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本当に中高一貫校に行かせたいですか?

我が家には春から中2と小6の2人の娘がいます。
その2人の娘たちの中学受験に纏わる話を書いていきたい。

きっかけ

新しく売り出された新興住宅街に我が家が越してきた頃、小学校も中学校もまだなかった。間も無く小学校が開校し、中学校もそのうちできると思っていたら、計画が頓挫し小学校の向かいに予定地が虚しく雑草だらけの空き地のまま放置されていた。
そのため長女が小学校を卒業しても校区の中学はからなり遠く、しかも丘の上にあるため、送迎が必須の状況でした。そのためいっそ中学受験させて、もっと遠い中高一貫校に行かせた方が良いのではないかと妻が言い出したのです。

始まり

そして長女が小学校に入学した頃から、登校前の朝勉、帰宅後の学校の宿題以外の学習、休日の学習が始まったのです。

事件

そして2年生ごろ、当時思考能力を鍛えるドリルをやらせていたのですが、初めは簡単でも、先に進んでいくと大人でも解けないような問題もあります。けれど長女は正解しているので、どうもおかしいと問い詰めたところ、答えを写していた事が発覚。それまでその辺に置いてあった答えは、すべてまとめて、娘が届かないところにしまうことになりました。

塾通いが始まる

中学受験は2月に終わるため、塾の新学年は2月から始まります。長女が2年生の終わりごろの2月から、それまで放課後に通っていた学童をやめ、塾通いが始まりました。
我が家は共働きなので、送ってあげることは難しく、行きは路面バスで行くことになります。
学校が終わったら一度家に帰り、ランドセルから塾のカバンに持ち替えてバス停に向かい、バスで10分ぐらいかけて塾に向かいます。
そんなある日、帰りの車の中で、今日は学校が終わるのが遅くなり歩いて行ったと言うので、私は家の近くのバス停まで急いで走らずに、歩いて行ったという意味かと思ったのですが、よくよく聞いてみると、いやいや、塾まで40分ぐらい歩いて行ったと言うのです。その頃は確か小3ぐらいでしたが、良く自分で歩いていこうと判断して、しかも良く道が分かったなと感心しました。

長く辛い日々

毎日毎日、学校と塾の勉強が続きます。しかも漢字検定や英検の勉強もあり、終わった?まだ?の繰り返しです。
塾の時間、テストは学年が上がるごとに増えていきます。6年生では週3で21:30ごろまで塾、毎週テストがあります。もちろん春休み、夏休み、冬休みは講習があります。
もちろん費用も掛かりますが、送迎や、お弁当作り、睡眠時間を削って、一緒に課題の確認、テストの振り返りが必要です。

結果発表

長女の第一志望校は12月頭に試験、結果は年末でした。しかし残念ながら不合格の通知でした。毎年一定数辞退者がいるため、その分繰上げ合格となるので、そこでは何とかと当初から考えていたのですが、追加合格発表が始まって、毎日今日こそはと待っていましたが、なかなか連絡はなく、もう諦めていたころ、期間終わり間際になってようやく追加合格となりました。どうやら同じ点数でも追加合格にならなかった人もいたということを知り、本当にギリギリだったようです。

そして

次女も同じレールを歩んでいます。姉妹でも全くタイプが違い、我が街にも遂に中学校ができる事が決まった影響か、何度か塾は辞めて、そこに通うということになりそうでしたが、塾の説得もあり、今も中学受験を諦めずに頑張っています。

さてさて

塾の課題をやったやらないで、これまで娘達に何度ブチ切れたか分かりません。何とか合格した長女は同級生達に着いて行くのがやっとの状態です。
これからお子さんを中学受験させようかと考えてらっしゃる親御さんは、親子共々大変な状況になることを覚悟が必要です。

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