BBCサウンド・オブ・2020の結果と、最新全英チャート(2020/01/10-01/16)
どうも。
昨日はラッシュのニール・パートの訃報で1回費やしてしまいましたが、重要です。本当に大きかったんですよ、報道。欧米圏では神格化されてる人でもありますしね。
ということで1日遅れで全英チャートなんですが、今日は駆け足で行きます。
SINGLES
1(1)Own It/Stormzu, Ed Sheehan & Burna Boy
2(2)Before You Go/Lewis Capaldi
3(3)Don't Start Now/Dua Lipa
4(4)Roxanne/Arizona Zervas
5(-)Yummy/Justin Bieber
6(5)Dance Monkey/Tones & I
7(15)Someone You Loved/Lewis Capaldi
8(6)Everything I Wanted/Billie Eilish
9(7)Adore You/Harry Styles
10(11)Blinding Lights/The Weeknd
ALBUM
1(2)Heavy Is The Head/Stormzy
2(1)Divinely Uninspired To A Hellish Extent/Lewis Capaldi
3(4)No 6 Collaborations Project/Ed Sheehan
4(5)Fine Line/Harry Styles
5(6)When We All Fall Asleep Where Do We Go/Billie Eilish
6(3)You're In My Heart/Rod Stewart
7(7)Everyday Life/Coldplay
8(10)What A Time To Be Alive/Tom Walker
9(14)Hollywood's Bleeding/Post Malone
10(8)Back Together/Michael Ball & Alfie Boe
こんな感じですね。
ストームジーがシングルとアルバム制したのと、ビーバーのニュー・シングルが入ったくらいですかね。
では、今日はチャート以上にこっちが大事です。
毎年恒例、BBCの年始の企画、その年の新人の有望株を占う「BBC Sound Of」、今年の結果が出ましたので、ここで一気に紹介しましょう。カウントダウン形式でいきます。
5.Inhaler
第5位はアイルランドのダブリンのバンド、インヘイラー。ヴォーカルはイーライ・ヒューソン。お父さんのポール・ヒューソンは、かのU2のボノです。
この歌ってるのがボノの息子ですけどね。お父さんの初期を思わせる感じはありますけど、基本、かなり王道のフツーな感じです。ただ、その「フツーな感じ」そのものがもっと一般的に流行っても良い気がするので、その意味でも個人的にこのてのものがどうなるか、気になりますけどね。
4.Joy Crookes
4位はジョイ・クルックス。すごい可愛らしい感じの21歳の女の子ですけど、声がなかなか渋いです。
個人的にはイギリスで最近出てくる女の子のR&Bシンガーよりは感触良いですけどね。ジョージャ・スミスの生歌にがっかりした恨み節、多少入ってますけど(笑)、エラ・メイやメイベルよりも期待できそうなものは感じてます。
3.Yungblud
3位は、もうすでにうれはじめてますけど、ヤングブラッド。彼もまだ22歳月なのかな。ラウド・ロックに、昨今のアメリカ流産業ロックと、エモ・ラップの要素合わせた感じで、僕は個人的にすごく当たりそうな予感がしてるんですけどね、彼。ある意味、すごく「美味しいとこどり」してるので。
こうやって、イマジン・ドラゴンズのダンと組んでも全く違和感ないでしょ?他にもホールジーとの共演もやってるし。全然本格的じゃないし、売れたら批判もされるとは思うんですけど、ロック盛り上げのため、「短期的ならアリ」な判断を僕は下してます。なんか見てて、西川貴教っぽいんですけどね、彼(笑)。
2.Easy Life
2位はR&Bバンドにイージー・ライフ。今回、バンドだったり、ロックだったり、案外多かったんですよね。6位から10位のあいだにも、もう2つあったくらいだから。
音楽性だけだとわかりにくいんで、パフォーマンス見せてますけど、彼ら、フランク・オーシャンの咀嚼がすごくうまいし、それをバンドでライブでやれるところに、広い支持層得られそうな予感を感じます。今、一番需要あるんじゃないかな、この路線。クールなアイコンになれそうな予感してます。
1.Celeste
1位はセレステ。25歳の女性R&Bシンガーです。彼女はブリット・アワードでもブライテスト・ホープに選ばれていたので、1位は順当な結果なんですけど、もう、EPなら2018年くらいからメジャーで出てたんですってね。時間かけて育てていた、ということなのでしょう。
彼女は、たとえばソランジュとかSZAのイギリスからの回答みたいな形で打ち出していくことになるのかな。まだ、全貌はわからないですが、すごく雰囲気は感じさせる人だと思います。
今回の5組から、実際に頭角を現していくのは果たして誰でしょうね。
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