴いて盛り上がってる様を見かけてたので「売れない」という状況が正直ピンときてませんでした。

あと、「ハリー、日本で人気あるんだから大丈夫だろう」と正直、心配してませんでした。だってワン・ダイレクションの時代に5枚アルバム出してて、それらはすべてオリコンの総合チャートでトップ10入り。1位になったアルバムまでありますよ。そういう人気者だったわけですから固定ファンもいるし問題ないだろうと踏んでいたんですね。

ただ、「売れてない」って言葉が引っかかって「何位なんだろう」と思って、「Harry's House」の英語のウィキペディア調べてみたんですよ。普通、ヒットするアルバムのウィキには各国のチャートの最高位が書かれてますからね。

で、それを見てみたら

えっ!?


となったわけです。というか、もう言葉を失ったというか、これ僕の中で相当なショックでした。

そこで

こういうツイートを打ったんですね。これ、ツイートをベタ張りすると長くなるので、端的に示すと、こうだったんです。


これ見たとき、正直、立ちくらみするかと思いましたよ・・。

だって、他の国がすべて1位のとこ、日本だと82位なんですから!!

こんなのみたら恥ずかしいじゃないですか。だって、ウィキペディアの英語版って世界中の人が見るんですよ。それで、このデータ見たら、「ハリー、日本で一体どうしたの?」って思うじゃないですか。

しかもハリー、今回、かなり日本にちなんだアプローチしてるんですよ。だいたい、「Harry's House」ってタイトルが細野晴臣の名作「HosonoHouse」へのオマージュであり、さらに冒頭の曲が「Music for A Sushi Restaurant」なわけですからね。今や世界の超スーパースターのハリーがここまで親近感示したのに、それをあだで返すような順位だなんて・・・。

 僕、前は「なんでこれは日本で売れないの?」という投稿はよくやってたんですが、さすがに日本に住まなくなって長くなったので感覚薄れてからやらなくなってたんですね。プラス、サブスクの登場で伝達スピードも速くなったと思ってたし、インディ・ロックそのものが不調にもなったから、日本で売れてないことを問題視するアーティストもいなくなってたというか。だからそれこそ、僕的には10年ぶりくらいのショックですよ。「世界のヘッドライナーのアーケイド・ファイアやフローレンス&ザ・マシーンが日本で売れない」どこの話じゃないですよ。「世界で最も売れる人が日本で売れない」わけなんですから。僕個人の感覚でいえば、アデルが「21」でグラミー独占した際に日本で授賞式あるまで売れてなかったことを思い出しました。あのグラミーが2012年だったのでちょうど10年ぶりですよね。

「これ、いくらなんでも、クソまずいじゃないか」と打ち震えてたらですね、横から

「日本盤が出るの、8日ですよ」


と教えてくれた方がいたんですね。それで少しホッとしました。

そりゃ、おかしいと思ったんですよね。ツイッターでもハリーを押してる日本語の記事は読んでたし、インロックの表紙にもなってた。それなりに対策はされてあるはずなのになぜ売れてないのか。一時は「集計ミス」さえ疑ってましたからね。

たしかにハリーの場合は、国内盤の特典を欲しがるタイプのリスナーも多いだろうから、そりゃ日本盤まで待つ人も多いだろうな、と思って一安心しました。

これで「いくらなんでも、82位が最高位というのはなくなるな」と思ったんですけど、それでも「じゃあ、何位になるの?」の心配が消えたわけではありません。

で、8日付の最新のオリコンのデイリーチャートが速報で入ったようなので見てみると

発売初日、デイリーで17位でした。

う〜ん、微妙な順位だなあ。そりゃ、82位よりはいいけど、初日が一番数字動いて、あとは落ちていきますから、ウィークリーの最高位が17位になることはちょっと考えにくいんですよね。いいとこ20位台ではないかと思われます。

ただ、「日本だけ20位台」とかでも、やっぱり僕は気になりますよね。だって、フィジカルのリリースそのものを、他の国より3週間ずらして発売したにもかかわらず、それだけの効果しか上がらないのではね。

 それに加えて、この順位だって82位よりは良いと言ったって、みてもらえればわかりますけど、デイリーの順位、ドリーム・シアターよりも下なんですよ!そんな国、世界のどこ探しても日本以外、ありませんよ!

ちなみにハリーのこれまでのソロの実績ですが、ファーストが16位、セカンドの世界的大ヒットの「Fine Line」、これが大苦戦したのが日本のケチのつき始めです。オリコンで52位。たしかにこのセカンドって、年末商戦の真っ只中の12月のりりーすだったから注目されにくなったのはたしかなんですけど、でも、それだけじゃないような気がしてて。「アイドルからロックへの本格脱皮」というイメージが日本ではうまく伝わってないんじゃないか、という疑念はやっぱりどうしてもぬぐえないんですよね。

 とりわけ日本は、「本場で時間かけて売れたもの」のプロモーションにはある時期から本当に弱いですからね。セカンドからは「Watermelon Sugar」がアルバムの発売から8ヶ月して全米1位になってそれがハリー人気を押し上げたところもあるんですけど、多分、そのへんのフォロー、できてなかったんだと思います。

僕の周辺では、今回のハリーのアルバム、すごく評判よくて「ハリーってワン・ダイレクションだったの?」と、知らなかった人まで結構出てきて、その人たちが気に入って聴いてたりしてます。新しいファン層もつかめそうなんですよね。

それだけにハリーの日本でのチャート・アクション、気になります。仮にあんまり良い順位にならないなら、時間かけて長く売る努力しないといけないですよね。来日公演あればそこに照準合わせても良いかと思いますけど、ちょっとこれ今回ハリー売り損なうと、ちょっと洋楽のシーンにおいて世界との埋めにくい巨大なカルチャー・ギャップが生まれる危険性もあります。

 なんとか致命的なことになるのは避けて欲しいんですけどね。この件、オリコンは来週の水曜にウィークリーの結果が出るので、そのときにでももう一回話しましょう。

































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