SNSが苦手と言ってるバンドマン諸氏、それって本当にSNSが苦手なの?って話
久しぶりにプライベートな随筆blogも書いたので
http://thedenkibran.com/blog/?p=2271
気分で noteも更新してみる。
さてさて、今日のお題は 『バンド活動と "SNS"』
バンドさんと活動の話をしていて、やはり避けて通れない話
ってことで、SNSの話を書いてみたい。
よく「うちのバンド、SNSが苦手なんですよね~」みたいな話が出ます。
「うん。そうか。苦手なもんは無理にしなくてもいいか…」なんて言えた頃はよかった。
そんな時代もあったねといつか笑って話せるさ。
しかし、いまや SNSなんて何の特別なものでもない。
あって当たり前のもの。苦手だからって、さすがに無視できない。
そんな苦手な人は、バンドをやっていくうえでどんなふうにSNSと付き合っていったらいいんでしょうかね?
SNSアレルギーのバンドマンと話してて、よく思うこと
そもそも、SNSと言っても色々と種類がありますよね。
今だったら、
twitter (X)
Instagram
TikTok
Youtube
LINE
…あたりでしょうか? (クローズドすぎるLINEをSNSと呼んでいいかは微妙なとこですが)
何人かと話した印象なのですが
そもそも、彼らはSNSが苦手っていうぐらいの人だから
例えば、新しいSNSが出てきた時に
「わ!新しいの出てきた!面白そう!」
と、新しいものに飛びつくような人種ではない。
そんな人種だから
SNS=twitter (X)
ってう感覚で止まってしまってる人が圧倒的に多い。
そんな印象。
(ちなみにmixiで止まってる人がいたら、僕は個人的に全力で保護、応援してあげたいけど、さすがにそんな人とは出会ってない)
もっと周りを見て!!
twitterだけがSNSじゃないよ!!
(…なんか、アイツだけが男じゃないよ!!と失恋した女の子を元気づけてるみたいな書き方になってしまいましたが)
で、twitterで止まってるってことは、当然
Instagram ?なんかオシャレっぽくて、よくわからん…
とか
TikTok ? 女の子が踊ってるやつ?よくわからん…
と、他のSNSについていけてない人が圧倒的に多い。
名前を聞くだけで、「あああ、やった方がいいのはわかってるけど、無理!意味がわからん!!」となってしまう、SNSアレルギーって感じでしょうかね。
以上を鑑みると、「SNSが苦手」って言ってるけど、それって実は
「twitterが苦手」なだけなんじゃないの?
と。
そもそも、なんですがね
みんな忘れてる気がするけど
twitter と 音楽 って、めちゃく相性悪いんですよ。
は?おいおい、twitterと音楽の相性が悪い?
twitterでヒットした曲や、バンドもいてますやん?
…と、読みながら、つっこんだ人もいるかもしれませんが
それって当時は、twitterとFacebookぐらいしかメジャーSNSがなくて
その2つのうち、ライトに使えるSNSが twitterしかなかったから…じゃないでしょうか?
思い出せ。
twitterは基本的に140文字制限で、文字を書くサービスだ。
あくまで、発信できるのは文字。
(有料にしたら文字数を増やせるようにはなったけど)
他の機能は、あとになって追加されたおまけ機能だ。
思い出せ、最初は画像すら載せるのも一苦労だったんだぞ?と。
そもそも
文字で気持ちを発信する
文字で情報を発信する
そんなサービス
で、文字で記した情報や気持ちの下に、URLを載せて
"本当に伝えたい音楽に誘導する"っていうことしか出来ないんですよね。
変な言い方になりますけど、けっきょくtwitterって
"口が上手いやつ"(文章を書くのが上手いやつ)
が、勝ちやすいシステムなんですよね。
twitterが日常になりすぎて、ここ意外に忘れられてる気がする。
だから、音楽と相性がいい他のサービスが出てきた時に、取って代わられるのは自明の理。
だって、そもそも twitterをスマホで見てる時って、スマホの音を切って見てる人多くないですか?
