倉坂直樹(遺伝子組み換えでない)
大阪のライブハウスの人が書いたアマチュア/インディーズバンドの動員のことについて書いた記事をまとめてみました。
…と、前回書いてみて、もったいぶって 後編へつづくって書いちゃったのですが、 具体的な話ってより、 後編は自分語りの回です。 ご了承を。 さてさて。 前編で書いたとおり「時代にあわせて上手くやらないとなぁ…」なんて気持ちばかり焦って思考停止しかけてた自分に、最近 気づいたんですね。 で、結論 ゴチャゴチャ考えて足ぶみしてる暇があるんなら とにかく発信し続ける。 とにかく動き続ける。 これでいいんじゃないかな?と原点にかえりました。 人と接触しちゃダメ!と
最近、ライブハウスの人として すごく思ってることがありまして 「この3年間で忘れてしまったやり方を、もう一度試してみる」 ってのもアリじゃない?と。 そうだ。初心に戻れ。 back to basics 自分の「基本に戻ろう!!」ぜ。 で、基本に戻るその前に、 先にここ数年の流れをおさらいをしてみたい。 どんなことがあったでしょうか。 振り返ってみる。 まずはサブスクの話から。 サブスクリプションサービスで音楽が聴けるようになる。Apple Musicが日本でも
久しぶりにプライベートな随筆blogも書いたので http://thedenkibran.com/blog/?p=2271 気分で noteも更新してみる。 さてさて、今日のお題は 『バンド活動と "SNS"』 バンドさんと活動の話をしていて、やはり避けて通れない話 ってことで、SNSの話を書いてみたい。 よく「うちのバンド、SNSが苦手なんですよね~」みたいな話が出ます。 「うん。そうか。苦手なもんは無理にしなくてもいいか…」なんて言えた頃はよかった。 そんな時代
お久しぶりの更新でございます 最近の無観客配信ライブイベントについて思った事をツイートした文章を、再編集、加筆してまとめておきます。 無観客配信ライブについて よりも、 普段の200人キャパのライブハウスでライブするための心がまえ みたいな内容になってしまいましたが、興味のあるバンドマン諸氏はご一読を。 以下本編 最近の"なし崩し的な無観客配信ライブ"が、変な形で小さいライブハウスのなかでブームになったら嫌だな…と思ってます。 ちょっと備忘録的にまとめておきます。
オッス、おら、倉坂 「続きます」と書いてしまったので、続きを書くぞ。 今日は、予告どおり 「ライブハウスの人間の限界がそのままバンドの限界になってしまう」 というお話 まずは例え話から 想像してみてください。 登場人物は二人。 ●お父さん50歳ぐらい ●高校をもうすぐ卒業するぐらいの年齢の子供 そんな親子の話 親「おまえ、もう高校卒業してからの進路は決まったのか?」 子「うん。おれ、バンドをやるよ!」 親「は?バンドをやるっていうのは、プロのミュージシャン
あけました。おめでとうございます。 書きたいことや言いたいことは山のようにあるのですが、 面白く読ませる自信がないので記事が滞りがちの倉坂です。 今日は"専業ミュージシャンはもう古い" と、プロミュージシャンに真っ向からケンカを売るようなタイトルにしてみました。 ごめん。 タイトルでちょっと釣った。 正確には "専業バンドマンはもう古いかもよ?兼業バンドマンを目指すのもアリじゃない?" って内容です。 ミュージシャンってよりバンドマンってニュアンスの方が言い
バンドの集客について何回かのシリーズにわけて書いてきましたが、本当の本当に今回が最後の番外編コラムです。 ネットやスマホがまだなかった頃のバンドってどうやってお客さんを集めてたの?について書いてみたい。 これって興味ないですか? いまや 1人1台スマホを持ってて、ネットへの常時接続はあたりまえ twitterがあって、Youtubeがあって、メールはもはやすたれて連絡をとりあうメイン手段はLINE 当たり前のようにこんな便利な環境のなかで過ごしてますけど、冷静に考え
こんなもの書くつもりはなかったのですが なんども書いてますが、僕が働かせてもらってる 南堀江knave というライブハウスはチケットノルマがありません。 ノルマがないゆえに「お客さん10人がんばって呼んでください」みたいな話は絶対にしてから、出演をお願いしています。 「次のライブ、がんばって10人呼んでね!」 「はい!がんばります!」 「よろしくおねがいします!」 一ヶ月後 ~ライブ当日~ お客さん1人 … …1人か…?? 「がんばったんですけど…」 「
