見出し画像

第3回 「週刊ラサーン ローランド・カークの謎」は想像以上にデータ至上主義だった(1)

「週刊ラサーン ローランド・カークの謎」は読み終えてもなお、もっともっとカークのことを知りたくなる、とことんデータを突き詰めた分析本だった。

どの楽器がどの曲で使われていて(そもそもカークは手作りのオリジナル楽器も多い)、このバンド構成はどの曲だということを、データを元に解析して、記載されている。

「溢れ出る涙」の由来も…

生まれつき弱視だった。2歳頃、その治療中に医療事故で失明する。カークによれば、看護婦か酔っ払うかラリるかしてカークの眼に大量の薬品をこぼしたということだ、むやみやたらに″溢れ出る涙″が後遺症になった。

掲載されていた作品

また作品についても、一通り記載されており、まだ手にしていないアルバムで気になったものが、どんどん出てきて、もしやコンプリートしなければ満足できないのではと思いはじめてきました…

そこで本書の資料を元に、現在私が所有しているもの、まだ所有していないものを忘れないようにここに記載しておきたいと思います。

大量にある作品のなかで今回は「リーダー作」の「初期」から「前期」までを挙げていきたいと思います。

ここから先は

1,233字 / 23画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?