ドラマ「デイジー・ジョーンズ&ザ・シックス」 70sロックファン必見のドラマがはじまってるぞ!
どうも。
本当は国際女性デーの昨日書きたかったんですけど、今日はこのネタでいきます。
今、アマゾン・プライムで、70年代の洋楽好きならたまらない感じのドラマの配信がはじまってます。それが
それがこの、「デイジー・ジョーンズ&ザ・シックス」。3月3日から配信がはじまりました。
変則配信で、今月いっぱい、金曜まで配信されるんですが、3月3日に、全10話中の3話の放送が行われています。
そこまでがどういう話かを、ここに書いておきましょう。
話は、1977年の秋に、突如解散した当時最大の人気バンド、デイジー・
ジョーンズ&ザ・シックスについて、20年後にドキュメンタリーで振り返る、というものです。
それに沿って行くと、
1960年代後半、オハイオ州ピッツバーグで、ロックスター志望のビリー・ダンは、自分たちの弟とともにダン・ブラザーズ、というバンドを結成して活動を始めます。
一方、デイジー・ジョーンズは、10代だった60年代後半からロック少女。彼女はロサンゼルスのロックの中心だったサンセット・ストリップに出入りするようになりますが、グルーピーにはなれず、やがて「自分自身で歌いたい」と、フォークを歌うようになりますが、元来シャイな性格もあって、普段はサンセット・ストリップ周辺でバイトに明け暮れます。
70年代に突入後、地元でそこそこの評判を得たダン・ブラザーズは一念発起してLAに上京。ビリーの才能に惚れ込んだ
彼の恋人、カミラも一緒に上京することになります。
また、上京に際して
これまでは別のバンドにいた女性キーボーディストの、なぜかイギリス英語を話す女性、カレンが加入します。
ダン・ブラザーズはLAでバンド名を、5人組なのにザ・シックスという、ちょっと不思議なネーミングに改めます。彼らはそこで
業界の大物マネージャー、テディ・プライスに売り込みをかけます。ザ・シックスを気に入ったプライスはライブのブッキング、さらにアルバムの制作に入りますがビリーの自堕落さもあって、なかなかうまくいきません。
その一方で
プライスは小さなライブハウスでフォークを歌っていたデイジーの才能に気がつき、彼女をスカウトしますが、デイジーが当初、その話に戸惑って話が進まなくなっていました。
ところが、プライスと話をしている際、ザ・シックスのデモを聞いたデイジーはそれをいたく気に入り
それがもとで、1974年、ザ・シックスとレコーディングすることになり・・
・・と、話はここまで進んでいます。
これはですね
アメリカで大ヒットした、この原作小説がもとになっています。これは
今、アメリカですごい売れっ子になってます作家、テイラー・ジェンキンス・リードの代表作。ほかにも話題のヒット作がありますね。
これは、原作が売れてる当時から
フリートウッド・マックの「噂」、当ブログでも度々話題にしてきてますけど、あのアルバムの頃を意識しているだろうともっぱら言われてます。
こういう風に、スティーヴィー・ニックスともよく比較されてます。ただ、どっちかというとフローレンス&ザ・マシーンっぽく見えるんですけどね(笑)。
このデイジー・ジョーンズ役を
ライリー・キーオが演じてます。彼女は
「マッドマックス 怒りのデスロード」のときの女性戦士の一人ですね。この右端の人です。それ以降、インディ映画の話題作に立て続けて出てて注目されてました。
彼女はリサ・マリー・プレスリーの娘、ということはエルヴィス・プレスリーの孫。さらに一時的ではありますが、マイケル・ジャクソンが継父だったこともある人です。
ただ、それよりも
ビリー・ダン役をサム・クラフリンが演じていることのほうが驚きですね。彼、エミリア・クラークのロマンティック・コメディ「世界一キライなあなたに(Me before You)」の相手役だった人。あれがもう7年くらい前で、この役にはちょっと年齢、上すぎるだろとも思ったんですけど、がんばってます。
あとですね
カレン役のスーキー・ウォーターハウス。彼女、今、インディ・ロックのアーティストとして売り出し中ですよ。元は女優さんで、かのロバート・パティンソンの奥さんでもある人なんですけど、それこそ今月末にロラパルーザでブラジル来るんですよ。多分、今年のロラで僕が最初に見ることになりそうなのが彼女なのでタイムリーでもありました。
このドラマ、今月の金曜日に3話、3話、2話、2話のペースで配信されます。おそらく、話が進むにつれて、人気も上がっていくのではないかと思っているんですけど
すでに、この架空のバンドのアルバム、配信されてます。僕、まだ聞いてないんですけど、せっかくなんで話題になればいいなと思ってます。
まあ、どんなに架空の世界で頑張ったところで、フリートウッド・マックって、特殊な才能と奇跡的なケミストリーからなる、フィクションよりも現実が上回ったバンドなので、再現は難しくはあるんですけど、そこはドラマ。あまり本気にせずに楽しむのが一番です。
今後も気分が乗れば、続報記事を書いていきます。
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