![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21133589/rectangle_large_type_2_aa5ce7c42927dd3d573ed85b6bc42520.jpeg?width=1200)
リル・ウージ・ヴァートが席巻! 最新全米チャート(2020/03/21)
どうも。
我が家も、生活において影響受け始めていますね。「子供の面倒、日中は誰が見るか」とか、そんな感じで。ブラジルのクソ大統領が、コロナについてナメた言動しているうちにブラジルでも感染者がすごく増えて、今日、とうとう死亡者が3、4人発表されましたね。サンパウロとリオでそれぞれ同じくらいだったかな。
こんな感じですね。今、ちゃんとした情報流さないとうるさいので、こうやって、具体的な事実に基づくニュースを貼っていきますね。
では、全米チャート、行きましょう。
SINGLES
1(1)The Box/Roddy Ricci
2(3)Don't Start Now/Dua Lipa
3(2)Life Is Good/Future feat Drake
4(7)Blinding Lights/The Weeknd
5(4)Circles/Post Malone
6(-)Baby Pluto/Lil Uzi Vert
7(6)Roxanne/Arizona Zervas
8(-)Lo Mein/Lil Uzi Vert
9(-)Silly Watch/Lil Uzi Vert
10(10)Intentions/Justin Bieber feat Quavo
ロディ・リッチ、相変わらず強いですね。
今週、リル・ウージ・ヴァートが圧倒的に強いですね。アルバムが出た週ということもありますけど、トップ10に一気に三つ。圏外でも多いです。
それにしてもBTSはかなりの売上で、ストリーミングもいろんな曲が一挙にされたのにトップ10には行ったのは「On」だけなのに、なんでリル・ウージだと、こんなに入るんでしょうね。なんか不公正なものを感じるんですが、このあたりのこと、わかるチャートマニアの方、いらっしゃいましたら、教えてください。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(-)Eternal Atake/Lil Uzi Vert
2(-)Chilombo/Jhene Aiko
3(2)YHLQMDLG/Bad Bunny
4(-)My Turn/Lil Baby
5(-)Neo Zone/NCT127
6(5)Please Excuse Me For Being Antisocial/Roddy Ricch
7(9)Hollywood"s Bleeding/Post Malone
8(3)Map Of The Soul 7/BTS
9(6)Changes/Justin Bieber
10(-)Suga/Megan Thee Stallion
ということで、リル・ウージ、1位です。
彼の場合、
この曲がヒットした頃から、「他のエモラップとは音楽的に一枚上だな」と思ってたし、今回のアルバムの先行でも
トラックのリズムがかなりキャッチーなこの曲で出てきてたので、「ああ、これは、これまでのエモ・ラップの規模を超える、というか、頭ひとつ抜け出すな」と感じたんですが、アルバムの売れ方見るに、予想できたものになってますね。
僕はエモラップの場合、「スタート地点の完成度がかなり低い音楽」だったと思っていて、それゆえ、XXXテンタシオンだの初期のポスティトかはかなり苦手だったんですけど、「荒削りの中から共感度の高さで浮上してきた音楽ゆえ、これから磨かれるのかもね」と思って見ていて、ジュースWRLDがどうなるのかなあ、と思って見ていたら昨年秋の急死でしょ?というわけで、リル・ウージが主役の座を一人で持って行った感じですね。
そういうこともあって、今回のこのアルバム、「時代の主役になれる要素のあった作品」だったと思うんですよね。アルバムの印象としては、トラックもやっぱり、この手のものでは一番完成度も高いし、リル・ウージがゲストもほとんど迎えず、一人でちゃんとラップをやろうとしているのも感心したし、ちゃんとスピードや複合的なリズムにタイプできるいいラップもできるなと感じましたね。
ただ、「絶好のタイミングで、すごいの作ったなあ、おい!」みたいな、最高のチャンスでの絶対的な完成度・・・みたいな感動までは得ることができなかったぁなあ。もう少し、その「時代のお膳立て」の中での達成感に酔いたかったところなんですけど、そういう感動はなかったかな。
2位初登場はジェネ・アイコ。これも聞いてみましょう。
彼女も、この一つ前のアルバムから、僕、好きなんですよね。2018年だったかな。あの年の年間ベストで40位台でしたけど、入れてますね。この人も、ソランジュ、SZAと同じく、2010sに装いが新たになった新しいタイプのR&Bのアーティストなんですけど、SZAよりもむしろ早くそうしたアプローチしてたのに、なんか過小評価されてますよね。惜しいです。ドビュシーとかラベルみたいな印象主義クラシックみたいなふわふわした感じのトラックう、今回さらに強調されています。難を言えば、アルバムが長すぎ。これは前作のときもそうでしたけどね。
5位ですが、このブログでかねてから言ってる通り、コリアン・インヴェージョンですよ!NCT127。これでモンスタX、BTSに続いて、1ヶ月で3組目のKpopでのアルバム、トップ10入りです。
そして10位に女性ラッパー、メガン・ザ・スタリオン。これも聞いてみましょう。
今回、EPと聞いていたのでチェックが甘くなっていたのですが、9曲もあるんですね。しかも、この人、スキル、かなりのものです。トラックも90sを思い起こさせるかなり本格派な感じでね。これはフル・アルバムにかなり期待持たせますね。