最新全米映画興行成績(24/09/06-08)とヴェネツィア映画祭結果
どうも。
では全米映画興行成績、行きましょう。
1(-)Beetlejuice Beetlejuice
2(1)Deadpool&Wolverine
3(4)Reagan
4(2)Alien: Romulus
5(5)It Ends With Us
6(7)The Forge
7(3)Twisters
8(6)Blink Twice
9(8)Despicable Me 4
10(-)The Front Room
先週末が1年で映画館に最も人が入らないレイバーデイの週末だったんですけど、今週はその反動で大物映画が公開されてます。
初登場1位は「ビートルジュース2」。ティム・バートンの最新作にして、
かの名作「ビートルジュース」の36年越しの続編。これは待ってた人、多かったのでしょうね。興行収入、いきなり1億超えてます。
出演もマイケル・キートンにウィノナ・ライダーが引き続き、そこにウェンズデーのジェナ・オルテガが加わる、いかにもなティム・バートンとなってますね。
評判もそこそこいい感じですね。Metacriticで62点、RottenTomatoesで76点。僕のとこでも始まってます。まだ見に行けてないですが。妻がティム・バートンかなり影響受けてる人なので、彼女が先にみにいくかもしれません。
では、今日は興行成績はこの辺にして、週末に発表されたばかりのヴェネツィア映画祭について話したいと思います。
近年、ヴェネツィアが割とオスカーの前哨戦に使われるケース増えてまして、そこで占えるものが結構ありますのでね。
大賞の金獅子賞を受賞したのは「The Room Next Door」。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが初めてスペインから離れ、ハリウッド的なキャストで製作した一本。主演がティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアというだけでも楽しみです。前作「パラレル・マザーズ」が久々にらしさが戻ってきた会心作だったこともあり、期待が膨らみます。
ただそれ以上に注目されてるのが、この「The Brutalist」という監督賞受賞の映画。これ、ユダヤ系ハンガリー人の第二次世界大戦後の人生を描いたエイドリアン・ブロディ主演作なんですけど、なんと3時間30分もある対策なんですよ。監督したのはブレイディ・コーベットという人なんですけど。これ、結構オスカーに向けてバズが立ってきてますね。
主演女優賞にニコール・キッドマンが「Babygirl」で取りました。この部門、当初はマリア・カラスの伝記映画でマリア・カラスを演じたアンジェリーナ・ジョリーが有力視されてましたが、あんな過大評価されてる彼女の受賞はありえないと踏んでました(笑)。ただでさえジャクリーン・ケネディとかダイアナ妃の伝記作った賛否両論多いパブロ・ララインの新作でもありますしね。
あとジョーカー2も今回プレミアあったんですけど、評判今ひとつですね。気にはなるんですけど。
あと、ブラジル絡みで、この映画が脚本賞をとってます。主演の女優さん、フェルナンダ・トーレスって言うんですけど、彼女にもオスカー・ノミネートあり得るんじゃないかとの声も上がってます。彼女、お母さんがフェルナンダ・モンテネグロっていう国内最大の大御所で25年前にオスカー主演女優にノミネートされてるんですけど、親子揃っての快挙あるんじゃないかと言われ始めています。