人工言語2
#第二回
#人工言語
素人の私がちょこちょこ作っている人工言語の暫定的な概要を書いていきます。ここから変わる可能性が大いにあります。
☆音声
言語を構成する音素としては、有声子音をなるべく入れないようにしました。と言っても、kとg、tとd、pとbなどの内、g、d、bを入れていないというだけで、m、n、r、jなどは入れています。jはドイツ語のようにヤ行で発音されます。
それから、有気音をkh、ph、thの3つ採用しました。
二重子音もありますが、いくつか決めかねています。
母音は短母音としては、日本語のaiueoに英語のaeと曖昧母音を加えた7つです。その他aiueoは長母音も区別し、二重母音もあります。全部でいくつかはまだ決めていません。
☆文法・語彙
語彙はオリジナルもありますが、ヨーロッパの言語からの借用も多いです。
語順は基本的に英語と同じSVOです。ただ、格で語の機能が示されるので、日本語のように語順は比較的自由になるはずです。
品詞は
名詞、代名詞、動詞、形副詞(形容詞と副詞)、接続詞、間投詞、感嘆詞、数詞、限定詞
です。
文法の主なモデルはフィンランド語です。
フィンランド語は15個と多くの格を持ちます。
ただ、内格と接格はまとめても良いと思ったので、合わせて内接格のように独自の名称を付けました。
内格と接格→内接格
出格と離格→出離格
入格と向格→入向格
対格と分格はまとめて対格にしました。
他にも思考した結果、とりあえずは7つの格になりました。
動詞の活用もフィンランド語を参考にしました。
人称と単複で6つの活用があるのはスペイン語などとも同じです。
必ず人称語尾を付けるので、主語は省略できます。
英語のhe/sheみたいに3人称の男女は区別しません。そもそもする必要がありません。
~したい、~かもしれない等の法的助動詞の役割は接頭辞が担います。時制は現在・過去・未来の3つで、現在形=不定詞であり、過去と未来は接頭辞で表します。
時制→法性接頭辞の順に並べます。
二人称と三人称の対格を語尾に加えて目的語を示すことも出来ます。
他にも現在完了、未然相などのアスペクトや受動態も考えていかなければいけませんが、これで、文機能を一語で持てるようになりました。
(主語)+(時制、相、態の接辞)+動詞+人称語尾+(二人称三人称対格)
()内の要素は必須ではないことを表しています。