最新全米映画興行成績(2019/10/11-10/13)
どうも。
台風の被害、こちらでも耳に入ってきています。早く復興することを願っています。
では、全米映画興行成績、行きましょう。
1(1)Joker2(-)The Addams Family
3(-)Gemini Man
4(2)Abominable
5(3)Downton Abbey
6(4)Hustlers
7(7)Judy
8(5)It Chapter Two
9(-)Jexi
10(6)Ad Adtra
今週も「ジョーカー」が5500万ドルの興収で1位でした。
2位で初登場は「アダムス・ファミリー」の最新版。今度はCGアニメですね。90sはアンジェリカ・ヒューストンやラウル・ジュリア、そしてクリスチーナ・リッチでかなり続いたシリーズにもなりましたね。元は60sのテレビドラマです。
さすがにこれだけ知名度高い定番シリーズだと興収も3000万ドルと高いですね。
ただ、これ、評判が良くありません。Metacriticで45点、Rpttentomatoesで44点。見たいんですけど、忙しい時期だと2の足踏みそうな点数でもあります。
そして予想を下回る初登場となったのはウィル・スミス主演の「Gemini Man」。これはウイル・スミス扮する政府お抱えの殺し屋が過去の自分と相対するアクション・スリラー。これは1976年に放送されたテレビ・シリーズがオリジナルのようですね。
これ、監督に巨匠アン・リーも迎え、制作費1億3800万ドルとかなり気合入れて作っているはずなんですが、興収わずか2000万ドル。Metacriticで46点、Rpttentomatoesで25点と散々な評価。これだとかなり損失でそうです。ウィル・スミスのこのテの路線、明らかに飽きられてもいますね。
9位初登場は「Jexi」。これは「ピッチ・パーフェクト」で人気者になったアダム・デヴァインの主演コメディです。これは主人公とスマホの、妙な関係を描いた映画です。なんか、2013年の「HER」を思い出させる感じですけどね。
ただ、これ、評判はかなり悪いです。Metacriticで41点、Rpttentomatoesでは13点。今週は3つともイマイチですね。
あと今週は、カンヌ映画祭のパルムドール受賞のパニック・ホラー「パラサイト」が、全米たった4館の公開で、いきなり口コミで人気が爆発。この館数だけで13位に入る大ヒットを記録しています。外国映画ながら、オスカーの作品賞のノミネートもあり得るんじゃないかと言われている作品。これ、拡大公開あり得るでしょうから、来週トップ10、ありえますね。オスカーに向けては好材料といえるでしょう。