古明地洋哉

SSW

古明地洋哉

SSW

最近の記事

竹内晃と古明地洋哉 vol.2

『竹内晃と古明地洋哉 vol.2』 2024年2月10日(土)@阿佐ヶ谷harness 開場18時/開演18時半 前売¥2,500/当日¥3,000(+1drink) 予約:hiroyukikamata88@gmail.comへのメールにて受付 問:03-6454-6277(ハーネス) 弘前の重鎮creepsのフロントマンであり、自分にとっての盟友である竹内晃くんとの阿佐ヶ谷harnessでの第二回目のツーマンライヴです。持ち時間はそれぞれ1時間前後。最後に二人で数曲セッシ

    • John Moreland

      この動画に辿り着いたのは偶然だった。カントリー系のミュージシャンの動画をあれこれ見ている時にたまたまこの動画のサムネイルが目に入り、物凄く気になってクリックしてみた。この巨体からどんな音楽が紡がれるのか全く想像がつかなかったけれど、最初の一音が鳴った瞬間にもう虜になっていた。 物凄く大雑把な喩え方だけど、ブルース・スプリングスティーンの歌声と、ポール・サイモンのギター・テクニックを兼ね備えたカントリー、フォーク・シンガーといえば少しは伝わるだろうか。 バンドで録音された曲も

      • 『road to nowhere』〜おまけ

        • 『road to nowhere』

          6年振りに訪れた弘前でのcreepsとのツーマンライヴを終えて改めて思ったのは、自分にとって弘前はやはり特別な場所で、その地に根を張って音楽を鳴らし続けているcreepsもまた特別なバンドだということだ。一週間以上経った今も心地好い余韻が続いている。本当に最高の夜だった。あの夜あの場にいた全ての人たちの想いみたいなものがRobbin’s Nestを満たしていた。演者だけじゃなく、お客さんたちも一緒になってあの日の夜を皆で作り上げた、そんな風に思えるライヴだった。 この日のラ

          creeps&古明地洋哉ツーマンライヴ『road to nowhere』

          竹内晃くん率いる弘前の重鎮creepsとのツーマンライヴ、いよいよ明後日です。 creeps&古明地洋哉ツーマンライヴ『road to nowhere』 10/8(日)@弘前Robbin’s Nest 開場18:00/開演18:30 前売¥2,500/当日¥3,000(+1drink )※高校生以下無料!!! ※来場者全員に無料配布物有り!!! 予約:shoichi.narita@gmail.com 問:090-6450-1730(ロビンズネスト) 最後に弘前でライヴ

          creeps&古明地洋哉ツーマンライヴ『road to nowhere』

          i didn’t mean to hurt you.

          戸田真琴さんの二作目『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても』の再読を終えた。 ピンとくる言葉、ハッとさせられる言葉、心の襞に引っ掛っていつまでも離れない言葉、暗闇の中に射す一条の光のような言葉、それらが全ての頁に編み込まれている。戸田さんの言葉が放つ煌めきは何度読み返しても決して色褪せることがない。こんな本には滅多に出会えない。 処女作『あなたの孤独は美しい』と二作目の『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても』を立て続けに読み返してみて思ったのは

          i didn’t mean to hurt you.

          卑怯者の楽園

          たまたま目にしたツイート。ノンポリ云々の前段とアート云々の後段で全然話が繋がってなくて何が言いたいのか全然わからなかったけど、ツリーを全部読んだら山下達郎に批判的な人だってことがわかった。 アートは高尚でエンタメは低俗っていう考え方を否定する気はないけど(押し付けられたら全力で拒否るけどね)、山下達郎を批判するのにエンタメを悪し様に言う必要なくない?ってのがまずひとつ。 エンタメを腐すのは結構だけど、それって同時に被害者であるジャニーズ事務所の所属タレントたちをも腐してる

          卑怯者の楽園

          竹内晃と古明地洋哉

          青森県は弘前市で長く活動を続けてるバンドcreepsのフロントマン竹内晃くん(以下、竹ちゃん)と初めて会ったのはアルバム『孤独の音楽』のプロモーションで全国を回った時のことだから、今からもう20年近く前のことになる。アルバムの宣伝の一環で竹ちゃんがパーソナリティを務めるラジオ番組に出演させてもらったのが初対面だった。記憶が正しければ竹ちゃんが1曲目にかけたのはラモーンズだったはず。それで「お!彼はパンクスなのか!」と思って一気に親近感が湧き、その後お互いにヒートウェイヴが好き

          竹内晃と古明地洋哉

          あなたの感性を信じるということ〜『戸田真琴、カンヌに挑む。』を観て感じたこと

          戸田真琴さんの二作目となる新作映画製作発表の配信動画を観た。緊張した面持ちで時折り若干の不安を滲ませつつも、それ以上に喜びを隠し切れないという感じの戸田さんのトークは胸にくるものがあった。 配信で語られたことの中で特に心に残ったのは、「観客を信じる」という言葉だ。売れることを最優先に掲げて作られたような映画が乱立する中で、それでも自分の映画を観てくれる人たち、新作を楽しみに待っていてくれる人たちのことを信じて自分が本当に撮りたい映画を作るという決意の言葉は一ファンとして凄く

