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ゴールデン・グローブ結果と三大ギルド・アワードのノミネート(2023)

どうも。

オスカーに向けて、この3日で大きな動きがありました。

まず

10日発表されたゴールデン・グローブの結果からみていきましょう。

作品賞(ドラマ)
フェイブルマンズ

作品賞(ミュージカル&コメディ)
イニシェリン島の精霊

主演男優賞(ドラマ)
オースティン・バトラー(Elvis)

主演男優賞(ミュージカル&コメディ)
コリン・ファレル(イニシェリン島の精霊)

主演女優賞(ドラマ)
ケイト・ブランシェット(Tar)

主演女優賞(ミュージカル&コメディ)
ミシェル・ヨー(Everything Everywher All At Once)

助演男優賞
キー・ホイクワン(Everything Everywhere All At Once)

助演女優賞
アンジェラ・バセット(ワカンダ・フォーエバー)

作品賞(ドラマ)
House Of The Dragon

作品賞(ミュージカル&コメディ)
Abbot Elementary

作品賞(リミテッド)
ホワイト・ロータス

主演男優賞(ドラマ)
ケヴィン・コスナー(Yellowjackets)

主演男優賞(ミュージカル&コメディ)
ジェレミー・アラン・ホワイト(The Bear)

主演男優賞(リミテッド)
エヴァン・ピーターズ(American Horror Stories Jeffrey Dahmers Story)

主演女優賞(ドラマ)
ゼンデーヤ(Euphoria)

主演女優賞(ミュージカル&コメディ)
キンタ・ブランソン(Abbot Elementary)

主演女優賞(リミテッド)
アマンダ・サイフリッド(The Dropout)

助演男優賞(コメディ/ドラマ)
タイラー・ジェイムス・ウィリアムズ(Abbot Elementary)

助演男優賞(リミテッド)
ポール・ウォルター・ハウザー(Black Bird)

助演女優賞(コメディ/ドラマ)
ジュリア・ガーナー(オザークへようこそ)

助演女優賞(リミテッド)
ジェニファー・クーリッジ(ホワイト・ロータス)

TVドラマもまざってますが、このような感じです。

そして、これに加えて、11、12日に、オスカー最大直結の3大ギルド・アワードのノミネートが発表されました。

このギルド、組合はですね、オスカーの実際の投票者とダブることから、オスカーのノミネートのバロメーターとされています。

まずは

俳優のギルドが選ぶ、スクリーンズ・アクターズ・ギルド、SAGアワードのノミネートを見てみましょう。

主演男優賞
オースティン・バトラー(Elvis)
ブレンダン・フレイザー(The Whale)
コリン・ファレル(イニシェリン島の精霊)
ビル・ナイ(生きる)
アダムサンドラー(Hustle)

主演女優賞
ケイト・ブランシェット(Tar)
ミシェル・ヨー(Everything Everywher All At Once)
アナ・デ・アルマス(Blonde)
ヴァイオラ・デイヴィス(Woman King)
ダニエール・デッドワイラー(Till)

助演男優賞
ポール・ダノ(フェイブルマンズ)
キー・ホイクワン(Everything Everywhere All At Once)
ブレンダン・グリーソン(イニシェリン島の精霊)
バリー・キオーガン(イニシェリン島の精霊)
エディ・レッドメイン(グッド・ナース)

助演女優賞
アンジェラ・バセット(ワカンダ・フォーエバー)
ホン・チャウ(The Whale)
ケリー・コンドン(イニシェリン島の精霊)
ステファニー・スー(Everything Everywhere All At Once)
ジェイミー・リー・カーティス(Everything Everywhere All At Once)

アンサンブル
バビロン
イニシェリン島の精霊
フェイブルマンズ
Women Talking
Everything  Everywhere All At Once

アンサンブル(スタント)
アバター2
ザ・バットマン
ワカンダ・フォーエバー
トップガン マーベリック
ウーマン・キング


男優賞(ドラマ)
ジョナサン・バンクス(ベター・コール・ソール)
ボブ・オデンカーク(ベター・コール・ソール)
ジェイソン・ベイトマン(オザークへようこそ)
ジェフ・ブリッジズ(The Old Man)
アダム・スコット(セヴェランス)

