マーキュリー・プライズ2020 ノミネート発表
どうも。
少し遅れましたが、これが発表されましたね。
はい。イギリスのクオリティの高いと認められたアルバムに贈る賞、このブログでも毎年のように紹介していますマーキュリー・プライズ。これのノミネーションがありました。
今年の12枚はこのような感じでした。
これは昨年の後半から今にかけてのセレクションですね。
言及しておきますと、まず上段が左から
Song For My Daughter/Laura Marling
Hoodies All Summer/Kano
Seeking Thrills/Georgia
Spook The Herd/Lanterns On The Lake
ローラは何回目かのノミネートじゃないかな。優れたフォークシンガーですカノはベテランのUKラッパー。ジョージアはデビューしたばかりのエレクトロの女性SSW、ランターン・オン・ザ・レイクはこれが4枚目になる女性ヴォーカルのシューゲイザー・タイプのバンドです。
真ん中が
Future Nostalgia/Dua Lipa
Fibs/Anna Meredith
Dark Matter/Moses Boyd
Deep Down Happy/Sports Team
デュアはヒットもしてるし説明はいらないかと。アナ・メレデスはクラシックとクロスオーヴァーするエレクトロのクリエイターなんだそうですね。モーゼズ・ボイドはまだ20代の黒人のジャズ・ドラマー、スポーツ・チームはデビュー・アルバムがいきなり全英初登場2位になったインディ・ロックバンドです。
下段が
How I'm Feeling Now/Charli XCX
Heavy Is The Head/Stormzy
Kiwanuka/Michael Kiwanuka
Every Bad/Porridge Radio
チャーリはあえて説明いらないと思うんですが、ストームジーはナンバーワンUKラッパー、マイケル・キワヌーカはすごくかっこいい黒人ロッカー、ポリッジ・レディオはカリスマ的フロント・ウーマン、ダナ・マーゴリンのバンドです。
あいかわらず幅広いジャンルからの選択で面白いですね。
僕の本命は
もう、ポリッジ・レディオですよ。一択!「グランジ」と言われがちですけど、ダナの感情のままにほとばしるヴォーカルにバックが合わせる印象のバンドです。どっちかと言うと「女性版ジェフ・バックリー」という方が近いです。
このアルバムはイギリスだけでなく、ピッチフォークでもBest New Musicに選ばれてるのにチャートに入ってこなかったんですよね。この賞の獲得と共に全英チャートに入ってほしいのでこれにとってほしいのです!
これじゃなかったら、キワヌーカは去年の僕の年間ベストでもトップ10に入れるくらい大好きなアルバムだったし、ストームジーも昨年の50位以内に入れてました。今年で言うならスポーツチーム、ローラ、チャーリーは年間ベストの50位にはまず入ってくるアルバムですね。この中のいずれかに受賞チャンスがあればいいなと思います。
で、これ、いつどこで授賞式やるのか、よくわかんないんですよ。例年の感じで言えば9月くらいかと思います。