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年間ベスト・アルバム・・・に行く前に、50位圏外の惜しかった10枚

どうも。

では

明日から毎年恒例、年間ベスト・アルバム、行きます!

ただ、今年は例年よりも入れたいアルバムが本当に多かった。実際、一回、リストに名前書いたり、専用プレイリストに曲加えたのに泣く泣く外したものが多かったですからね。ここで、そういう「惜しかったアルバム」を10枚紹介しておこうと思います。

こんな感じです。

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はい。結構豪華な並びだと自分では思うんですけど、簡単に説明しましょう。

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まず、これが一番惜しかった。マストドンの「Hished And Grim」ゴジラの「Fortitude」。これ、迷ってですねえ。両方とも選びたかったんですけど、残り1枠になってしまって、この2枚から1枚しか選べなくなってしまってですね。どっちもプログレ的な、ここ最近のメタル界隈ではかなり人気どころでこれから1枚となると難しくてですね。実は1度、両方ともプレイリスト、入れてたんですけど、なんか「これでいいのかなあ」と数日迷った末、「ラウドロック、今年、僕にしてはただでさえ選んでるからいいや」と思い、他の良いものを見つけたので外しました。両方とも、いろんな年間ベストの上位に入ってるだけに惜しかったんですけどね。

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そして、僕がセイント・ヴィンセントをリストから外す日が来てしまいました。前々作は某雑誌用に1位に、前作もトップ10入れるほど、僕の年間では欠かせない人なんですけど、この「Daddy's Home」、なんかあざといというか、企画性の強さの方が目立ってしまってて、素晴らしい出来だと思うんですけど、なんか入っていけなくてですね。彼女が、プロデュース手掛けたスリーター・キニーの不和、分裂の理由のひとつになってるのが引っかかってないといえば嘘になるんですけど、これも一回プレイリストに入れてたんですけど、モヤっとした気持ちが消えないので外しました。

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それからジャパニーズ・ブレックファストの「Jubilee」。これは、3年前でいうところのミツキの「Be The Cowboy」同様、いろんな媒体で年間ベストの上位に来るのはわかってはいるし、僕みたいなタイプが真っ先に選ぶべきものだとは思うんですけど、こと彼女に関しては、「面白いことやってるけど、曲でピンと来たのがこれまでのキャリアで1曲もない」という、微妙な相性の悪さですね。今年、女性アーティストで好きなアーティスト、本当にたくさんいたから、そちらの方を優先させていただきました。

 今年の僕の年間ベスト、女性アーティストが4割超えてるんですけど、それでも結構ビッグな名前、他媒体だったら上位に入ってるような人が結構外れてます。

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このガール・イン・レッドの「It Could Make It Go Quiet」も一度プレイリストに入れたんですけど、もうひとつ、彼女と近い世代のアーティストと枠を争って外れました。でも、良いアルバムでした。

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それからKポップではTXTも、これもプレイリストにまで入れたんですけどねえ。今年はTWICE、セブチも良いアルバム出してましたけど、やっぱり去年入れたバンタン、ブルピンほどではないし、TXTをその中では推したかったんですけど、ロック路線継承とはいえ、昨年のEPほどの衝撃は正直なかったかな。でも、韓国は1作入れてますのでお楽しみに。

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R&B/ヒップホップは今年の前半があまりにもサッパリだったので心配になったんですが、後半にいいの出てきましたね。ここからの3枚は「ここから1枚選ぶ」として名前入れてたんだけど入らなかった3枚です。まずイギリスのジョイ・クルックスのアルバム「Skin」。すごく年に似合わぬ渋い歌声とレゲエとネオ・ソウルが混ざったUKらしいソウルの王道で好きなんですけど、もう少し盛り上がって欲しかったかな。

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続いてドージャ・キャットの「Planet Her」。これ、ポップR&Bとしてはよくできたアルバムだったと思います。予想以上に良かったです。ただ、曲数多すぎて、いらない曲が結構目立ったので、そこがなければ入ったかなと思います。

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名ラッパー、NAS、「King's Disease 2」も考えました。前作に引き続いて好調持続で、コンビを組んだHit-Boyのトラックとの相性の良さは際立ってたと思います。もう1枚好調が持続されれば、そのときはランクイン、ある気がします。

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そして、ラストはアデルの「30」。選考の最終週に出て「凄く良かったら30位にしよう」と本気で思ってたんですけど(笑)、「Oh My God」(この曲は彼女史上でも最高の曲)とか、それにふさわしい曲はありはしたものの、一部、「このプロデューサーはいらなかったろう」「インフローはリトル・シムズ、マイケル・キワヌカ、Sault」に対してほど、本気の仕事をしていない」など、気になるポイントがあったので、外しちゃいましたね。リリースがもう少し経った後だったらもう少し冷静になれるので、そうしたら入ったかもわからなかったです。

・・・という感じです。では明日からの年間ベスト・アルバム、お楽しみに!


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