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最新全米映画興行成績(21/10/22-21/10/24)
どうも。
アレック・ボールドウィンのアクシデント、びっくりしましたね。ウェスタン映画のセットでピストルを撃ったら実弾が出て、女性の撮影監督が死亡してしまったという。なぜ実弾が出るようになっていたのか。これは本当に不可解ですよね。で、それを扱うことになってしまった彼にも本当に気の毒です。真相は捜査されることになるでしょうね。
では、全米映画興行成績、いきましょう。
1(-)Dune
2(1)Holloween Kills
3(2)No Time To Die
4(3)Venom Let There Be Carnage
5(-)Ron's Gone Wrong
6(4)The Addams Family 2
7(5)The Last Duel
8(6)Shang-Chi And The Legend Of Ten Rings
9(-)The French Dispatch
10(7)Honla Rahk
初登場で1位は「Dune」。1984年のデヴィッド・リンチの映画「デューン 砂の惑星」を「ブレードランナー2049」でもおなじみのドゥニ・ビルヌーヴがリメイクした作品です。
「砂の惑星」の方をラッキーにもこないだウェブ上で見たんですけど、「え!?」って感じの、SF作品にしては随分安っぽい、リンチ作品とは思えないクオリティでびっくりしてしまいましたが(苦笑)、これを原作小説に沿ってビルヌーヴがティモシー・シャラメを中心にして作り変えたのが本作です。
これですが、興行も4100万ドルという、ポスト・パンデミックを考えても立派な数字なんですが、評判もなかなかですよ。Metacriticで74点、Rottentomatoesで83点。僕は今週末に観に行く予定です。楽しみにしているところです。
5位初登場は「Ron's Gone Wrong」。これは20世紀フォックあらため20世紀スタジオによる新作アニメ。近未来を舞台にしたコメディ・タッチのもののようですね。
これも評判、そこそこいいですね。Metacriticで65点、Rottentomatoesで73点。
そして9位に鬼才ウェス・アンダーソンの新作「フレンチ・デスパッチ」が入ってきました。「犬が島」以来、3年ぶりの新作です。
もう、このセットの組み方からして神経症的な細密画の趣というか、この人にしか作りえない、ある種、異様な雰囲気を漂わせていますけど、こちらもティモシー・シャラメ、メインで出ていますね。
カンヌなどにも出展して期待値は高いんですけど、Metacriticで75点、Rottentomatoesで73点と、一般ユーザーよりのロットンの方が評価がやや低いのが気になるところです。