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最新全英チャート(21/11/19~11/25)

どうも。

では、遅れてしまいましたが、全英チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)Easy On Me/Adele
2(-)Oh My God/Adele
3(2)
Shivers/Ed Sheeran
4(-)I Drink Wine/Adele
5(4)
Bad Habits/Ed Sheeran
6(3)
All Too Well/Taylor Swift
7(5)
Flowers (Say My Name)/Arrdee
8(-)Overseas/D-Block Europe feat Central Cee
9(9)Seventeen Going Under/Sam Fender
10(6)
Overpass Graffiti/Ed Sheeran

アデル、いっぱい初登場ですね。

初登場で8位はDブロック・ヨーロッパ。というより、セントラル・シー効果の方が大きい気がしますけどね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUM
1(-)30/Adele
2(3)=/Ed Sheeran
3(2)Voyage/ABBA
4(-)Knebworth 1996/Oasis
5(-)Raise The Roof/Robert Plant & Alison Krauss
6(-)Home Alone 2/D-Block Europe
7(-)Flying Dream 1/Elbow
8(1)
Red(Taylor's Version)/Taylor Swift
9(-)The Stars Beneath My Feet (2004-2021)/James Blunt
10(4)
Between Us/Little Mix

ということでアデル初登場で1位です。聞いてみましょう。

今回のアルバム、いいと思います。ようやく、コンフォート・ゾーンを抜けて、より、インディ、オルタナティヴな方向でのR&Bを求め始めたというか。「Easy On Me」みたいな従来路線の曲みたいなのが集まったアルバムだったら正直嫌だったんですけど、そこは冒険したというか。

やっぱ4年前に、すごく無難なアルバムでビヨンセにグラミーで勝ってしまって、彼女自身、すごくバツが悪かったというか、思うところあったんでしょうね。今回のアルバムでは、安全パイにならないように主にグレッグ・カースティンにエッジの強い曲、書かせてますね。この「Oh My God」がその典型だと思います。

このアルバム、曲によっては、リトル・シムズとかマイケル・キワヌカ、Saultを手がけているインフローをプロデュースに迎えるという、思い切ったこともしてるんですけど、ただ、ここで名前あげた人たちに比べると、インフローの本気度がちょっと落ちるというか、その次元には彼女、まだ達してない気は正直しましたね。でも、アルバム、なかなかだと思います。

5位初登場はロバート・プラントとアリソン・クラウス。聞いてみましょう。

ロバートとアリソンのデュオ・アルバム、前回は2009年だったかな、グラミー賞の最優秀アルバム、受賞しましたけど、もう全くブレがないですね。

この曲も60年代の、かなち渋いソウル・ナンバーのカバーなんですけど、前回も今回も、ロバートのカバーのネタ元拾いがとにかく広くてですね。60sのブリティッシュ・トラッドフォークから、戦前のカントリー・ブルース、ここ20年くらいのオルタナ・フォーク、カントリーから曲を見つけてきては、フォーキーかつブルージーながらも、レッド・ツェッペリンの延長上にあるかのようにしっかり表現できる。すごいです。

6位はさきほどのDブロック・ヨーロッパ。7位はエルボー。9位はジェイムス・ブラントのベスト盤。エルボー、聞いてみましょう。

今回のアルバム、じっくり聞けてないんですけど、聞かせる曲では、このガイ・ガーヴィーのピーター・ゲイブリエル風の抑えたソウル・ヴォーカル、冴えますね。



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