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8月11日はヒップホップが生まれて50周年
どうも。
今日、8月11日はヒップホップが誕生してちょうど50年になると定義されている日です。
なんで、この日なのかというと、1973年8月11日にニューヨークのブルックリンでDJクールハークが初めてのブロック・パーティを主催したからです。
こちらに詳しいことは書かれています。
ただ、それからすぐにヒットが出た、とかそういうことではありません。音源となるのにまず時間がかかってますからね。
最初のヒットは
7年後の1980年、シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」、これが第1号です。
初期のヒットで大事といえば、「ラッパー」「サンプリング」「社会的メッセージ」の観点でいえば、この3曲ですね。いずれも80s初頭。
最初にミリオン売ったアルバムがこれの入ったランDMCの「Raisiing Hell」で
最初にビルボードで1位になっったヒップホップ・アルバムがビースティ・ボーイズの「Licensed To Ill」。この2つが1986年。僕が最初に好きになったヒップホップがこのあたりですね。
80s後半に、ラップ・スキル、サンプリング、メッセージでヒップホップを大きく成長させたのがこのあたりで
アメリカでの黒人の意識高揚の主張と、音楽的発展、そして未曾有のセールスがアメリカでつき始めたのが90s前半。ゴールデン・エイジですね。
そして、やっぱ今持ってこここそがピークかなあ。パックとビギーの頂上合戦。そして、ここからのヒップホップの世界への本格拡大ですね。
ここから先は女性ラッパーも本格的に影響力を持ち始め
ここで世界的メガヒットと批評評価が伴ったものが2000sの前半にも出てきて。ここが2番目のピークかな。
ただ、一回、ここで飽和が来るというか。90sに比べて「シーン」でなく、「突出した才能」でのスターダムな気がするので。
その次までの間を
ここらが谷間で繋いでおいて
2010sにここらの世代で再活性と次の全盛といったとこですかね。
こうして見ると、やっぱ名作多いと思うし、大学とか卒業の頃にスパイク・リーの映画とともに90sのゴールデン・エイジのヒップホップの持つメッセージ性で黒人社会のかなり勉強した身としてはぐっとくるものもありますね。みなさんご存知のように僕はロックファンではあるし、そちらの優先度の方が高くはあるんですけど、でも、ヒップホップを見過ごすことは少なくともこの35年くらいはしてこなかったつもりではあります。
次の50年に向けての発展、と言っても僕は流石にその50年全部を見るとなると103歳になるのでさすがにそれは無理だと思いますが(笑)、見ていきたいなあと思います。