見出し画像

モテる人と仕事ができる人の共通点とは?


モテる人

っていますよね?

なんでかよくわからないのですが、
とにかくやたらとモテる人。

僕と話すときと、
モテる人と話すときと、

相手の表情がまるで違う
なんてことも多々(泣)

イメージ的には、

見た目がよくて、スタイルがよくて、
おしゃれで、話し上手で聞き上手…

といったところがあげられそうですが、

ここに当てはまらなくても
めちゃくちゃモテる人がいたりもします。

いずれにしても
なんでなんでしょうかね(怒)

悔しすぎる僕はひそかに
「モテる人研究」を続けていました。


■つまるところ

モテるかどうかは
想像力」の問題。

モテる人をつぶさに観察して
導き出した僕の答えはこうです。

想像力とは

感性と悟性という二つの異質な能力を媒介する能力。

とありました(goo辞書)

感性とは

印象を受け入れる能力、感受性。
また、感覚に伴う感情・衝動や欲望。

悟性とは

人間の認識能力の一つ。論理的な思考力。
特に理性と区別して、経験界に関する知性。

とあります。

ざっくりとですが
想像力とは、

感情と論理をバランスよく扱える能力

と意訳してみます。

要は「センス」がある
ということではないですかね?

モテている人には
その人に固有の理由がある。

そしてこれ、
スキル」ではないと思うんですよ。

デートの必勝法とか、
雑誌を買ってきてはむさぼるように読むわけですが

そんなこといくらしたって
まったくお話にならない。

あれ?おかしいな?
ちゃんと勉強したはずなのに…

と感じた経験、
一度や二度ではありません。

どうやら僕は、

センスをスキルだと
勘違いしていたようです。


■では

センスを身につけるには
どうすればいいのか?

先天的にモテる人って
少ないながらも一定数いると思いますが、

一方、たくさんの異性と話しをしたり、
ご飯を食べにいったり、カラオケいったり、

固有の経験を積んで

後天的にモテるようになる人
いるかもしれないですよね?

自分なりに戦略をたてて、

やってみてうまくいったり、いかなかったり、
フラれたり、付き合うことができたり

をくり返してくなかで
センスが磨かれていく。

これは「」を追求する営みです。


■そして「

なぜうまくいったのか。
なぜ失敗したのか。

「なぜ」をいちいち考える。


またはモテる人を「観察」して、

自分と比較してどう違うのか、
自分だったらどうするか?

観察をくり返していると

自分の、意外なところに
こんなセンスがあるんだ?!

という潜在的な「何か」
が見えてくるかもしれません。

自分を客体化して分析する
冷めた視点を持つこと
も大事ではないかと。


経験の「量」と「質」
幅と深さが「引き出し」を形成していく。

異性に触れることで得られる
感情(感性)を、

なぜ?という論理(悟性)に転換して
抽象化することで、

いつでもどこでも

上手に引き出しをあけて、
中身を取り出すことができる

想像力

が身についていくように思われます。


■モテる必殺技を探して、

即効性を求めようとするから
いつまでたってもうまくいかないのではないか。

モテるためには、
実は必勝法などなくて、

具体(経験)と
抽象(つまりこういうこと)

何度も何度も往復させて、

時間をかけて地道に
センスや想像力に昇華させていく。

筋トレや走り込みのような、
基礎体力作りにも似た、

じわじわ効いてくるセンスと想像力。

そんな基礎体力作りを
丁寧に数年続けていると

スキルでなんとかなると勘違いしている
僕のような人とは

火を見るよりも明らかな差、違い
となって結果に現れてくるのでは?

積年の研究結果を
今ここで言語化してみました。


■そして

モテるということは要するに、
「人に好かれる」ということであって、

ビジネス

においてとても重要な要素
ではないかとも思っている。

市場調査や顧客データ
を分析するスキル

顧客のニーズをつかもうとするのではなく、

現場での生々しい、
顧客(ファン)との対話による経験を論理化
する

という地道な営み。

いたずらにスキルに傾斜して
合理化に走りすぎると、

ファンに対する想像力がおざなり
(その場しのぎ、いい加減)になります。

想像力が麻痺してしまっては
「40代の男性はこうしとけば喜ぶ」といった

超絶テキトーな、
オプションなしの押し売り


に成り下がってしまう。

これはもはや「暴力
といっても過言ではありません。


■モテ男必勝本に、

「30代女性は黄色を好む」

と仮に書いてあったとして、
僕が気になっている女性に

黄色関係のアイテム(服とか靴とか)を
プレゼントしてうまくいくはずないじゃないですか?

たまたま黄色が大好き!
であればいいのですが

もはや明らかなギャンブル行為。

そして好きでもない
黄色いプレゼントをもらった女性の心境やいかに。

想像力の欠如がもたらした
悲劇(暴力)は全員を不幸にします。

↑こんなサイトもあるようです(参考までに)


■じゃあ

何千、何万といる顧客やファンと、

一人ひとり触れ合って対話して、
「引き出し」を増やしていくのかよ?!

という声なき声が
聞こえてきそうですが、

究極はそういうことだと思っています。

ファンの数だけ、
ファンの人生を想像する必要がある。

だから時間もかかるし(一生終わらない)
「正解」なんて永遠に見つかりっこないんです。

でもあきらめずに、

毎日毎日、来る日も来る日も
お客さんのことを想像し、

都度都度の最適解を導き出して
サービスに展開する作業
こそが、

仕事でありビジネスであり、

お客さんの信頼と共感を獲得して、
差別化、競争優位の源泉となるのではないかと。


モノを一方的に
乱暴にぶつけるのではなく、

ファンへの想像力と思いやりをもって
「ヒト対ヒト」の関係性を築くべきです。


■モテる人研究をしていると

モテる人も
ビジネスで成功する人も

因果論理は同じ
ということに気づきました。


マーケティングなどのスキルは
必要ですが十分ではなく、

スキルに傾斜しすぎると
ロクな結果につながらない

ということは既述の通り。
僕の経験が全てを物語っています。


テクノロジーやAIが発達して

精巧な総論(30代の男性は要はこうでしょ?的な)
が導き出されるようになってさえ、

人々が手作業で手に入れる
センスにまさるモテる秘訣はない。

そう思うようになりました。

第91期棋聖戦を
史上最年少で制した藤井聡太さん。

彼を評しつつ
棋士の加藤一二三さんは

頭脳のきらめきやひらめき

という表現を使って
センスとスキルを対比させていました。

美しい手を指す、美しさを目指すことが、
結果として正しい手を指すことにつながると思う。 

と語ったのは
羽生善治さん。

将棋は言うまでもなく
論理がすべて」の世界です。

その最高峰に位置する羽生さんが
論理より美しさを判断基準にしている。

スキルよりもセンスに
なんらかの普遍的妥当性がある

ということを
示唆した言葉ではなかったか?

画像1

もう少し

「モテる人研究」を続けていこうと、
そしてもっと追求してみたいと。

本日の投稿を書くにつれて
そんな欲求がふつふつと湧いてきたのでした。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございます。

それではまた明日。
おつかれっした!




いいなと思ったら応援しよう!