末っ子がいろんな分野で活躍するワケ
末っ子最強説!
いろいろ調べてみると
科学的根拠もあるみたい。
取り急ぎ、
末っ子の有名人を
以下ピックアップしてみました。
■サッカー
クリスチアーノ・ロナウド(バロンドール5回)
ジネディーヌ・ジダン(レアル監督)
■野球
イチロー(4000本安打)
大谷翔平(二刀流メジャーリーガー)
■テニス
大坂なおみ(全米OP優勝)
セリーナ・ウィリアムズ(生涯獲得賞金100億)
ロジャー・フェデラー(史上最高)
■バスケ
渡邊雄太(NBA選手)
■スキージャンプ
高梨沙羅(オリンピアン)
■お笑い芸人
ダウンタウン・松本人志
南キャン・山里亮太
オードリー・若林正恭
オリラジ・藤森慎吾
※以下コンビで末っ子
品川庄司
サバンナ
ロザン
麒麟
笑い飯
千鳥
■他にも
たくさんいるんでしょうけど、
とりあえずこのぐらいで。
それにしても
そうそうたるメンバーが並びましたが、
「末っ子研究」
はさかんに行われているようで、
「あと生まれの人はリスクを冒す傾向があり、
進歩に大きな影響がある」
として以下のような科学的数値
が紹介されていました。
■4000人近くの科学者を対象に、
「現在の主流の見解を支持する保守派」か
「あたらしいアイデアを支持する革新派」か、
出生順位に影響があるのかどうか
調べた実験では、
あと生まれの科学者は
第一子の科学者より、
極論といわれる論理を支持する確率が
3倍以上。
コペルニクスの地動説は公開後、
半世紀以上たってようやく認められましたが、
認められる以前から支持していた
あと生まれ科学者は、
第一子より5.4倍も多かったそう。
■一般的に
若い科学者のほうが、
年配の科学者よりも
革新的なアイデアに柔軟そうですが、
80歳のあと生まれ科学者のほうが、
25歳の第一子科学者より、
あたらしいアイデアに寛容
だったそうです。おもしろいですね。
■第一子は、
親の関心や時間、労力を
一身にうけて育つので、
成功への道筋が整えられているといいます。
なのでノーベル賞受賞者や国会議員
になる可能性が高いことで知られています。
初任給も、
あと生まれの人より
14%高いという研究結果があります。
高学歴によるキャリアのスタートダッシュ
が効いている、ということでしょうか。
■一方で
30歳を過ぎるころには、
あと生まれの猛追が始まります。
転職をいとわず、
身軽に、嫌だったらすぐ辞めて
自分のやりたいように生きる
そんな柔軟な性格が
プラスに働くのかもしれません。
学校での成績は
第一子が圧倒的にいいらしくて、
そうでもないあと生まれは、
親や先生の顔色をうかがうヤな奴
という目で第一子を見ているそうです。
アドラーの説によると、
下の子が生まれたことによって
焦る第一子は、
めちゃくちゃがんばって
親の愛情を挽回しようとしつつ、
下の子に権力をふるったりするので、
あと生まれは反抗的になるみたいですね。
なんとなく分かります。
■お笑い芸人なんかは、
常識に対していい意味で
反抗的だからこそ、
誰もおもいつかない、
人々の予想を大きく裏切るアイデアで笑いをとる。
リスクを冒してチャレンジしつつ、
お客さんの気分を害さない
繊細な創造力も成功する芸人の資質。
厳しくしつけられる第一子に比べて、
柔軟に育てられる末っ子ならではの環境が、
独創性を育むのかも。
周囲が自主性を尊重し、
守ってくれるからこそ
大きく羽ばたける
ということなんでしょうね。
■上にあげた著名人、
そういえばみんな
「こだわり」が強そう。
イチローさんのバッティングフォームは
当時のコーチに矯正するよう指導されますが
断固拒否!
2軍に落とされても
かたくなに自分の信念を貫いた「こだわり」
大谷翔平さんも
近代野球では「不可能」とされ
誰もチャレンジしなかった
二刀流という「こだわり」
そのこだわりを尊重し、
前例や思い込みを排除して
あたらしい価値観を
世界にもたらしました。
■末っ子最強説!
いかがでしたでしょうか。
ネタ元は「ORIGINALS」という本。
誰もが「人と違うこと」ができる時代
それが今なんですね。
本編で紹介したのはごく一部で
他にもたくさんの勇気づけられる至言がたくさん。
なんか元気になりました!
レールを踏み外しまくりで
みんなとは全然ちがう道を歩いているので
不安になったり
孤独を感じたりすることもありますが、
むしろそんな環境が日常になり
変化を楽しんで、柔軟に生きるセンスを
僕のような普通の人間でも
持てるようになるんだと、
ひそかなる自信を与えてくれた
素敵な本でした。
さてさて、
今日はパーティいかなアカンねん!
(リモートだけど)
時間ギリギリ。
今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!
それではまた明日。
おつかれっした!
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