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「思考の貧困」に陥ってしまう心理を徹底的に排除する
月平均の本購入費、
皆さんいくらぐらいでしょうか?
多いときだと40,000円ぐらい、
少なくても10,000円ぐらいかけている
そんな私がいつも悩んでいるのは
「購入を迷うこと」
単身赴任の身。
おこづかい制なので予算は限られています。
Amazonの個人アカウントにある
「あとで買う」商品は数え切れません。
単価がまちまちなので、
うまく組み合わせて
予算内に抑える作業を毎月しているのですが、
この時間がもったいなくて
何とかしたいといつも悩んでいます。
要はもっと稼げということ。
毎月本を迷わず好きなだけ
買えるようにする。
これが私の密かな目標でもある。
■「検索抑制」
という言葉をご存知でしょうか?
とある実験で
都道府県をすべて書き出すとき
とっかかりとして2県、
たとえば福井県と高知県を与えられた被験者は
残り45都道府県を答えるのに
苦労すると言われています。
ヒントなしの被験者の方が
回答時間は少ないそう。
どういうことでしょうか?
この心理プロセスを
「検索抑制」と呼び、
福井県と高知県に引っ張られ、
思考が邪魔されて
岩手県や島根県がなかなか出てこない。
思考の焦点がひとたび絞り込まれると、
全体像が見えにくくなる現象です。
■お金の心配をするときも
同じようなメカニズムが働きます。
おこづかいは〇〇〇〇円
という制限を気にするばかりに、
長期的な幅広い視点が抜け落ちてしまう。
今勉強していること、
勉強すべきこと、
将来に向けた大事な投資より、
「予算内に収める」ことが優先され、
購入の質が落ちてしまうことは
容易に想像がつきます。
何かが足りない状況になると、
思考に圧力がかかり、
判断を誤りやすくなる。
思考の貧困が積もり積もって、
人生の行く末を左右するとなれば
これは考えものです。
■「即断即決」
という言葉があります。
経営者やビジネスパーソン
に求められる能力のひとつ。
有能な人は決して、
「そのうちやる」という選択肢を残しません。
「やる」か
「やらない」か。
やるとなったら決断即実行で
次の瞬間には行動しています。
移り変わりの激しい現代では、
大小さまざまなチャンスが
無数に飛んできますが、
選択を先延ばししていると
数分後には横取りされるか
雲散霧消してしまいます。
「そのうちやる」という思考は、
先の検索抑制のワナに陥って、
意思決定のクオリティを押し下げます。
今すぐやらないなら、
その選択肢は永遠に葬り去るぐらい潔く。
そして次のアクションに
目を向けなければなりません。
■オンラインサロンを通して
サッカークラブを経営するという
プロジェクトに参加している私も、
検索抑制やワーキングメモリー
のことを知っているので、
常に即断即決を心がけています。
不安を感じることもあるし、
ポイントポイントでは失敗もたくさんありますが、
トータルではプラスに収まっています。
次から次へと仕事が発生して、
サロン以外の仕事もあって
一日サボるとあっという間に
メールボックスが未読であふれてしまう。
ひとつひとつ時間をかけて
悩んで決めている時間は正直ありません。
そして
的確な判断をすばやく行う能力は、
昨日今日、何かやったから
身につくものでもありません。
本を読んだり、人と会ったり話したり、
インプット→アウトプットをくり返すことで
少しずつ身についていく「センス」
いまだ小さな塊でしかありませんが、
いつの日か巨大化させられるよう
日々努力していきます。
そんなこんなは、
私が今接している大学生や高校生にも伝えています。
彼ら彼女らの知的好奇心は際限がなく、
吸収力も抜群で毎日成果を残しています。
成長プロセスを間近に見ることで
私も刺激を受けながら、行動しています。
まだ余力ありますので、
今なにをすべきか?
どんな目標を持つべきか?
悩んでいる高校生、大学生が
いらっしゃいましたらぜひ連絡してください。
まだ余裕あります。
一緒に切磋琢磨して
成長できる仲間を探しています。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!