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「#スポーツ 記事まとめ」はユーザーにとっての「思考の近道」
■こんにちは!久保です。
先日、以下ページで
僕の記事が紹介されたようです。
おかげさまで、
いつもは静かな僕のnoteに
たくさんの人がアクセスしてくれました。
2日間ほどバブルが続き、
3日目には沈静化。
日常が戻りました。
そしてたくさんの気づき
があったのでまとめてみました。
■毎日毎日、
僕たちはたくさんの「情報」
に接しています。
フェイクニュースなのか、
真実なのか。
情報を適切に取捨選択
できるかどうかは、
人生や仕事の質を左右する
といっても過言ではありません。
どこの馬の骨ともわからない
僕のnoteしかり、
読む価値のある情報かどうか、
時間をムダにしないかどうか。
事前に「正解」を知ることができれば
これほど有益なことはありあません。
「 #スポーツ 記事まとめ」は、
note公式さんが用意してくれた
読者にとって貴重な「道しるべ」になりました。
■他のみんな
がやっているなら、
それは正しいに違いない。
いわゆる「社会的証明」
と言われる原理です。
お笑い番組などで使われる
「録音された笑い声」を聞くと、
なんとなく笑ってしまう
アレですね。
情報が氾濫する現代社会
においては便利な法則。
深く考えることなく
「正解」にたどりつくことができます。
チラシに躍る
「今一番売れている!」
というコピーは、
「みんな買ってるよ(だから間違いない)」
という証明(箔)
とみなされがち。
行列のできるラーメン店は、
待ち時間なく入れるラーメン店より
魅力的です。
こんな実験もあります。
とある人が人通りの多い歩道に立って
空を見上げてもなにも起こらないのに、
「4人」が一斉に空を見上げると
多くの通行人が立ち止まって空を見上げたそうです。
「 #スポーツ 記事まとめ」は、
たくさんの人が見るサイト
(と解釈される)なので、
そこに掲載される記事は、
「正解」であろうとして、
ユーザーの判断をサポートする役目
を担ったといえます。
■人は権威に従おうとする。
「権威への服従」といわれる法則。
大きな買い物をするとき、
たとえば保険とか家とか車もそう。
専門家の意見に
頼ったりしませんか?
(というか頼らざるを得ない?)
難しい判断を迫られるとき、
そして専門知識に乏しいとき、
自分で考えるより
専門家の言葉を信じる気持ち。
その心理を逆手にとって
詐欺をくわだてる人もいたりしますが、
多くは
僕たちの思考を助けてくれます。
「近道」を提示してくれる
とも言えますね。
僕は一応、
スポーツマネジメントの勉強をしていますが、
Bリーグ次期チェアマンの島田慎二さんや、
元DeNAベイスターズ社長の池田純さん
の意見が僕よりも
圧倒的に説得力があるのは、
彼らに「実績」という肩書があるから。
どっちの話を信じるかを
疑う余地は1ミリもありません。
お医者さんの言葉を
イチイチ疑っていたら、治る病気も治りません。
自分自身に確信がもてないとき、
状況が不明確なとき、
人は権威に従うことで
「正解」にたどりつこうとします。
「 #スポーツ 記事まとめ」は、
「note公式」という
肩書、権威が評価する記事を掲載しているので、
ユーザーが
「間違いないっしょ」
と確信する理由
を与えることになります。
■数あるnoteユーザーのうち、
note公式がピックアップする
希少な記事。
有料化すればその希少性は
より高まりそうな気もしますが、
「ここにアクセスしないと読めない記事」
を掲載することで、
希少性をうたうことができます。
「数量限定!」
「あと●日!」
人は「制限」をかけられると、
制限された情報に「価値を盛る」傾向があります。
ロミオとジュリエットが
燃えるような、情熱的な恋愛(そして心中)
をしたのは、
お互いの親から
結婚を反対されていたから(制限されていたから)
半額で売られている
目玉商品(タマゴとか?)につられて、
そのほかのたくさんの食材を
買い込んでしまう主婦は、
希少な価値を獲得した満足感で
財布のひもがゆるんでしてしまうから
と言えそうです。
タマゴの質、よしあしは度外視。
「手に入れた」事実に価値が置かれています。
「 #スポーツ 記事まとめ」
に掲載される記事は、
僕の記事の質を問う以前に、
希少性がクローズアップ
されることによって
「正解」
と見なされる可能性は
おそらく高い。
さらに、
掲載記事の中でも
「スキ」がたくさんついている記事は
「読む価値がある」というフラグにもなります。
希少な情報が掲載されているサイト
のなかでも、
「人気のあり」に分類された記事に
ユーザーは殺到することになりますが、
それはユーザーが
「いい記事かどうか」
自身で確認したわけではありません。
あくまでもnote公式が
おススメする記事に
「盲目的に」従った結果
と解釈できるかもしれません。
■冒頭書いたとおり、
PVバブルがはじけて
デフレに突入した僕のサイト(涙)
情報爆発社会において、
一定のきっかけなしに
自分の記事が読まれることは非常にまれです。
社会的証明や権威、希少性
というきっかけが、
大衆を惹きつけるのであれば、
それを逆に利用することで
PVを稼げそうです。
質の高い記事を書くことは
もちろんのこと、
ユーザーを惹きつける工夫
をおろそかにしない。
ポイントは
行列、肩書、そして制限でした。
長くなりましたのでこの辺で。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました!
それではまた明日。
おつかれっした!