最新全米映画興行成績(24/10/25-27)
どうも。
では、全米映画興行成績、行きましょう。
1(-)Venom:The Last Dance
2(1)Smile 2
3(2)The Wild Robot
4(-)Coclave
5(5)We Live In Time
6(3)Terrifier 3
7(4)Beetlejuice Beetlejuice
8(18)Anora
9(7)Piece By Piece
10(8)Transformers One
初登場で1位は「ヴェノム」の第3弾「ヴェノム ザ・ラストダンス」。ママーヴェルのシリーズの一つ「ヴェノム」の前作から3年ぶりの新作です。
これ売り上げは5100万ドルと、あまりうまくいっている方ではないこのシリーズの中では悪くないと思うんですけど、評判の方は今回もピリッとはしません。Metacriticで43点、Rottentomatoesで38点。僕はどうしても名優トム・ハーディがマーヴェル・フランチャイズに合ってるとは思えないんですけどねえ。この辺りにもスーパーヒーロー物の限界を感じ始めたものでもありました。
4位初登場は「Conclave」。コンクラーヴェというのはローマ法王を選ぶ選挙のことです。雰囲気だけだと、いつぞやのコンクラーヴェの伝記映画みたいですけど、これは全くのフィクションで、しかもサスペンスです。主演を務めるのはレイフ・ファインズ。
これ、実はかなり前からオスカーの候補として待たれていたほどの映画なんですけど、そうしたこともあってこれ、評判いいんです。Metacriticで79点、ロッテンで92点。この評判で興行がここまで良いとなると、オスカーのノミネーションにはかなり有利ですね。
そして拡大公開で8位に入ってきました、これは話題作です。「Anora」。何を隠そう、この映画が今年のカンヌ映画祭のパルムドール受賞作。監督は
「フロリダ・プロジェクト」「レッド・ロケット」などで知られます鬼才ですね、ショーン・ベイカーが務めています。
この話はブルックリンのロシア人コミュニティで育ったストリッパー、アノーラの話。アノーラを演じるのは25歳の新進女優のマイキー・マディソン。
この映画ですが、評判がかなりすごいことになっています。Metacriticで91点、ロッテンに至っては99点!これはすごく楽しみです。今、こっちの映画祭でやってたりするんですけど、満員御礼で見れません。1月に正式に公開されるのでそれを待ってます。