今日が実はロックンロール生誕70周年説も!エルヴィス・プレスリー、「That's All Right」録音
どうも。
そういうことを言っている人が世界でも多くはないんですが、今日、1955年7月5日をロックルロール生誕70周年とする説は実はあるんです。
それがなぜかと言いますと
かの、ロックンロール・キング、エルヴィス・プレスリーがサン・レコードから「That's All Right」のレコーディングを行った日だからです。
この日に録音して、2週間後の19日にシングルとして世にでてます。だから19日を記念日にするパターンなのかな。
ロック史を知ってる人からすれば、「えっ、ロックのはじまりって、1955年からじゃないの?」という人もいるかもしれません。
ビル・へイリーの「Rock Around The Clock」をロックンロールのはじまりにする説が当たり前の時期が長かったからですね。
僕自身はこれ、嫌いな説では決してないんです。というのも
この当時に社会現象にもなった映画「暴力教室」のテーマソングになって、このイメージがロックンロールに危険なイメージを植え付けて現象になったわけですからね。
ここでナイフをもって喧嘩するの、後の名優、黒人俳優のパイオニアのシドニー・ポワチエだったりもします。
で、近年、なぜ、この曲をロックのはじまりとするのを避けられる傾向があるのかというと
単純にエルヴィスとビル・へイリーの、容姿の差なんですよね。やっぱ、かっこいいヒーローにこそ、パイオニアになってほしいという。
そうでなくても、この頃のヒット実績でもエルヴィスが圧倒的に上回るし、ロックンロールを持続的に世界に広めた張本人はエルヴィスですからね。そこで「エルヴィス史観」になるのはある程度、仕方ないとは思います。
ただ、この話を本当はメインにしたいわけではなく、ここを契機にロックの70年史について語ることをしたいのです。
その話を明後日くらいからしたいと思います。