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最新全英チャート(22/02/04~02/10)と今年のブリット・アワーズ

どうも。

では、全英チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)We Don't Talk About Bruno/Gaitan Castillo Adassa Feliz
2(2)Peru/Fireboy DML feat Ed Sheeran
3(4)Surface Pressure/Jessica Darrow
4(3)ABCDEFU/Gayle
5(5)Where Are You Now/Lost Frequencies feat Calum Scott
6(-)War/Arrdee & Aitch
7(8)Seventeen Going Under/Sam Fender
8(9)Make Me Feel Good/Belters Only
9(7)The Family Madrigal/Stephanie Beatriz & Olga Merediz
10(6)
Overseas/D-Block

6位にラッパー、アーディーの新曲入ってきました。今日は語ること多いので割愛します。

ではアルバムに行きましょう。

ALBUM
1(-)Give Me The Future/Bastille
2(4)
=/Ed Sheeran
3(-)Ants From Up There/Black Country, New Road
4(5)
30/Adele
5(-)Charmed Life The Best Of/Divine Comedy
6(-)Laurel Hell/Mitski
7(67)Psychodrama/Dave
8(-)Requiem/Korn
9(2)
Dawn FM/The Weeknd
10(6)
Sour/Olivia Rodrigo

初登場で1位はバスティール。聞いてみましょう。

EDM型のバンドとしてデビューしたバスティールですが、ブーム去っても人気キープですね。いい意味でチャラくてこの時代のペットショップボーイズ的なポジションになれるかなと思って見てるんですけど、今回、軽さ貼りながらも割と本格的な曲の作りになって、ちょっと脱皮に向かってる感じがしましたね。評判なかなかいいです。

3位初登場はブラック・カントリー、ニュー・ロード。聞いてみましょう。

昨年のデビューもサウスロンドン代表としてかなり話題だったんですが、良くも悪くも「雰囲気勝負」だったところが、今回、エクスペリメンタルなアンサンブルの要素は残しながらも、懸案だったソングライティングで急成長して各地で大絶賛ですね。レビューは今年一番なんじゃないかってくらいに誉めちぎられてますし、チャート上でもイギリスだけでなく、オーストラリア、ドイツ、オランダでもトップ10入ってます。

 ただ、そんな矢先にヴォーカリストのアイザック脱退という、あまりに衝撃なニュースも入ってます。この傑作を残した後、彼らどうするんでしょう。ちょっと心配です。

5位にディヴァイン・コメディ、8位にKORNですが、その間に6位にミツキが初登場です。聞いてみましょう。

いろんなところで年間ベストアルバムに選ばれていた2018年の「Be The Cowboy」以来のアルバムです。今回は商業的ブレイク・ポイントとなるべきアルバムなんですが、幸先良くイギリスで6位、オーストラリアで7位のヒットになっています。

今回、いつになくシンセポップのテイストが強い作風なんですけど、どんなサウンドに振ろうがそれに流されることなく、何をやってもメロディも歌い回しもミツキでしかない世界観で溢れているところが僕は大好きです。本当に軸がぶれない。ひとえにシンセポップといったところで、細かいところでの音の重ね方とかすごく丁寧で好きもないですしね。すごく一つ一つに主張があり、抜かりないのがさすがだと思います。全米チャートの方も楽しみです。

さて、今日は先日8日に行われたブリット・アワーズについて語りましょう。行われた日にすぐやるのでもよかったと思うんですけど、せっかくなら全英チャートのタイミングがいいとも思ったのでね。

今回のブリッツですが、基本

誰もが予想した通りにアデルのためのイベントではあったんですけど、そういう状況でも、かなりトンがった印象のイベントになったから立派です。

グループ賞受賞したのがウルフ・アリスだったり

サム・フェンダーがベスト・ロック/オルタナティヴ・アクトを受賞した上にパフォーマンスもやってね。

さらに

去年、多くの媒体で年間ベスト・アルバムに輝いたリトル・シムズが新人賞(新人じゃないんだけど、笑)を受賞したのに加え、パフォーマンスも目立つ形であってね。

さらに

イギリスのヒップホップで、人気・批評ともに女性のトップがシムズなら男性のトップはデイヴ。その彼もパフォーマンスあった上に、なぜか弾いたエレキギターから炎が飛び出す演出なんかもあったりして(笑)。

あと、今年の今後を予想させるような演出もありましたね。春先にアルバムの出るリアム・ギャラガーのパフォーマンスも話題でした。歓声すごい。やっぱ、今の彼、絶好調ですね。前より音域上がってるなど、50目前にして進化している姿も見せていましたね。

・・・こういう風に見てみると、やっぱブリッツ、グラミーなんかより全然面白いですよね。こういう尖ったアーティストいっぱい出ても、ポップなアピールは成り立つんだよ、と言ういい見本だと思います。





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