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最新全英チャート

どうも。

モービーが自伝で「昔、ナタリー・ポートマンと付き合っていたんだ」と発言して物議醸してます。これに関してナタリーは完全否定し、「世代が上の気持ち悪いオジサン」と言って切り捨ててます。

僕としては

それと同時に「デビューする前のラナ・デル・レイとも付き合ってた」の発言の方が「なんだと〜!!」という感じでしたけどね(笑)。どこまで本当なんだか。

あと

20年ほど前に問題になったザ・ヴァーヴの特大ヒット曲「Bittersweet Sumphony」に関して、訴えていたはずのローリング・ストーンズのミック・ジャガーが印税をヴァーヴのリチャード・アフクロフトに支払い始めた、とのことですね。ちょっとこの件は行き過ぎだと思っていたし、最大のヒットがこんな目に遭ってヴァーヴの悲運伝説が拡大していた印象もあったので、良かったです。

というわけで、全英チャート、行きましょう。


SINGLES
1(1)I Don't Care/Ed Sheeran & Justin Bieber
2(2)Old Town Road/Lil Nas X
3(4)Someone You Loved/Lewis Capaldi
4(3)Vossi Bop/Stormzy
5(8)Hold Me While You Wait/Lewis Capaldi
6(6)Bad Guy/Billie Eilish

7(5)Piece Of Your Heart/Meduza feat Goodboys
8(7)SOS/Avicii feat Aloe Black
9(28)Grace/Lewis Capaldi
10(11)All Day And Night/Jax Jones feat Martin Solveig &Madison Beer

全体の動きはそんなに変わらなかったようですが、

ルイス・キャパルディの新曲がアルバムの発売に伴って上がってきました。

ジャックス・ジョーンズのニュー・シングルが10位に上がってきました。このマディソン・ビアっていう、歌ってる子を盛り上げるための曲っぽい感じですけどね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)Divinely Uninspired To A Hellish Extent/Lewis Capaldi
2(-)I Am Easy To Find/The National
3(-)Rammstein/Rammstein
4(-)IGOR/Tyler The Creator
5(2)
When We All Fall Asleep Where Do We Go/Billie Eilish
6(-)Father Of Asahd/DJ Khaled
7(3)
The Greatest Showman/Soundtrack
8(1)
Hurts 2B Human/P!NK
9(-)Nothing Great About Britain/Slowthai
10(4)
Bohemian Rhapsody/Soundtrack

初登場だらけですね。本当にリリースが多かった。

1位はルイス・キャパルディ。「Someone You Loved」が特大ヒットになった余韻で、イギリスだと今年に入って最も速く売れたアルバムになったらしいですね。評判は良くないですけどね。まあ、バラードっぽい曲が集中すれば、そうもなるでしょうけど。

2位初登場はザ・ナショナル。これは全米までとっておこうかな。

3位初登場はラムシュタイン。聞いてみましょう。

アルバム・リリース自体は9年半ぶりだったんですけど、待ってた人が多かったか、チャート・アクションは過去最高になってますね。本国ドイツでは当たり前のように1位で、イギリスは初のトップ10入りで3位。国際的にほとんどトップ5に入ってます。僕も今回のアルバムはかなり気に入ってますね。とにかく曲がいいのと、歌い始めるとすぐに誰かわかる強いアイデンティティの確立っぷりがいいです。

4位初登場はタイラー・ザ・クリエイター。6位初登場はDJキャレド。この辺りも全米かな。

9位初登場はスロウタイ。聞いてみましょう。

今年はデイヴとかリトル・シムズとかUKものに良質なヒップホップが集まってますけど、これも全曲クオリティ高かったですね。鋭角的なエレウトロのトラックにキレがあるし、スロウタイ自身の、ちょっとだけストームジーに似た、ひっくり返るような高い声でのライムフロー。カッコいいです。

「Nothing Great About Britain」というのも、すごく中身を期待させるレベル・アンセム集で期待を持たせましたね。そういうとこもうまいとは思いましたが、ただ、デイヴのアルバムほどには、曲のスケール感が大きくはなかったかな。平均的が高い代わりに軒並みちょっとまとまりすぎているというか。まあ、10分超える大曲だとか、「黒人とは?」という直球すぎる楽曲テーマとか、デイヴの方が規格外だった、というのはあるんですけどね。





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