この記事からはじめまして ダラダラと続けてますが完結編です。 一番、伝えたいことは上の"パレートの法則"の記事で書いたので、いろいろと書いてますが、全部オマケみたいなもんですが この記事の最後に書いた ライブハウスを商売として考えると致命的な欠陥があります。 の一文の話だけを最後に書いてみたいと思います。 興味のあるかたはお付き合いください。 商売として致命的な欠陥イベントをブッキングするという基本業務のプラスαの話なのですが 自分のやってることって何かな?と
前回の投稿の最後に書いた 10年ぐらいずっと後悔してる話 を忘れるまえに書いておきます。 2010年頃、時系列でいうとKANA-BOONがみんなに見つかる前。 だけど、ほんのすこしだけ見つかりだしたころの話。 ギャーギャーズがいて、花柄ランタンの村上と代代代の敏腕?スタッフの杉本がまだMOTHERをやっていて、AOI MOMENTはまだ桜草という名前で、そんなころの話。 高校生の頃から出てくれてた子たちが、オリジナル曲を作り出して、 僕の今までのつながりと、地元の若
前回、集客に関してへりくつをこねくりまわしてみました。 思いつき & いきおいで一気に書いたので、じぶんで読みかえしてみてもツッコミどころは多い。 ツッコミが入りそうなとこに先手をうってみよう。 2~3年に1回ぐらい「ライブハウスのノルマ制度があり?なし?論争」がツイッターでおきます(個人的には、あれもうあきましたが) そんな時にみかける、こんな意見 なるほど。 ライブハウスって、そう見えてるか。 ただ、これって超簡単を解決できる方法ありますよね? みなさん気
活動初期はじめたてのバンドにとっての最初の壁 「毎回のライブでお客さんを10人呼ぶ」 この「10人の壁」について、今日は屁理屈をこねてみたい。 まず、初心を思い出してみよう誰もが最初はみんな初心者です。 初ライブが決まりました。 さて、お客さんを呼ばないと! でも、まだはじめたてだから呼べる客さんがいてません。 最初はきっと友達に「ライブやるので遊びにきてね」と声をかけたはず。 物珍しさも手伝って、きっとたくさんの友達が遊びに来てくれたことでしょう。 「かっこよ
ヤバイTシャツ屋さんのライブを超久しぶりに見に行きました。 図々しくも打ち上げに混ぜてもらったり、楽屋挨拶に行かせてもらった時に、ヤバT本人から「blog書いてくださいよぉ~」と、二回連続で言われたのでそれを真に受けて(笑)ヤバイTシャツ屋さんの話を書いてみようかと思います。 結論から先に書いときます。 ヤバイTシャツ屋さん、めちゃくちゃかっこよくなってた。正直、感動した。 なめてた。ごめん。感動をありがとう。 ヤバTのライブをきちんと見るのはたぶん、2~3年ぶりぐら
#いまから推しのアーティスト語らせて ってことで、大阪のライブハウスの人目線から、ひさしぶりにKANA-BOONの話を書いてみようと思います。 そもそも、僕がなんとなく地元のライブハウスで働き出したのは、自分のやってるバンドがたいして人気もないまま20代も後半にさしかかってしまい、いつまでもフラフラしてるわけにもいかず、仕事をしないといけなかったから。 だけど、いざ働きはじめてみると、これはどうやら自分にとっての天職だったようです。 若いバンド達と話してるのがとにかく楽
タイトルで漢字10文字ならべると、とんでもなくかた苦しくなりますね。 なんとなく、かたいタイトルにしただけです。 内容はそんなに堅苦しくないです。 でも、先にちょっとだけ、かた苦しいお話ここだけがんばって読んでくれ。 資本主義と社会主義というのがある。 それの説明。 ああ、閉じないで。 むずかしい話じゃないから。大丈夫。 本当にむずかしい話だと、僕がわからなくなるから(笑)。 超かんたんに書くと みたいな感じ。(僕は専門的に勉強してる人間ではないので、くわし
唐突ですが、noteを仕切りなおします。 改めまして。はじめまして。大阪のライブハウスの中の人です。 倉坂と申します。 大阪にある南堀江knaveというライブハウスで働かせていただいてます。 業務内容は「イベント制作」、いわゆるブッキングの人です。 今年のミナミホイールの話を書いてみるミナミホイール期間中でknaveが何をしてたか?を忘備録がわりにここにまとめておきたいと思います。 秋の大阪の風物詩 FM802主催のライブサーキットイベント「ミナミホイール」。3日間