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Drip Dropの魅力を可視化する

2024年10月30日にリリースされたINIの7thシングルのカップリング曲「Drip Drop」。

INIのメンバー、許豊凡🧸(しゅうふぇんふぁん)と髙塚大夢🐹(たかつかひろむ)が作詞に参加した楽曲。ギターサウンドとドラムアンドベースのリズムが融合した、口ずさみたくなるような爽やかでアップテンポな仕上がり。

「水たまりに映る君を見てると、キャンバスを彩る絵の具のように君色に染まっていく僕」をテーマに淡い恋模様が描かれている🫧
MINI(INIのファンネーム)とのこれまでの記憶を蘇らせ、ファンへの想いが詰まっている歌詞。作詞に参加した大夢くんは、FCブログで恋の甘酸っぱさを表現した曲と紹介している。




ーメロディも歌詞も構成も魅力的なDrip Drop。

2024年11月1日のフロイニ(Tokyo FM)の放送にて曲の魅力をたじふぇんろむ(田島将吾・許・髙塚)が話してくれました。本人たちから語られる言葉で幸せな気持ちになったのと、個人的にいいなと思うポイントを残しておきたくなったので、noteに詰め込みます🎨✨


📻 フロイニの文字起こし


▪️お気に入りのパートについてのトーク

作詞を手がけた2人にお気に入りポイントについて、たじ(田島将吾)が質問!

髙塚🐹 " 君色に染まっていく僕 "

(髙塚)印象に残るのは「君色に染まっていく僕」というフレーズですね。
Drip Dropっていう瑞々しさを残しつつ、僕っていう人間が君にのまれていく感じをどう表現しようかなってなった時に、"染まる"って言葉が出てきた。
自分の中にある真っ白なキャンバスが、君と触れ合うたびに彩り溢れていくっていう感じを表現しましたね。

(髙塚)歌詞を書いてて、単純すぎるかな?って思ったりしたの。
"水たまりに映る君"とか、あからさまに水っぽい感じを表現するってなった時にシンプルかなって思ったけど、できた音源を聴くと、歌詞は単純だけど、メンバーやたじくんがめちゃかっこよく歌ってくれるからこれでも良かったかもしれないと思った。

許🧸 " Raindrops 弾ける〜But I don't (Mind)"

(許)今回ラップの部分も作らせていただいて、

"Raindrops 弾ける (Raindrops)
Got me wet now (Wet now)
ぼやける足跡
But I don't (Mind)
(I don't mind)"

ここは僕がこの曲を聴いた時の一番の印象というか、好きな人と一緒に雨の中に飛び込んで2人で服とかも濡れちゃっても、隣にその人がいれば気にせずその人と一緒にどこまでも行けるっていうのがデモ聴いた時の感想。
こういうメッセージを伝えたかったのでラップ風に書いてみたらハマって。

(田島)それをお洒落に転換してすごいと思った。
(髙塚)フェンファンだからこそ書ける英語歌詞だよね。


(許)"届けたい  Shine after rain"、ここも歌詞を見たらシンプルめな歌詞ですけど、ここの曲調にあわせると空が晴れていくというのがすごい伝わるのかなと思った。


許🧸 " たんたんと轟く音 "

(許)個人的に超好きなパートがあるんだけど、"たんたんと轟く音"。(髙塚大夢が担当した歌詞)
このメロディに合わせるとめちゃめちゃ面白いんですよね、響きが。その響きを注目して欲しい。


(髙塚)ひらめくものだよね、こういうものって。雫が落ちてる感じを音で表現したいなって思った時に、たんたんと…とどろく…あ、意味が通ってるって。


(田島)2人めっちゃ相性良くない?
(髙塚)ちょっと思っちゃいました!!
(田島)日本語と英語の混ざり具合といいさ、酸性的なものといさ、チーム組んじゃえば?
(髙塚)おれ、日本語(の歌詞)が割と多いんだけど、そこにフェンファンの英語が加わることによってお洒落な感じになっていくからさ。

_ _ _ _ _


作詞の裏話最高だった……フロイニありがとう🥹




個人的な気づきとお気に入りポイントについて🙂📝書きたくなっちゃったので残しておく!

🫧 お気に入りポイント

▪️擬態語の使用、韻を踏んでいる

・キラキラ Jewelry の様で
・鮮明になってくだんだんと
・たんたんと轟く音広がって

特に、だんだん→たんたんに言葉がかかっているところが堪らない。
"だんだん"のたじのラップと、フェンファンの"たんたんと轟く音"のニュアンス感のある歌い上げ方の技術力と表現力の高さにため息、、

▪️英語と日本語のバランス

英語が堪能なフェンファンと、言葉を大事にする大夢くんのコラボレーションが素晴らしい。個人的に英語ラップ多めの方が、曲として締まる気がするので今回のバランス感が良すぎると思っている。

▪️色と情景が浮かぶようなフレーズ

"鮮やか"
"色褪せていく"
"彩る絵の具の様"
"君色に染まっていく"
など
曲のテーマに対して、情景を想起させるようなフレーズ。いくつも表現できることがすごいと思った。

▪️Pale blue ☁️

初見ワードで知らなくてググりました。淡さとやわらかさが合わさったような色みたいです。フェンファン?が選んだのか、制作チームが選んだのかはわからないけどオシャレすぎて、空を仰ぎました👋🏻(うまく言うな)

▪️2人の五感と感受性の豊かさから映し出される世界観

フェンろむは、日常の小さな幸せや美しい瞬間に気づき、拾うことに長けているとプラメやFCブログを通して感じている。

フェンファンのブログのサムネ、あまりにも詩人…🎋

それぞれの視点は異なるけれど、繊細な感性がどこか似ている部分を感じる。それが今回"作詞"という形で交わり、生まれた作品に出会えたことが本当に嬉しいー!

▪️多義的な歌詞

きっと公の場で語られることはないだろうけど、
歌詞が多義的な意味も含んでいると思われる。英語表記の"jewelry"が気になって単語を調べたところ、スラングの意味もあるようだ。

この曲の深みをさらに違う角度から楽しめると思った。説明すると長くなるので参考記事貼ります📝

近年では「水」を表す”water”や「滴」を表す”drip”が”ice”と同様に「ジュエリー」を意味するスラングとして使われている。さらに、”drip”には自動詞で「滴る」という意味もあることから、”drip”一語で「(ジュエリーで)着飾る」、さらにそこから転じて「イケ散らかす」くらいの意味でも用いられるのだ。

以下の記事から引用

▪️引用記事

今回のアルバムの「THE view」のコンセプト(CHANGE THE VIEW -見方を変えれば広がる世界-)にも沿った意味のリリックだと思う。




曲の音や雰囲気をただ楽しむのも良いけれど、+αの仕掛けが散りばめられていると実感して、さらにDrip Dropが好きになった✨これからもたくさん聴いていきたい〜


このnoteを書いていて、大夢くんが手がけた他の曲の歌詞も振り返りたいなと思ったので、別で執筆中✍🏻(近々公開予定)

※24/11/8に書きました!笑  ⇩





多様なバックグラウンドと向上心の高いメンバーが集まるINIが、今後も創作活動を通して化学反応が生まれていくことが楽しみ…!🥣🫧(毎回言ってる気がする)

ふぇんろむ、素敵な歌詞をありがとう🫶🏻✨


書きたいように書きましたが、最後までこの記事をスクロールしてくれた人がいたらありがとうございました〜!‬

( ̳- ·̫ - ̳ˆ )◞♡


24/11/4


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