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ショーン・コネリーに捧ぐ 最新全米映画興行成績(2010/10/30-11/01)
どうも。
まずは、今週の全米映画興行成績ですが、こんな感じです。
1.Come Play
2.Honest Thief
3.The War With Grandpa
4.Tenet
5.The Empty Man
6.Hocus Pocus
7.The Nightmare Before Christmas
8.Monsters Inc
9.Spell
10.The New Mutants
ハロウィンらしく、「Come Play」というホラー映画が1位でしたが、今週はそれよりも
ショーン・コネリーが亡くなったインパクトの方がはるかに大きなものでした。
ショーン・コネリーといえば、もう、ジェイムス・ボンド。これはもう、誰もが異議なくあげる名前かと思います。「Bond.James Bond」の毎度の自己紹介もおなじみでしたが、彼はボンドを第1弾の「Dr.No」(1962)から7作つとめましたが、実質、ボンドだったのは1971年まで。一回だけ、復帰してますけど、レギュラーでつとめていたのは僕が1歳のときまで。
だから
物心ついたときには「伝説のボンド」でした。
というわけで、僕の子供の頃はロジャー・ムーアがボンドだったんですが、もう、その頃からずっと言われてました。「ショーン・コネリーこそがボンド」だと。なぜ、そうなのか。それも、ロジャーのボンドのときに、この映画の良さが実はさっぱりわからなかったのですが
ここでも描かれるような、かなりエッチでユーモアのセンス溢れるボンド像ですね。よく再放送がテレビであったので見てましたけど、「ドラえもん」のしずかちゃんのようなお風呂の状態になったボンド・ガールを覗きに来ても、普通なら「おいおい」となるところを、「しょうがねえなあ(笑)」と思いながらも、セクシーにまとめあげる妙な説得力、それがコネリーのボンドにはありました。なんか許せてしまうというかね。
それでいて
それでいて、メチャクチャ強いという。この「ゴールドフィンガー」での、ハットで人殺すオッドジョブとの死闘なんかも、語り草ですよね。
僕は残念なことに、そこまで深く語れるほど007のファンではないんですけど、それでも「DRノオ」「ロシアより愛を込めて」「ゴールドフィンガー」の3本はそれぞれに傑作だと思っています。
ただ、僕の高校、大学の頃はコネリー、第2の全盛期でして、同世代ならそっちの印象が強いんですよね。
リアルタイムでかなりの人気俳優でしたからね。「ハイランダー」「アンタッチャブル」「薔薇の名前」そして「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」。どれも人気あったなあ。特に人気あったのはインディ・ジョーンズのお父さんかな。すごく威厳ある役もいいし、時代劇なんかすごくハマる人なんだけど、やっぱりちょっとユーモアのセンスある役ですごく活きるというかね。このハリソン・フォードとのコンビネーションゆえに、シリーズ最高傑作にあげる人も少なくありません。
90歳なので大往生の部類だとは思うのですが、それでもいつまでも元気でいて欲しかった人だけに残念です。ご冥福を祈りたいと思います。