これじゃ開催意義なし・・・。BBC Sound Ofが実質、「終了」。
どうも。
ちょっと、ガッカリするニュースです。
イギリスの毎年年始に恒例の優秀新人予想企画「Sound Of」の2025年のリストが発表されたんですけど、これがねえ~。
えっ?
チャペル・ローン???
意味わかんないですよ。だって、新人どころか、全英チャートでもすでに1位になってるのに!!
他も違和感しかありません。
Barry Can't Swim
Chappell Roan
Confidence Man
Doechii
English Teacher
Ezra Collective
Good Neighbors
KNEECAP
mkgee
Myles Smith
Pozer
もう既にマーキュリー・プライズ受賞したエズラ・コレクティブやイングリッシュ・ティーチャー、同じくノミネート済みのバリー・キャント・スウィム、全英トップ10出してるコンフィデンスマンにマイルズ・スミス。あとDoechiiもグラミーの新人賞ノミネートですよ。
こういう、もうすでに実績ある人たちばかりを「新人」としてノミネートすることに違和感を覚えずにはいられません。これ、言い換えれば、「来年のイギリスには、ギョーカイがプッシュしたいメジャーレーベルからのデビュー組がいません」というのと同義だし、それをごまかすための工作にしか見えません。
あの企画があったからこそ、その1年の指標が立てれたし、リリースを楽しみに待つことも出来た。すごく意味があったことだと思うんですけど、これじゃ来年に誰のデビュー・アルバムを期待して良いかもわからないですよね。
もう、こういうことしだしたら、企画としてはおしまいですよね。何年か前からこの傾向、あったんですけど。確かに、これで話題にならないと売れないとかでは決してないんですけど、ギョーカイの活気というか意気込みみたいなものが感じられてたのはいいことだと思っていたので。
この結果を大きく報じることはここではないですね。