40代はまだまだ若輩者
自分のスタイル、芸風は
どこにあるのか?
皆さん考えたことありますでしょうか?
私がここ数年、
ことあるごとに自問自答を繰り返すもの。
それがスタイルの確立です。
「いつまであんなことやってんだ」
と言われることもあれば
「わかるわかる、いいねー」
と思ってくれる人もいて、
自分の仕事を
分かる人は分かってくれる。
それが理想的な仕事のあり方です。
■しゃべくりで勝負する人もいれば、
体を張って笑いをとる人もいます。
海外に出ていく、
お笑いだけではない他の芸を身につける。
現代のお笑い芸人は
本当に多種多様です。
銀シャリさん、和牛さん、
出川哲朗さん、江頭2:50さん、
渡辺直美さん、綾部祐二さん、
西野亮廣さん、中田敦彦さん…
それぞれのスタイルに忠実に、
自分の立ち位置を見つけて、
そこを自分の土俵として勝負していると、
目の前の仕事を断ったり、
ニーズに合わせて芸風を変えないという
前向きな割り切り
ができるようになります。
自分の芸風に合わないと思えば
無視、
そして他の市場に目を向けて
仕事を探していると、
結果的にハマる役割が見つかると思います。
自らが「こうしたい!」
という欲求に従って磨いた能力が、
あるところではサッパリでも、
あるところでは必要とされる。
自分のスタイルには限りがあるので、
周囲からの要請に
すべて応えられなくて当然。
あっちもこっちも、
なんでもやります!は、
芸風が確立されていない
ということではないでしょうか?
プロとして自分のスタイルで生きていく、
芸風と心中する覚悟。
芸人の生きざまを見ていると
あこがれるし、学ばせてもらえるし
心の底からリスペクトして、
お手本、ベンチマークにさせてもらっています。
■サッカーでいうと、
メッシがいなかったら、
クリスチアーノロナウドがあんなにも活躍できたか?
それはメッシとて同じ。
相手がいたからこそ、
自分のスタイルに自覚的になって、
こだわったからこそ、
長年にわたって異次元の活躍ができたんだと思う。
若くして才能を開花させる場合と
遠回りをして、晩成する場合。
天才は一握りで
多くの人が凡人だとすると
いろんな回り道、ムダで非効率な生活は
自分のスタイル、芸風を見つけるために
必要不可欠なプロセスだと思う。
天才には決して味わうことのない
ムダという最高の贅沢。
そういう意味では
まだまだ仕込みの時期。
これからいよいよ人間的に成熟し、
社会に対して実りを返していく。
それが私にとって今であり
これからだと思っています。
25歳までに基礎学力、道徳を身につけ
50歳までにチャレンジ、人脈づくり、スタイルの確立
50~75歳でようやく
自分の立ち位置を定めて
培ってきたものを社会に対してお返しする時期。
今年46歳。まだセカンドステージで
うろうろ、モタモタ、アタフタしています。
サードステージで輝くために
今はいろんなことに挑戦し、
自分の強みや得意なことを探して
何に対して震えるのか、ワクワクするのか。
自分のトリセツを丁寧にまとめているところ。
■最近、
同い年の方とお話する機会があって、
「折り返し地点」とか
「人生の3分の2が終わった」
なんて言葉を耳にしたもんだから
「いや、それはおかしいでしょう」と。
でも何がおかしいのかわからず、
数日考えてようやく
自分の意見がまとまったので
今日書いてみました。
40代後半で、
人生のゲームの勝負が決着してしまうのであれば、
「いろんなことにチャレンジして失敗する」
とか
「様々な分野の知識を吸収する」
ことなんてできません。
上司から与えられた仕事を
ひたすら忠実に、
社会的意義の是非を問うことなく、
必死に奴隷的にこなすしかなくないですか?
それはちょっとどうかなーと。
5人に1人が75歳以上になる日本。
2人に1人は寿命が100歳まで伸びるいわれています。
40代ってまだまだ若輩者。
そりゃ、見た目は老けてきますけど、
心、気持ち、感情はまだまだピチピチです。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!