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最新全英チャート(21/03/26~04/01)

どうも。

では、遅くなりましたが、全英チャート、いきましょう。

SINGLES
1(-)Montero(Call Me By Your Name)/Lil Nas X
2(1)
Wellerman/Nathan Evans
3(3)Peaches/Justin Biever feat Caesar & Giveon
4(2)
Latest Trends/A1J1
5(4)
Friday/Riton feat Mufasa & Nightcrawlers
6(5)
The Business/Tiesto
7(6)
Bed/Joel Corry feat Raye & David Guetta
8(12)Your Love(9PM)/ATB/Topic
9(8)
Don't Play/Anne Marie/KSI/Digital Farm
10(13)Little Bit Of Love/Tom Grennan

はい。リル・ナズXが初登場1位です。

「Old Town Road」がカントリー・ラップなら、今回はメキシカン・BLラップといった感じでしょうか。この人、こういう強烈なつかみ、うまいですよね。曲の出来はおいといて、こういうセンセーショナルな話題作りはかなり上手い人だとは思います。

彼、この曲が1位になったら、SNSのフォロワー全員に靴下をプレゼントすると公言していますが、果たして約束は守られるのでしょうか。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUM
1(-)Collections From The Whiteout/Ben Howard
2(2)Justice/Justin Bieber
3(4)
Future Nostalgia/Dua Lipa
4(-)The Bitter Truth/Evanescence
5(3)
Wild West/Central Cee
6(-)Promises/Floating Points,Pharoah Sanders&LSO
7(6)
The Highlights/The Weeknd
8(5)
Fine Line/Harry Styles
9(9)Greatest Hits/Queen
10(8)
Shoot For The Stars Aim For The Moon/Pop Smoke

初登場1位はベン・ハワード。聞いてみましょう。

これが彼にとって2枚目の全英1位になります。声が若々しいんですが、33歳です。

僕にはちょっと甘ったるい感じかな、と思ってきてた人なんですけど、今回のアルバム、プロデューサーがアーロン・デスナーなんですね。テイラーの「Folklore」「Evermore」手がけたザ・ナショナルのメンバーでもあるプロデューサーなんですけど、こういう仕事もしてたんですね。ちょっと気にして聞いてみようかな。

4位はエヴァネッセンスの、オリジナルではかなり久々のアルバム。これは全米のとこで紹介しましょう。

今週驚くべきは6位です。フローティング・ポインツ。聞いてみましょう。


フローティング・ポインツ自身はエレクトロのDjなんですけど、そこにジャズの大御所サックスプレイヤーのファラオ・サンダース、そしてロンドン交響楽団と言う組み合わせ。

このアルバム自体は先日l、1〜3月のアルバム10選に選ばさせていただいたほど素晴らしいんです。これ、全体で聞くべき作品で抜粋なのが非常に心苦しいんですけど、このピアノの哀愁の美メロに誘導される緊迫感溢れる静寂に対し、4分過ぎから入るスリリングなストリングスがたまりません。これがだんだん激しくなって7分過ぎからの多重的なたたみかけは圧巻です。これ、他の曲でも別パターンで高揚していきますので、よかったら頭から通しで聞いてみてください。


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