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遣瀬無
助けてくれる人なんて
誰一人いないじゃないか
楽になりたい
分かり合えないことしかなくて
言葉にできない
僕が何気なく過ごすことでも
誰かを傷つけているなら
どうやって生きてみたら良い?
脆過ぎて触れられない
人が何かに触れるその度に
誰かの心が壊れていた
馬鹿な奴らが優しい人を
容易く傷つけても
誰も助けはしないじゃないか
全て僕もそうか
心は見えないことに
都合が良くなっている
誰にも伝えられない
大人になれていない
そこら中にあり過ぎては
優しい人を助けられずにいる
それはそうでしょう
指を刺されるのを怖がるんだ
全て君もそうか
壁が高過ぎて何も出来ずにいる
帷も解けることはない
息も切りたい程に
華なんていらない
今日の事を肯定するのは
この先も無理だと
誰かが正しいとすれば
誰かが悪くなる
君の心が叫んでいるとして
気づいているのだろう
何も出来ずに立ち塞がって
ここまで書いた全て
私の弱さ
やるせない
大人になれずに
子供は背中を見れずに
誰にも癒やされずに
助けも諦めて弱って
人になんてなりたくなかった
分かるでしょう
僕の心は今まで笑えずにいる