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最新全米チャート(2020/02/15)

どうも。

ストロークス、7年ぶりの新曲、「At The Door」、来ましたね。ジュリアン・カサブランカスのソロ作に似た、ダフト・パンクをギターでやったみたいな曲ですけど、これ、僕、すごく良いと思います。「ドアのもとでの告白」の歌で、そこに聞いてくれる誰かがいるかもわからないまま、孤独な状態で思いをエモーショナルに吐露するという、これまですごくオプティミスティックだったイメージのジュリアンらしからぬシリアスな感じだと、僕は受け止めました。

この曲は大統領選の民主党候補のバーニー・サンダースの支援ライブの際に紹介されたんですけど、今回そんなポリティカルな行動をとってることも、なんかすごく「覚醒した」雰囲気が感じられ、気になるところ。新作「The New Abnormals」は4月10日のリリースです。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)The Box/Roddy Ricci
2(2)Life Is Good/Future feat Drake
3(3)Circles/Post Malone
4(4)Memories/Maroon 5
5(7)Dance Monkey/Tones & I
6(5)Someone You Loved/Lewis Capaldi
7(8)Roxanne/Arizona Zervas
8(6)10,000 Hours/Dan + Shay feat Justin Bieber
9(9)Don't Start Now/Dua Lipa
10(10)Everything I Wanted/Billie Eilish

動きありません。トップ10の入れ替えが出てませんので。ロディ・リッチ、強いですね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)Funeral/Lil Wayne
2(1)Please Excuse Me For Being Antisocial/Roddy Ricch
3(2)Music To Be Murdered By/Eminem
4(-)Shake The Snow Globe/Russ
5(5)Hollywood"s Bleeding/Post Malone
6(3)When We All Fall Asleep Where Do We Go/Billie Eilish
7(-)High Road/Kesha
8(4)Manic/Halsey
9(-)Walls/Louis Tomlinson
10(-)Untrapped/Yo Gotti

初登場で1位はリル・ウェイン。聞いてみましょう。

リル・ウェインといえば、2000年代の後半にサウスを代表するラッパーで、この当時にインディのメディアがヒップホップに注目しなくなった、今から考えたらちょっとシーンが停滞気味だった頃に孤軍奮闘していた印象ありますね。アルバムでいうと「Carter III」の頃。ちょうどその少しあとくらいに、ドレイクが彼のサポートのもと、メジャー・デビューもしたりしてね。

ただ、今回ものすごく久しぶりのリリースのうちに、なんかシーンそのものがガラッと変わった感がありますね。悪くはないんだけど、「ひとつまえ」な感じがちょっとして。もともと、かなり特等の呪術的なねちっこい面白いフロウする人なので、ラッパーとしては好きなタイプなんですけどね。

4位はアトランタの、ラッパーと言うよりシンガー・タイプなRussの新作。

7位にはケシャの新作が入ってきています。聞いてみますか。

元担当プロデューサーだったドクター・ルークとのセクハラ、レイプ訴訟に関しては「疑問に声を上げた」こと事態は、意義のあることだったと思っています。

ただ、訴訟、「ルークがケイティ・ペリーもレイプした」とケシャがレディガガにメールしてた件が最高裁で問題にされてしまい、ルークに賠償金払う判決が出てしまってますよね。つまり敗訴ということになりますが、実際、どうだったんでしょうかね、この話は。ただ、僕個人は、事実関係が「裁判での敗訴」になったとしても、彼女を嘘つき呼ばわりしたくはないですけどね。

ただ、裁判の件に関係なく、彼女の音楽そのものはあんまり得意ではないですけどね。

10位はメンフィスのラッパー、ヨー・ゴッティのアルバムが入ってきています。




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