
築地本願寺の動物たち-1
築地本願寺の外に、中に、いろいろな場所にいる動物たちについて。
かわいかったり、ちょっと異形だったり、エキゾチックだったり、さまざまな動物があしらわれています。
建築家、伊東忠太は建物の中に動物や怪獣、妖怪たちを取り入れた作品を数多く残したそうです。築地本願寺はその象徴ともいえる場所です。
ひとつずつ紹介。
本堂正面の大階段(宝塚風に言っちゃう)の下の手すり、左右に鎮座する動物。
翼が生えています。
なんて愛おしい後ろ姿。
これは、神社にいる狛犬に似ていますが犬ではなく、聖獣「迦楼羅」(カルラ)というそうです。仏法を守護する八部衆の一つ、とのこと。
右と左で、口の開き方が異なり、狛犬と同じ「阿吽」になっています。
阿吽という言葉、あうんの呼吸と言われるとおり「波長があうこと」「補いあうこと」みたいな意味なのかなと思っていましたが、仏教の真言のひとつでサンスクリット語とのこと…(どこまでも無知だった)
宇宙や物事の始まりと終わりを表現する言葉なのだそう。
深いなあ。いろいろ知れて嬉しい。
動物については、こちらのサイトでも紹介されているので、引用します。