リスク、非常識、非合理を「競争優位の源泉」にする戦略とは?
オンサインサロンというサービスは、
今のところ「これが正解!」
という使い方はありませんが、
大きな特徴としてひとつ言えるのが、
作り手と受け手の境界線があいまいというところ。
たとえばクルマを考えてみても、
メーカーが商品を製造、販売し、
消費者が購入するのが一般的です。
つまり、作り手(メーカー)と
受け手(消費者)の間には
明確な垣根が存在しています。
■マーケティングが行われ、
ニーズに合った商品が設計され、
社内で協議、承認を受けて
工場で製造、ディーラーを通して販売される
その一連のプロセスは、
すべてではないにせよ、ほぼ非公開。
完成品となってはじめてお目見えする
クルマに消費者が実際に触れる機会は、
営業をうけるタイミングまでありません。
商品を確認するタイミングを
後回しにされた消費者は
いろんな意味で情報劣位にあって、
販売員のたくみな営業戦略の前に
「感覚で買って、後で理屈を考える」
しか手の打ちようがありません。
よっぽどの悪徳業者でなければ、
すぐに悪評が出回り、
つるし上げられる今の世の中において、
むやみにぼったくるリスクを犯す会社は
あまりないと思われますが、
自分(消費者)の感覚と、
のちの理屈(言い訳もしくは正当性)
とのギャップを埋めきることができなければ、
最悪「失敗した」という
後悔の念に苛まれることになります。
■話が間延びしてしまいましたが、
そんな消費者が抱える課題に
一条の光(ソリューション)を与えることになるのが
オンラインサロンというメディア。
消費者は、商品の製造プロセスを
すべて確認できるという意味において、
今までの商習慣や常識を
大きく覆す仕組みといえます。
確認するだけではなく、
プロセスに参加することもでき、
換言すると、
買い手が売り手に回ることも。
メーカーと消費者の境界線があいまい
どころか、ゼロといっても過言ではない
オンラインサロンの魅力はじわじわと一般化され、
興味を持つ人も増えてきているように感じます。
■とはいえ、
企業においては
技術の秘匿性が高いことが
競争優位にはたらくこともあって、
オンラインサロンの極めてオープンな性格を
受け入れることはリスクと判断される可能性が高い。
そしてそれは裏を返せば、
「誰もマネをしない」仕組みでもあり、
逆に、差別化や逆に競争優位の源泉
に仕立て上げることもできなくはありません。
そもそも戦略とは、
他社との「違い」を問題にしています。
「違い」をつくって、
「つなげる」ことができれば、
本質的な消費者価値を
独自の視点でえぐり出すようなコンセプト
を打ち立てられるかもしれません。
ひと言で言ってそのビジネスが
本当のところ何であり、何ではないのか?
本当のところ誰に何を売っているのか?
コンセプトを戦略ストーリーの起点に、
そして顧客への価値提供が終点
という成り行きは
オンラインサロンを中心に据えて描かれる
戦略ストーリーによって実現されます。
■こちらのオンラインサロンでは
サッカークラブという体裁をとりつつ
豊かな社会を創造することを目指していて
打ち立てられた戦略は
まさにオンラインサロンを中心に据えたもの。
一般的には「バカな!」と言われて
冷笑されるのがオチ。
ですが、だからこそマネされない間に
時間稼ぎをしている間に、
競争優位の土壌を固めて
一気にファンを獲得していけるはずです。
ファンを獲得できれば
さらなるファン獲得資金が豊富になり、
雪だるま式にファンベースが拡大。
でもライバルクラブからしたら
意味が分かりません。
非常識きわまりないオンラインサロン。
何もかも開示して、ファンと経営を共有するなんて
絶対に理解されないですし
マネしようと思うわけもなく、
手の施しようがありません。
そんなイメージをしながらつくった
戦略ストーリーはこちらになります。
ぜひ多くの方々に目を通していただきたい。
そしてもし興味あれば、参加してみてください。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!
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