ビリー・アイリッシュのセカンド・アルバムが1位! 最新全米チャート(2021/08/14)
どうも。
では、全米チャート、行きましょう。
SINGLES
1(4)Stay/The Kid Laroi & Justin Bieber
2(2)good 4 U/Olivia Rodrigo
3(5)Levitating/Dua Lipa
4(1)Butter/BTS
5(7)Bad Habits/Ed Sheeran
6(6)Kiss Me More/Doja Cat feat SZA
7(2)Industry Baby/Lil Nas X feat Jack Harlow
8(8)Montero (Call Me By Your Name)/Lil Nas X
9(10)Deja Vu/Olivia Rodrigo
10(11)Save Your Tears/The Weeknd
キッド・ラロイ、ついに全米1位とりました!
これ、オーストラリア人の男性ソロでは40年ぶりのことです。
ちなみに40年前というのが
リック・スプリングフィールド、この人もエイティーズの頃には日本でもずいぶん人気がありましたけど、彼の「ジェシーズ・ガール」以来です。同じアイドル・キャラですけど、彼、このとき32歳で今、70超えてますけど、見かけすごく若かったりします。
でも、この2人、50歳以上離れてると考えるとゾッとしますけどね(笑)。
では、アルバムにいきましょう。
ALBUMS
1(-)Happier Than Ever/Billie Eilish
2(1)Fuck Love/The Kid Laroi
3(2)Sour/Olivia Rodrigo
4(-)Welcome 2 America/Prince
5(3)Planet Her/Doja Cat
6(4)Dangerous Double Album/Morgan Wallen
7(-)The House Is Burning/Isaiah Rashad
8(6)The Voice Of The Heroes/Lil Baby & Lil Durk
9(10)Future Nostalgia/Dua Lipa
10(8)Hall Of Fame/Polo G
初登場で1位はビリー・アイリッシュ。聞いてみましょう。
アルバムのタイトル曲ですね。「Happier Than Ever」。これが今週のシングル・チャートの11位ですね。
ただ、大きく入ってきたのはこの曲だけですね。事前にシングル切って、中ヒットくらいのが多かったからだと思いますが、「NDA」が59位、「Getting Older」が69位、「Billie Bossa Nova」が70位。このほか5曲の計9曲が100位に入りました。
今回のアルバムなんですけど、たとえば前作の時点で、「話題になってるけど自分は関心ないな」と思ってたタイプの、普段、インディとか聞いてるタイプの人であるほどほめるような内容のアルバムだと思います。ベースラインのミニマリズムを生かした曲が進化してたり、フォーキーなテイストの曲はすごく良くなってますからね。理屈で成長したことがわかるアルバムです。
ただ、理屈を超えたところでのひらめきがちょっと弱い気は僕はしたんですよね。前作の「You Should See Me In A Crown」「When The Party's Over」の2曲同時ヒットに「Bury A Friend」が来て、「Bad Guy」「Xanny」が来るあの感じ。ああいう、キッズたちをグイグイと勢いで引っ張ってたような圧倒的なわかりやすさが今回ないですね。まあ、あれが「魔法」だったんだと思いますけどね。
でも、まあ、世界のどこでも1位ですからね。文句なしではあるんですけどね。
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