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ノミネート1週間前!オスカー主要部門予想

どうも。

きょうは

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はい。もう、来週の月曜ですね。発表がせまってます、オスカーのノミネート。これの僕なりの予想をしてみたいと思います。

今年はコロナ禍で前哨戦やらなかったものもあったり、公開本数も少なかったからいまひとつ気持ちが盛り上がらないとこともあったんですけど、でも、蓋を開けてみればそれなりにいい映画はありますね。

では、作品賞から見てみましょう。

作品賞
ノマドランド
シカゴ7裁判
ミナリ
Promising Young Woman
マー・レイニーのブラック・ボトム
あの夜、マイアミで
Judas And The Black Messiah
マンク
The Father

大本命の「ノマドランド」、「シカゴ7裁判」「ミナリ」、「Promising Young Woman」あたりは何を見てもノミネートされてますからね。あと、豊作の黒人映画から何がノミネートされるか。そこを僕は「マー・レイニーのブラック・ボトム」「あの夜、マイアミで」「Judas And The Black Messiah」。ここまでは確実にノミネートされるんじゃないかなと思うんですけど、難しいのは残りの2つ。「マンク」が前哨戦で案外苦戦してるのが気になります。勢いがない。

残りの1本は、見てないのでなんとも言えないんですけど「地味だけど評判のいい」ポジションにある、アンソニー・ホプキンスとオリヴィオ・コールマンの親子愛映画「The Father」と見てます。

監督賞
クロエ・ジャオ(ノマドランド)
アーロン・ソーキン(シカゴ7裁判)
スパイク・リー(ダ・ファイヴ・ブラッズ)
デヴィッド・フィンチャー(マンク)
エメラルド・フェネル(Promising Young Woman)

これが難しいですね〜。今年は有力作の監督が一般に無名ですからね。あと、「ノマドランド」の対抗馬になってる映画がありません。

そこでまず、「ノマドランド」のクロエ・ジャオ、ハリウッドきっての脚本家から監督になっての成功作「シカゴ7裁判」のアーロン・ソーキン。確実だろうと思うのはこの2人だけ。

あとは実績で「マンク」のデヴィッド・フィンチャー。そして、黒人映画から、作品賞のノミネートは外した形で「ダ・ファイヴ・ブラッド」のスパイク・リー。

そしてもう一作、本当に迷うんですけど、バランスで考えて女性監督で「Promising Young Woman」のエメラルド・ファネル。このあたりかな。

主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン(マー・レイニーのブラック・ボトム)
リズ・アーメッド(サウンド・オブ・メタル)
スティーヴィン・ユン(ミナリ)
アンソニー・ホプキンス(The Father)
トム・ハンクス(この茫漠たる荒野で)

主演男優は没後受賞が有力視されているチャドウィックは確実でしょう。

あと、演技を絶賛されている「サウンド・オブ・メタル」のリズ・アーメッド、「ミナリ」のスティーヴン・ユン、あとオスカー常連のアンソニー・ホプキンス。この4人までを確実と見てます。ここまでは、役者のオスカー最大の前哨戦、SAGアワードにもノミネートされましたからね。

そして僕は、ゲイリー・オールドマンのサプライズ落選とともに、「この茫漠たる荒野で」のトム・ハンクスを入れようかと。前哨戦でのオールドマンのいまひとつ勢いのなさを考えたらありえるかなと。

でも、本当は個人的には、「Judas And The Black Messiah」のラキース・スタンフィールドを推したいんですけどねえ。前哨戦で弱いので厳しいかとは思うんですけど、名演だったんですよお。

主演女優賞
キャリー・マリガン(Promising Young Woman)
フランシス・マクドーマンド(ノマドランド)
ヴァイオーラ・デイヴィス(マー・レイニーのブラック・ボトム)
ヴァネッサ・カービー(私というパズル)
アンドラ・デイ(United Sates Vs Billie Holliday)

この部門は今年はキャリー・マリガンとフランシス・マクドーマンドの一騎打ちになるでしょうね。

あとは、もう大女優の雰囲気もありますヴァイオーラ・デイヴィス。それから、受賞にはいたってないものの、前哨戦ではどこでも入ってるヴァネッサ・カービー。ここまでの4人もSAGにノミネートされてます。

あと、途中から追い上げててゴールデン・グローブでサプライズ受賞した、ビリー・ホリデイを演じたアンドラ・デイ。彼女を選びたいと思います。SAGだと「ヒルビリー・エレジー」のエイミー・アダムスなんですけど、彼女、受賞の見込みがないときにかぎってノミネート対象になるので、いい加減、それはやめた方がいいかと(笑)。

助演男優賞
ダニエル・カルーヤ(Judas And The Black Messiah)
サッシャ・バロン・コーエン(シカゴ7裁判)
チャドウィック・ボーズマン(ダ・ファイヴ・ブラッド)
レスリー・オドン・ジュニア(あの夜、マイアミで)
ジャレッド・レト(The Little Thing)

オスカー最有力のカルーヤ、「シカゴ7裁判」でひときわ目を引くサッシャは確実でしょう。

でも、あとはSAGと同じです。チャドウィックのもう一本の映画と、サム・クックそっくりの演技で歌まで注目されたレスリー・オドン・ジュニア、そして、映画の評判はよくないものの、本人の猟奇的な演技は絶賛されている、2013年のこの部門のウィナー、ジャレット・レト。ここは動きなしで。

助演女優賞
マリア・バカロワ(ボラット2)
ユン・ユンジョン(ミナリ)
ヘレナ・ゼンゲル(この茫漠たる荒野で)
グレン・クロース(ヒルビリー・エレジー)
オリヴィア・コールマン(The Father)

ここは「本命なき部門」ですけど、ここもSAGと全く同じ5人で。

本命はボラット娘のマリア・バカロワですけど、映画の内容をまじめに捉える人が多いかどうかですよね(笑)。対抗が「ミナリ」のユン・ユンジョンかな。あと、2019年の主演のウィナーのオリヴィア・コールマン。

あとは一昨年に主演が受賞できなかった同情票でグレン・クロース。そして僕自身はすごく推したい、トム・ハンクスとの擬似親子コンビがすごくよかった「この茫漠たる荒野で」の12歳のヘレナ・ゼンゲル。この5人でいきたいと思います。

・・まあ、そこまで自信持って言ってるわけでもなく、あくまでも遊びですけどね。

ちょうど日本時間で、来週の月曜が終わる頃にノミネート発表されます。こっちはグラミーを前の晩まで見て寝不足のタイミングなんですけど(笑)、さて、どうなるか。





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