あの提供曲が自身の声で! プリンス待望のお宝アルバム「Originals」を聴いた
どうも。
今週末、新作でのリリースではめぼしいのがなかったのですが、一部ではありますが、これも出ました!
プリンスの未発表作品集、「Originals」、これがTILDAL配信限定という形ではありますが、出ました。一般に出るのは21日のようですが、幸いにも僕はTIDAL会員なので、聞くことができました!
プリンスが、とりわけ「プリンス&ザ・レヴォルーション」名義でアルバムを出していた頃、1984年から86年くらいの時期ですが、この頃が人気の面では絶頂にあったものですが、この時期の彼の凄さを物語っていたのは彼の出すアルバムだけではありません。彼が直接関わったアーティストや、中には決してそういう間柄でもなかったアーティストに提供した曲のヒットでも、その影響度が語られてもいたものです。
今回の「Originals」には、生前には本人のヴォーカルによるオリジナルが発表されていなかった曲が、とうとう世の中に正式にお披露めされることになったわけです。
注目の曲はこんな感じですね。
このあたりは、そんな「プリンス・ブーム」の時期にプリンス一派として愛されたアーティストによるものですね。このあたりの曲のプリンスによるオリジナルが入ってます。
そういう一派だけでなく
そして、直接一派ではなかったものの、「これは実はプリンスが書いた曲なのだよ」とリアルタイムで言及されてヒットした曲の殿下オリジナルも入ってます。この辺りだと、プリンスのファンじゃなくても知ってる方も少なくないんじゃないかな。シネイドはもともと、プリンス一派のザ・ファミリーというグループのカバーでしたね。
そして、熱心なファンの間でも忘れられてる曲も今回オリジナルで入ってます。ジル・ジョーンズはプリンスのレーベル、ペイズリー・パークからリリースしたアーティストですけど、僕も「そういえば!」って感じでしたね。ケニー・ロジャースのこの曲は知りませんでしたね。
こういう曲が、全部で15曲、殿下の声のオリジナルで収録されています。ただ、多くの曲で、他のアーティストが採用したヴァージョンにかなり近いんですよね。僕が推測するに、それらのレコーディング用に作ってあげていた仮歌だったのかな、という感じですけど。
中には「マニック・マンデー」みたいに、ヴァージョンがかなりラフで、バングルズがレコーディングされる際にヴァージョン・アップされているような例もありますね。
参考までに、「他人が歌ったプリンスのナンバー」というのは、これだけではありません。
シーナ・イーストンのこれもそうですね。今回、これ、「入るかな」と思って期待したんですけどなかったですね。彼女は「U Got The Look」「Arms Of Orion」で2回プリンスのデェエット・パートナーを務めていて、他にもプリンス・ナンバーあるので、そのうち何かあるかな、とも思うんですけどね。
あと、これらはプリンス・ブームの時に、プリンスのすでに発表した曲のカバーとして知られた曲ですね。どっちとも1984年に話題になってますけどね。
1984年といえば、今週から来週にかけて、なんかそういう気分にさせてくれることが立て続けに起こります。なので今週、このブログは「1984年特集」をやってみようかな、などと考えているところです。
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