世界でいちばん好きなもの 第8位
「美しい」人やもの、行動、風景が好きです。
なかでもいちばん好きなのは、美しい人です。最近は男性に対しても「美人」という言葉を使いますが(BL界隈だけかな?そうだったらごめん)、今回はとりあえず美人な女性について書きます。
私が世界でいちばん美人だなぁと思う人は、フランスの女優ソフィー・マルソーです。
彼女は1980年代にデビューしました。今は2023年ですが、未だにソフィーを超える魅力の持ち主を私は知りません。
彼女はフランス人ですが、お顔がちょっと東洋的なので、その辺にいそうな感じもします。実際に田村英里子とか、村重杏奈は雰囲気が似てると思う。
だからソフィーの魅力とは、ルックスだけではないということです。もちろん、どんな顔になりたいかって聞かれたらソフィーマルソーって言いますけどね。
ここまで書いておいて言いにくいのですが、私はソフィーの出演作を全部観て著書も読んで最新作もチェックしている熱狂的マニアというわけではありません。(ごめんソフィー)
80年代に青春時代を過ごした私は、当然彼女のことは知っていました。他にもブルック・シールズやフィービー・ケイツ、ダイアン・レインなど、魅力的な女優さんがいっぱいいました。
私がソフィー好き!となったキッカケは、『スチューデント』という映画でした。日本での公開は1989年ですが、私は劇場ではなく、深夜にテレビでこの映画を観ました。
私はネタバレ嫌いなので細かいことは書きたくないです。ただ、ちょっと気になっていることがあります。
『スチューデント』のDVDが売ってますが、そこに「ヘア無修正版」とか、あと作中の肌の露出が多いシーンの写真ばかりが載っているのです。
『スチューデント』は、そういう映画ではないんです。違うんです。確かにそういうシーンはあるけど、違うんだよー!そこじゃないんだよー!責任者出てこーい!
取り乱してしまいました。ちょっとトイレに行ってきます。(行っトイレ)
さて。『スチューデント』は、普通の恋愛映画です。タイトルのとおり、ソフィーは学生です。とても普通の学生さんの役です。そんな彼女がある男性と出会い、大切な試験に向けて勉強も頑張りながら、なんやかんやあるという「青春映画」だと私は思っています。
もちろん、他の映画でソフィーは脱ぎまくっています。フランスの女優さんだし、他にも脱いでる人はいっぱいいるけど、ソフィーはえらい景気よく脱いでるなぁとは思ってました。
そんな私がこの映画を観てソフィーの虜になった理由はただひとつ、彼女がとても「自然体であった」からです。
映画なので、当然そういう演出だったのだろうとは思います。もちろん女優さんですから、彼女の演技力の賜物に違いありません。
それが分かっていながらも、この映画はまるでソフィー(バランティーヌ)のドキュメンタリーを観ているかのような気分になるのです。
とにかく、この映画のソフィーは眩しすぎるのです。綺麗な人だということは知っていましたが、まさかこんなに魅力的だなんて!
学生の役なので、服装はいたって普通です。普通の丸首のセーターに長めのフレアスカート。眼鏡をかける時もあるし、髪型も普通。それなのに、ものすごく綺麗で可愛いんです。私はこの映画の影響で未だにフレアスカートが好きです。
「自然体」って何でしょうね。自他ともに認める「不自然体」である私にはよく分かりません。分からないなりに、ソフィー(バランティーヌ)はなんて自然体なんだろう!素敵!って思いました。
とても自由で、素直で、飾らない感じ。ありのままの姿。月並みな言葉でしか表現できないけど、ソフィーは間違いなく私にとって、世界でいちばん美しい人です。
私には宝物があります。映画雑誌ロードショーの1983年3月号。リアルタイムではなく、古本屋さんで買いました。表紙はもちろんソフィー。おそらくほぼノーメイクで、とても柔らかな笑顔で写っています。
カラーページではバッチリメイクした様子や、プールサイドで寛いでいる姿を見ることができます。そして。なんと!水着を着たソフィーがバンザイしているのです。その脇の部分に注目です。
もう何回見直したか分からないけど、絶対、どう見ても、たぶん、これはやっぱり脇毛だと思うんです。
いやでもそんな訳ないよね。バンザイだよ?水着だよ?いや、日本とは文化が違うから別にいいんじゃない?脇毛ぐらい。(心の声)
無邪気な笑顔でバンザイをしているソフィー。
その瞳の色はとても綺麗です。この色はなんていう色なんだろう。ブルーではなく、グリーンでもなく、ブラウンでもない不思議な色。この色の名前をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ私に教えて下さい。
とか言いつつも、やっぱり脇毛が気になる。光の加減かもしれないけど、右より左の方が少し量が多い。それがまたすごくリアル。
脇毛?それがどうしたの?忙しくて処理するの忘れてたわ。バッチリ写ってるの?いいわよ別に、減るもんじゃなし。大丈夫よ。
…などと言ったのかは定かではありませんが、そんなセリフを言いそうな感じがするところも好きなんです。80年代って、今から考えるとかなり大らかな時代だったから、アイドル女優の脇毛が掲載されても特に問題なかったんでしょうね。
そんなわけで、結局脇毛の話が中心になってしまいましたが、映画『スチューデント』と脇毛が大きなキッカケとなり、私はソフィーの虜になったのです。
美人だから自然体なのか、自然体だから美人なのか。はたまた自然体に見せるのが上手い美人なのか。私にはまったく分かりませんが、分からなくてもいいんです。ものすごい美人なのに、気さくで大らかに見えるソフィーが好きなんです。
脇毛が生えてるけど水着でバンザイしてるなんて、そんなことある?やっぱり見間違えなんじゃないの?と思いますよね。一体どんな事情があってそうなったのか、それは永遠の謎です。
気になる方はぜひ、血眼でロードショーのバックナンバーを探すか、画像検索をしてみて下さい。
と書いてからすぐに検索してみたら、あっさり出てきました。ついでにパンツも見えてた。さすがソフィー。大好きだよ。愛してる。
フレアスカートを着る時に万が一のことを考えて下にスパッツを履いている私を、誰か殴って下さい。
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