          あなたの感性を信じるということ〜『戸田真琴、カンヌに挑む。』を観て感じたこと

          山崎怠雅と古明地洋哉 vol.2

          自分にとっての三大弾き語りマエストロの一人である山崎怠雅さんとの二度目のツーマンライヴが決まりました! 『山崎怠雅と古明地洋哉 vol.2』 9/8(金)@阿佐ヶ谷harness 開場19時/開演19時半 前売¥2,000/当日¥2,500(+1drink) 予約:hiroyukikamata88@gmail.comへのメールにて受付 問:03-6454-6277(ハーネス) ニック・ドレイクのギター演奏を間近で見て「何がどうなってるのかさっぱりわからない」というような言

          山崎怠雅と古明地洋哉 vol.2

          十字架とリンチの木

          ジェイムズ・H・コーン『十字架とリンチの木』を読み終えた。タイトルから察せられる通りかなりヘヴィな本だったけれど、コーンの言葉遣いはとてもシンプルで、回りくどい表現が一切無いので、読んでいてその内容(実際にあったリンチ事件についての詳細な記述)にキツさを感じることはあっても、読みづらさを感じることは全くなかった。自伝『誰にも言わないと言ったけれど』で「教育を受けられなかった黒人たちにも理解出来る言葉で書きたかった」と書いていた通り、コーンの本はいずれも読み易い。コーンの主張も

          十字架とリンチの木

          広島に行ったときのこと〜あとがき

          自分にとって広島は人間の底力を感じさせてくれる街だ。広島に行く度に、街を歩いて回る度に、原爆によって焼け野原と化した街がよくここまで復興したよなぁ・・・と胸を打たれてしまう(原爆を落とされたもうひとつの地、長崎には一度だけ高校の修学旅行で行ったきりなので、もう一度行ってみたいと思っている)。 ウクライナでは今も戦争が続いている。ロシア軍(とワグネル)によって破壊し尽くされたマリウポリやバフムートも広島のように復興して欲しいと心から願っている。そのためには先ずは戦争が終わらな

          広島に行ったときのこと〜あとがき

          広島に行ったときのこと(後編)〜原民喜ゆかりの地巡り編

          三日目は原民喜ゆかりの地を巡った。最終目的地は彼が眠る円光寺。墓前で手を合わせるのが今回の旅の一番の目的だ。 昼前に起きて、先ずは宿近くのドトールでアイスコーヒーを飲みながら散策ルートを再確認した。 散策ルートを頭に叩き込んだ後、「ひよこ」というラーメン屋で腹拵えをした。前夜、広島駅から宿に戻る時に通りかかった店で、ラーメン店には凡そそぐわない「ひよこ」という店名と、店の前を通りかかった時の匂いに惹かれたのだ。ラーメンは何と400円。この値段でラーメンを食べられる店は、東

          広島に行ったときのこと(後編)〜原民喜ゆかりの地巡り編

          広島に行ったときのこと(前編)〜岩国・呉編

          半月程前に二泊三日で広島に行ってきた。目的はふたつ。『この世界の片隅に』を読み、観た時からいつか行ってみたいと思っていた呉の街を散策すること、敬愛する小説家・詩人の原民喜にゆかりのある場所を巡って回ることだ。 初日は広島空港行きではなく、敢えて岩国空港行きの飛行機に乗って錦帯橋を観てきた。広島にはツアーで何度も行っているので、折角だからこれまでに行ったことのない場所に行ってみたいと思ったのだ。 錦帯橋は日本を代表する橋で、主要な構造部は釘を全く使わずに組まれている。小雨が

          広島に行ったときのこと(前編)〜岩国・呉編

          ライヴの動画販売に関するお知らせ

          ライヴの動画販売に関するお知らせです。今月のharnessでのワンマンライヴ動画販売時の記事内では既にお知らせしましたが、今回の鎌田さんとのツーマンをひと区切りとして、三年前の四月から開始したnote.での動画販売を一旦ストップさせて頂きます。 コロナが猛威を振るっていた時のライヴスペース周りの状況は皆さんもよく覚えていると思うので動画販売を始めた理由は事細かに書かなくとも理解して下さっている思います。「音楽が鳴り響く場所を守りたい」、「コロナが理由でライヴを観に行くことが出

          ライヴの動画販売に関するお知らせ

          4/23(日)『harness aid vol.3 鎌田ひろゆきと古明地洋哉』

          4/23(日)に阿佐ヶ谷harnessで行った鎌田ひろゆきさんとのツーマンライヴの動画販売を開始します。自分は11曲、鎌田さんは7曲演奏し、最後に二人で3曲セッションしました。料金は¥1,500で、売上は全額harnessへの寄付に充てさせて頂きます。以下、セットリストです。 〜古明地洋哉〜 1.想像 2.untitled#3 3.墜落 4.RUN! RUN! RUN! 5.青空、赤い花 6.Ne me quitte pas(Jacques Brel) 7.君の声 8.病め

          ¥1,500

          4/23(日)『harness aid vol.3 鎌田ひろゆきと古明地洋哉』

          ¥1,500