最新全米チャート(2019/06/01/付)
どうも。
すみません。今週のビルボード、アルバムのチャートの発表が遅れてます。なので、シングルだけ先に発表しておきます、アルバムは上がった時におしらせします。
では、シングルのトップ10はこんな感じです。
SINGLES
1(1)Old Town Road/Lil Nas X
2(2)I Don't Care/Ed Sheeran & Justin Bieber
3(4)Bad Guy/Billie Eilish
4(3)Sucker/Jonas Brothers
5(9)Talk/Khalid
6(5)Wow/Post Malone
7(6)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
8(7)Dancing With A Stranger/Sam Smith feat Normani
9(8)ME!/Taylor Swift feat Brendon Urie
10(12)Sweet But Psycho/Ava Max
上位そのものはあまり動いてません。
10位に北欧のガガ・フォロワー、エイヴァ・マックス入ってきました。どこまで伸びるか。
では、やっと更新されました。アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(-)IGOR/Tyler The Creator
2(-)Father Of Ashad/DJ Khaled
3(2)When We All Fall Asleep Where Do We Go/Billie Eilish
4(3)Free Spirit/Khalid
5(-)I'm Easy To Find/The National
6(5)thank u next/Ariana Grande
7(8)Baby On Baby/Da Baby
8(1)Confessions Of A Dangerous Mind/Logic
9(-)Rammstein/Rammstein
10(-)Fever/Megan Thee Stallion
初登場で1位はタイラー・ザ・クリエイター。聞いてみましょう。
タイラー、ついに1位とりましたね。オッド・フューチャーの時から期待されてる人でしたけど、2011年の「ゴブリン」から数えること5枚で1位になりました。
今回のアルバム、サウンド・クリエイティング的には彼のこれまでで一番かっこいいですね。彼は自分で曲もプロデュースもやるので音楽的クレイティヴィティがかなり高まってる感じですね。ソランジュとかフランク・オーシャンの雰囲気ありましたからね。ただ、まだ曲が完全には追いつききっていないというか。まだ伸び代があるということなんだと思うんですけど、彼にはさらなる期待をどうしてもかけてしまいます。
でも、タイラーみたいな、インディの手作り感覚のあるヒップホップが、すごくギョーカイ的なキュレーションを勢いやってしまいがちなDJキャリド見たな人に勝って初登場1位になるのは痛快ですね。
そして5位はザ・ナショナル。聞いてみましょう。
毎度セクシーなアルバム作るんですけど、今作は女性アーティストをフィーッチャーしてることもあって、よりドラマ仕立てになってますね。
毎度、クオリティ高くて鮮度も高くてさすがですね。ただ、このアルバムはどちらかというと、「彼らのいい時期の好作の一つ」と振り返られるとは思うんですが、「最高傑作」というのとは、またちょっと違うかな、とは思いました。
そしてラムシュタインが初の全米トップ10入り!9位でした。
ラムシュタイン、すごいんですよ。これで各国のチャート事情が
フランス、ドイツ 1位
スペイン、スウェーデン 2位
イギリス 3位
イタリア、オーストラリア 5位
アメリカ 9位
これに加えて、ノルウェー、デンマーク、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、ポーランド、ポルトガルで1位ですよ!10カ国以上で1位になっていたという!
いやあ、すごいなあ。ナショナルだって、英米、それからドイツでトップ5、オーストラリアは6位には入ったけど、フランス、スペイン、スウェーデン、イタリアではトップ10逃してます。
タイラーだって、英米豪とスウェーデンではトップ5に入ったけど、その他の国ではまだまだですからね。いかにラムシュタインの国際的浸透がすごいかがわかります。
なんかめでたいので、前衛に続いてもう一回聞きましょう。
この人たち、スタイルは変わんないんですけど、毎回、ちょっとずつ力点が微妙に異なってるこだわりがいいですね。あと、曲の明快さがいつも以上。長期ブランクは確実にいい方に出たと思います。