豊かな社会を創造するためにスポーツはどうあるべきか?何ができるのか?
地域社会と人々が精神的に、文化的に、そして経済的によりよいものになるために、スポーツはどうあるべきなのか?何ができるのか?
これは私のスポーツ、
とりわけサッカーに対する向き合い方です。
スポーツをしたり、見たり、
支えたりすることが「目的」ではなく、
豊かな社会を創造する「手段」
豊かな社会を創造するために
スポーツが役に立つと理解され、
実際の活動を通じて機能すれば、
結果として
スポーツは大きな発展を見込めると考えています。
言うまでもありませんが、
「実際の活動」とは、
競技をおこなうことだけではなく
幅広く多岐にわたります。
■企業スポーツから発展して
現在のクラブチームを形成している例
は多数。
競技者が自分の才能を活かす場所
として機能していた企業スポーツは
その役目をプロスポーツの現場に引き継ぎ、
経営の中心を担います。
多額のスポンサー料は
クラブ経営の屋台骨となり、
経営陣や上級役員は企業からの出向でサポート。
かつて競技者として入社した人が
その中にいるケースは少なくありません。
そしてこの構造が
競技を最優先に経営する
日本のプロスポーツクラブ経営のあり方に、
多分に影響している可能性は否めません。
つまり日本的スポーツのあり方には、
私の価値観が入る余地は今のところ少なく、
しかしながらどこか独り立ちしきれない、
保護された環境下で閉鎖的な存在
としてのプロスポーツクラブには、
構造的な矛盾を抱えたまま経営が続けられている
という印象はぬぐえません。
■近年
社会がスポーツを求める傾向は
顕著であり、
その事実は、
日本のスポーツのあり方に
疑問を投げかけることにならないか、注視している。
スポーツは、
人々の欲望、つまり一体感やつながり、
開放感や非日常性、自己実現を
受け止めることによって
あらゆる人々に開かれた存在になりつつあります。
多くの人々に対して
あたらしい価値観をもたらし、
スポーツを通じた
豊かな社会を創造する可能性も秘めています。
そんな思いで経営しているスポーツクラブは
こちらになります。
スポーツを通じて認め合い、支え合い、応援し合う社会を創ります。人々にとっての楽しみ、心の拠りどころ、プライド、シンボルになり、地域に欠かせない存在になります。会いに行き、語り、耳を傾けて人々に寄り添い、前向きに、明るく生きる豊かな社会、街を創ります。伝統文化、異文化を学び、多様性を重んじます。
日本にあたらしいスポーツの価値観を。
一緒に考え、
行動してくれる人を探しています。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!