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小林よしのり「コロナ論 3」

いよいよこのシリーズも三冊目。事態は、悪化しているのでは?

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今回の目玉は、コロナ君と国際政治学者・三浦瑠璃女史と医師・井上正康氏との対談だ。

コロナ君のキャラが、冤罪に苦しんで泣き虫というのが笑える。いつも涙を溜めていて、可愛い。このシリーズは活字が多いので、敬遠する人はこの章だけ読んでくれると分かりやすいと思う。

三浦瑠璃女史は、正直苦手だったが、今回はすごく正論で見直した。かなり、勉強もしているようだ。娘ができて、人間が丸くなったのだろうか?

「この狂騒を、祝祭のように楽しんでいるのではないか?」と三浦女史。

井上正康氏は、真打登場だ。小林氏の今までの仮説を、見事に科学的データで証明していくのが気持ちいい。

やはり、指定感染症2類とPCR検査と自粛と三密対策は、失敗で無駄だったようだ。

二つの神風の話が、面白い。

一つ目は、東アジア人には、土着のコロナウイルスの抗体があること。

二つ目は、安倍総理のコロナ対策の遅れのおかげで、最初に弱毒性の武漢型のコロナウイルスが日本に入って来て、日本人が感染し、抗体を鍛えることができ、その後、強毒性のコロナウイルスが入って来たので、欧米に比べて、死者数や重症者の数が少なくて済んだこと。

人類は、ウイルスから遺伝子を貰って進化したこと、今回は、人類の方が、インフルエンザウイルスではなく、コロナウイルスが必要で選んだ、という説が、衝撃だった。

名声や私利私欲ではなく、間違っている情報が氾濫しているのを見ていられず、いても立っていられなくて、最後の最後に本物が現れるというのが、この国の奥が深いところだ。

こういった人々の勇気にこそ、ノーベル賞の価値があると思う。

政府や専門家やマスコミが、間違った政策を認める訳には行かず、大東亜戦争の時の様に、このまま突っ走るしかないとしたら、今、一番急がなければならないのは、「コロナの指定感染症2類からの除外」であり、「それを可能なのは菅総理だけだ」という答えが出たのではないだろうか?

菅総理に働きかけるのは、要望書なのだろうか?署名なのだろうか?

(2021.5.25.記)

生まれて初めて、首相官邸にメールした。

菅 首相 様


お忙しいところ、失礼いたします。

医療の逼迫に危機感を抱いています。

聞くところによると、日本は世界有数の病床数を誇るのに、使用ベッドが全体の2%だけということです。

どうやら、指定感染症2類に指定されているためだとか。

普段生活していて、コロナがペストと同じ2類とはどう考えても思えません。

2類を5類に落とせば、風邪と同じくどこの病院でも診察されるので、医療逼迫は解消され、国民のコロナへの恐怖感は薄れ、自粛の必要はなく、普通に経済を回すことができ、倒産、失業、自殺、虐待、DVも減少すると思います。

それが今できるのは、菅首相だけだと思います。

もしそれを実行すれば、間違いなく、歴史に残る首相となると思います。

是非、コロナを指定感染症5類から、2類への格下げを、一刻も早く実行お願いします。

よろしく、お願いします。

(2021.6.20.記 )

2類から、5類に格下げされれば、医療逼迫は無くなる。希望の光だ。

( 2021.7.11.記 )

次回作の製作費として、大切に使わせて頂きます。