エデン農園ビジョンが動き出す
エデン農園は、無農薬の自然農で植物の特性を活かし、自然にその土地に生息する植物含め、複数種を競合共生させることで、人と共存する生態系の構築することを目指しています。
地球環境を破壊しているのは農業
エデン農園のはじまりは、2017年に地球環境を破壊している根源は、農業であると聞いたことがきっかけでした。慣行農業は、毎年種を植えるために畑を耕し、種を植えた後は、化学肥料を与え、除草剤や殺虫剤を用います。化学肥料、除草剤や殺虫剤などの農薬は、土壌から地下水から川、海に流れ、海の生態系を破壊します。世界の70％の植物がミツバチなど昆虫に受粉を頼っていますが、特に大量生産を行う単一栽培は昆虫を激減させたり、害虫が発生しやすくなります。そして、その先には、最終的にはその地では何も育たなくなり砂漠化し、気候変動を巻き起こします。すでに様々な気候変動が世界で起きていますが、近い将来人類が経験したこともないような自然災害を引き起こすと言うのです。
動物が放出したCo2は植物が吸収し、地球に炭素として蓄えるのが地球のメカニズムです。しかし、現在の地球は、森林の50％失い、炭素を地中に貯蔵できる能力が下がっています。地球の炭素貯蓄力を上げるためには自然の状態に近い農法が必要なのです。そこで救世主のように現れた農法が、自然農なのです。この農法は、無農薬、無施肥、無耕起により多数の複数種の野菜を混生させる農法で、複数種を競合共生させることで、農園の生態系の拡張を助けます。
これは、まさに聖書に書かれている、はじめに神が天と地の全てを創造し、ありとあらゆる植物や果樹、生物や動物などの生き物を創られた世界です。
[創世記 1:29-3]
神は仰せられた。「見よ。わたしは、地の全面にある、種のできるすべての草と、種の入った実のあるすべての木を、今あなたがたに与える。あなたがたにとってそれは食物となる。また、生きるいのちのある、地のすべての獣、空のすべての鳥、地の上を這うすべてのもののために、すべての緑の草を食物として与える。」すると、そのようになった。神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六。夕があり、朝があった。第六日。
そして、一番最後に創造されたのが神の似姿として創られた人間でした。
その使命は、神が創られた自然を管理すること。
しかし、人類の歴史は環境破壊の歴史です。
この自然をどのように管理すべきなのか、それは人間が自分の知恵に頼り、自分勝手に行うのではなく、創造主である神の声を聞き、神に頼ることが求められていると思います。
聖書の最後（ヨハネの黙示録）に書かれているのは、エデンの回復です。そこは、植物も果樹も生物も動物も人間も、争うことも、自分勝手に生きることなく、神の祝福と平和の中で、神と共に歩む場所です。
エデン農園のはじまり
2017年3月1日の誕生日、特に欲しい物はなく、神様に「神様の恵みは十分です。神様が私にしてほしいことを示してください。私はそれに従います」とお祈りしました。
翌日、父から1通のメールが届きました。
「自然農のために100㎡の土地を用意しました。」
父に自然農の話はしていましたが、まさか土地を用意してくれるとは、夢にも思いませんでした。
まるで、神様からのメッセージのようなメールに、私は驚き、農園を始めるべく、野菜やハーブ、花の種や果樹を70種類くらい準備しました。そして、2017年3月26日に100㎡の土地に、それらを植えました。
そして、地球を本来の姿に戻すために「エデン農園」と名付けました。
エデン農園は、すぐに沢山の収穫を生み出しました。エデン農園の恵みを分かち合いたくて、友人や知人を呼んで、共に収穫し、バーベキューや石窯オーブンでピザを焼いたり、料理を作って、フェローシップをしました。
毎年、沢山の友人や知人がエデン農園フェローシップに参加してくださり、もっと沢山の人々に、神様がエデン農園に与えてくれた素晴らしさを体験してほしいと思うようになりました。
エデン農園の新しいビジョン
そして、2021年7月、エデン農園に新たなビジョンが与えられました。
エデン農園のビジョンとは、エデン農園を拡張し、沢山の人々が自然農の恵みを体験し、祝福を分かち合うことです。
エデン農園の野菜やハーブティーの提供
・ エデン農園のスギナ茶、ドクダミ茶、レモンバームティーの販売
・ エデン農園の野菜の収穫体験
・ ハーブティーを楽しむフェローシップ
ワークショップの開催
・ エデン農園のクリスマスリースワークショップ＆Bible Story
・ エデン農園の無農薬大豆の手作り味噌ワークショップ
・ エデン農園のドクダミチンキ＆ドクダミ茶づくり
・ エデン農園の野草を楽しむ会（スギナ天ぷら、野草茶や薬膳デザート）
薬膳教室
・ 季節の薬膳教室
・ がんの薬膳教室
・ 自然に調和したライフスタイル
エデン農園の隣に、コミュニティースペース「Noah’s Garden」（ノアズ・ガーデン）を作り、人々が休憩したり、農園体験や、ファーマーズマーケット、薬膳教室やエデン農園のハーブのワークショップや農園ヨガなどコラボイベントを開催します。また、子ヤギの里親や鶏の飼育をします。
将来的には、無農薬の自然農にチャレンジできる機会も提供できればと思います。
・ 貸農園で自然農チャレンジ
・ 無農薬米づくり（最少遂行人数12人）
2024年はエデン農園を始めて7年目、神の時が動き出し、Noah's Gardenの土地が返還されました。そして、ずっとお祈りしていたNoah's Gardenの土地の整地や下水道工事、建物の改装費用は、神が不思議なカタチで備えてくださり、最高のクリスマスプレゼントになりました。
Noah's Gardenの角に先行して2023年3月植えたユーカリの苗木が4.5ｍにもなり、Noah's Gardenの真ん中に移植して、シンボルツリーとしました。ユーカリの木の花言葉は、「再生」「新生」「永遠の幸せ」です。
エデン農園とNoah's Gardenが、この地と集う人々に永遠の幸せと祝福をもたらしますように。。。