僕たちが一番伝えたいことって、その切られてる音ですから。
そりゃ相性悪いわ。
そもそも文章だけでうまく伝えられるんなら、オレは音楽なんて、バンドなんてやってねーよ。
おっしゃる通り。
そんな不器用なミュージシャンが僕は好きだ。
そう。僕は好きなんだけど、そんなこと言ってても始まらんしね。
で、最近は特に twitter で拡散されやすいものって
いわゆる笑いに走った"ネタツイ"だったり、炎上系の悪口だったりで、
音楽との相性がどんどん悪くなっていってる気はしてます。
独自文化になっていってる気がする。
(それが全然悪いこととは思ってませんが)
そう考えるとですね
twitterが苦手と言ってる人が
「え?こういうネタツイしないと、知名度が上がらないの?こんなの思いつかないよ、オレは無理だ…twitter向いてない…_| ̄|○」
と、苦手だな…みたいな思考回路になるのは仕方ないとも思うのです。
で、そういう人に伝えたいのは
これも そもそも論なのですが
ああいう面白ツイートで、狙ってバズらせれる人っていうのは根本的にtwitterに向いてる人です。
もちろん継続させる才能とか、ネタを仕入れる努力もしてると思いますが、絶対に最初の属性もでかいです。
RPGゲームで例えるなら
戦士がいくら努力しても、魔法は使えない。
彼らはそもそもツイッタラーという職業だったのです。
あなたはツイッタラーじゃなかったのです。
残念ながら、あなたは戦士です。
戦士には戦士の戦い方がきっとあります。
(色々と分析してみて、転職するのという技もありますが)
ちょっと余談で話がそれますが
なんで最近の音楽のヒットって TikTok からなの?っていうと
そもそも TikTokって
素人の作った短い動画でもバックに音楽をつけたらそれっぽくなるやん?面白くない?
っていうのを楽しむサービスなので、そもそもが音楽ありきなんですよね。
そりゃ音楽と相性もいいわ。っていう。
TikTokを普段から使ってる人からしたら、何を当たり前のことをドヤ顔で書いてるの?って感じだと思いますが
マジで、TikTokアレルギーで
「TikTok??わからん!無理!!」ってなってる人からしたら、
たぶん、この話だけでも「ああ、なるほど!そうなのか!!」って話なんですよ。これ(笑)。
で、話を戻します。
で、本当はここからSNSの活用方法とか、
具体的な話を書こうと思っていたのですが
以前に、ミュージックラビッツで「バンドマン向けの活動の仕方を書く」ような連載を持たせてもらってた時に
「あれ、内容的には面白いし勉強になるけど、お客さんにこの話は知られたくないから、RTはできないっす(笑)!!」みたいな
要は「みんなの見えるとこで、裏話をのせすぎてないですか…?」
的なクレームもけっこういただいもので (苦笑 僕的には本当にお客さんに読まれたら、ヤバイような内容は書いてなかったのですが…)
ひとまずこの辺りで、今日はやめておこうと思います。
書こうと思てたことは、別に隠しだてするような内容でも全然ないんですけどね。
普通に、気が向いた時にこっそりと続きを書くのか。
500円とかの有料記事にして、本当に読みたいバンドマンだけが読めるように続きを書くのか。
はたまた、内容に興味のある人に会った時に僕が直接 口で伝え続けるのか(笑)。
どう続いていくのかはまったく考えてませんが乞うご期待!!…ということで。
なので、この記事で一番 伝えたかったことを最後にまとめて書いておくと
SNSが苦手です…て言ってるけど、それって「twitterでネタツイするのが苦手なだけ」だと思うぞ?SNSもいろんな種類があるし、twitterもネタツイ以外にも使い方あると思うぞ?
っていう話でした。
では、また気が向おたら、お会いしましょう。
シーユー!!
…こんだけ偉そうに書いてますけど、僕は twitter 意外のSNSアカウントはほぼ放置状態です…(笑)。すんません。
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