竹内晃と古明地洋哉
青森県は弘前市で長く活動を続けてるバンドcreepsのフロントマン竹内晃くん(以下、竹ちゃん)と初めて会ったのはアルバム『孤独の音楽』のプロモーションで全国を回った時のことだから、今からもう20年近く前のことになる。アルバムの宣伝の一環で竹ちゃんがパーソナリティを務めるラジオ番組に出演させてもらったのが初対面だった。記憶が正しければ竹ちゃんが1曲目にかけたのはラモーンズだったはず。それで「お!彼はパンクスなのか!」と思って一気に親近感が湧き、その後お互いにヒートウェイヴが好きだということで意気投合した。それが竹ちゃんとの付き合いの始まり。長い付き合いになるだろうということはその時から感じてたと思う。
あれからおよそ20年。お互いによく懲りずに歌い続けているよなぁと思う。勿論良い意味で、だ。竹ちゃんの内心は勿論俺にはわからないけれど、商業的な野望とは全く関係の無いところで音楽を、歌うことを必要としてるんじゃないだろうか。もう駄目だとか、もうやめようとか思うことがあっても、音楽にリフトアップされて結局はギターを手にし、マイクの前に立ち戻ってしまう、竹ちゃんも俺もそういう人間なんだと思う。根っからの歌うたいとも言えるし、とことん救いようのない人間とも言える。
前置きはこれくらいにして、本題に。
竹ちゃんとのツーマンライヴの四年越しの振替公演がようやく決定しました!
『竹内晃と古明地洋哉』
8/12(土)@阿佐ヶ谷harness
開場18時/開演18時半
前売¥2,500/当日¥3,000(+1drink)
予約:hiroyukikamata88@gmail.comへのメールにて受付
問:03-6454-6277(ハーネス)
元々は2019年10月12日に開催する予定だったのが、季節外れの台風が直撃して中止&延期となり、翌2020年2月29日に振替公演が決定するも、コロナ禍で竹内くんが東京に来られなくなり、俺のワンマンに変更となり〜という感じで中止と延期を繰り返してきました。竹内くんとやり取りをする中で、「もう古明地さんとは一緒にライヴ出来ない気がしてます」という不穏な発言も出たりしたのだけれど、三度目の正直の言葉通り、次こそは実現させます!どちらかが死ぬとかしない限りは絶対にやるぞ!くらいの意気込みです。チラシを2バージョン作ったことからもその意気込みは感じてもらえるはず。
持ち時間はそれぞれ1時間ずつで、最後に二人でセッションします。俺はアコギとワイゼンボーンの二刀流で臨みます。竹ちゃんの東京でのライヴはかなり久し振りなので、是非この機会を見逃さないで欲しいです。