男優賞(コメディ)
アンソニー・カリガン(Barry)
ビル・ヘイダー(Barry)
スティーブ・マーティン(Only Murders In The Building)
マーティン・ショート(Only Murders In The Building)
ジェレミー・アレン・ホワイト(The Bear)

男優賞(リミテッド)
スティーブ・カレル(The Patient)
タロン・エジャートン(Black Bird)
サム・エリオット(1883)
ポール・ウォーターハウス(Black Bird)
エヴァン・ピーターズ(American Horror Story Dahmer)

女優賞(ドラマ)
ジェニファー・クーリッジ(ホワイト・ロータス)
エリザベス・デビッキ(クラウン)
ジュリア・ガーナー(オザークへようこそ)
ローラ・リニー(オザークへようこそ)
ゼンデーヤ(Euphoria)

女優賞(コメディ)
クリスティーナ・アップルゲイト(Dead To Me)
レイチェル・ブロスナハン(マーヴェラス・ミセス・メイゼル)
キンタ・ブランソン(Abbott Elementary)
ジェナ・オルテガ(ウェンズデー)
ジーン・スマート(Hacks)

女優賞(リミテッド)
エミリー・ハント(The English)
ジェシカ・チャステイン(George And Tammy)
ニーシー・ナッシュ・ベッツ(AmericanHorrorStory Dahmer)
ジュリア・ガーナー(令嬢アンナの真実)
アマンダ・サイフリッド(The Dropout)

アンサンブル(ドラマ)
ベター・コール・ソール
クラウン
オザークへようこそ
ホワイト・ロータス

アンサンブル(コメディ)
Abbott Elementary 
Barry
The Bear
Only Murders In The Building 
Hacks

アンサンブル(スタント)
Andor
TheBoys
House Of The Dragon 
The Lord Of The Rings
Stranger Things

これ、ゴールデン・グローブでもそうだったんですけどEverything Everywhere All At Once(以下EEAAO)、フェイブルマンズ、イニシェリンのほぼ3つ巴戦なんですよね。この3つはオスカー、決定的です。

ただ、僕的に残念なのは、主演男優でトム・クルーズ、主演女優で「フェイブルマンズ」のミシェル・ウィリアムズ、助演女優賞で「Women Talking」のジェシー・バックリーがないことですね。これはちょっと悲しい。トップガンなんて、トムのための映画だったというのに、作品がノミネートされそうで、彼自身がないというのはどうなのかと・・。

つづいて

ディレクターズ・ギルド・アワーズ、日本で長らく全米映画監督協会賞と呼ばれているものですが、ここでも発表がありました。

5人の監督、こんな感じです。

ダニエルズ(EEAAO)
スティーヴン・スピルバーグ(フェイブルマンズ)
マーティン・マクドナー(イニシェリンの精霊)
トッド・フィールド(TAR)
ジョセフ・コシンスキー(トップガン マーヴェリック)

この5人ですね。妥当だと思います。現状、下馬評でリードしている5作品の監督ですからね。

これに加えて

プロデューサーズ・ギルド・アワーズ、PGAのノミネートも発表されました。このアワードは作品が10作選ばれるので、オスカーの作品賞のノミネートの目安になっていますが、こんな感じです。

EEAAO
フェイブルマンズ
イニシェリンの精霊
TAR
トップガン・マーヴェリック
ELVIS
アバター2
ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー
グラス・オニオン
The Whale

う〜ん、上の5作は納得なんですけど、下の5作がなあ。

「ELVIS」「アバター2」は見たけど、作品としてなんでそこまで評価されるのかが個人的にはわからないし、「ワカンダ」は好きで、アンジェラ・バセットの助演女優賞は僕も推したいところなんですけど・・・。

この5作がオッケーなら、「RRR」とか、人間ドラマとしてすごくバズのある「Women Talking」を何故選ばないのか。正直疑問ですね。


いずれにせよ、24日にオスカーのノミネート発表はあります。直前に予想するかもしれません。















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