「ラスト・クリスマス」、37年かけて全英1位!最新全英チャート(2020/12/31-21/01/06)
どうも。
正月なのにチャートの集計、やってます。今年最初の全英チャート!
SINGLES
1(3)Last Christmas/Wham!
2(2)All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey
3(4)This Christmas/Jesse Glynne
4(8)Rockin Around The Christmas Tree/Justin Bieber
5(6)Fairy Tale Of New York/The Pogues feat Kirsty McColl
6(7)Merry Christmas Everyone/Shakin'Stevens
7(9)Do They Know It's Christmas/Band Aid
8(10)Step Into Christmas/Elton John
9(20)Sweet Melody/Little Mix
10(12)It's Beginning To Look Like A Lot/Michael Buble
はい。今日ぶっちゃけ、これのためだけに記事書いてるようなものです。
はい。ワム!の「ラスト・クリスマス」、1984年から37年でついに全英1位獲得です!
これですね、1984年、これが出た当時のチャート覚えている立場からすると、感慨深いんですよね。
「ラスト・クリスマス」は当時、「Do They Know It's Christmas」とのクリスマス・ソング対決に敗れて、チャート上、この曲が1位のあいだ、ずっと2位だったんですよね。
おもしろいことに、この2曲とも、ジョージ・マイケルがヴォーカルで参加してるんですが、自作曲の「ラスト・クリスマス」の方が2位だったんですよね。
でも、長い目で見て、「Do They」はなんどもカバー・ヴァージョンが出されている割に、実はそんなにクリスマス・ソングの定番にはなっていなかった。対するワム!の方は毎年この頃になるとチャートの上位にくる愛される曲になってしまった。そして今回、とうとう1位になりました。
ただ、悲しいかな。ジョージは2016年の12月25日にこの世を去っています。それから4回遅れのクリスマスでの1位ということになります。ここだけがちょっと悔しいですよね。
で、何をかくそう、日本で今日まで続くクリスマス・ソング・ブーム、このチャート争いに端を発しています!
間違いなくそうですよ。だって、それまで、クリスマスの時期にクリスマス・ソングで盛り上がることなんて全然なかったですからね。
この同じタイミングの84年のクリスマスにですよ
クイーンがアルバム「ワークス」のタイミングで「Thank God It's Christmas」を出したり
プリンスが「パープル・レイン」の時期に「Another Lonely Christmas」を出したり。これは、愛する人が亡くなって7回目のクリスマスの曲なんですけど、プリンスが亡くなったのはジョージと同じ2016年。彼が去って4回目のクリスマスでした。
そして日本で佐野元春も「クリスマス・タイム・イン・ブルー」を出してたり。これも「Visitos」の時期なんですよね。それぞれのアーティストのかなり象徴的な時期にクリスマス・ソングが出ていたわけです。
では、アルバムにいきましょう。
ALBUM
1(5)Christmas/Michael Buble
2(2)Evermore/Taylor Swift
3(18)Future Nostalgia/Lia Dupa
4(8)Confetti/Little Mix
5(22)Shoot For The Stars Aim For The Moon/Pop Smoke
6(4)Classic Diamonds/Neil Diamond
7(7)Music To Be Murdered By/Eminem
8(24)Greatest Hits/Queen
9(13)Love Goes/Sam Smith
10(15)Fine Line/Harry Styles
定番クリスマス・アルバムですね。マイケル・ブーブレのクリスマス・アルバムが1位です。
あと、もうクリスマスがすぎたので、クリスマス・アルバムのランクがさがりはじめ、まだリリース・ラッシュの前なので、定番が再浮上しています。
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