完全攻略!北海道原付ツーリング🛵
最近はどうも、暑くて暑くて仕方がないですねぇ〜
そんな中、僕は7月中旬から2週間ほど北海道ツーリングに出掛けておりました。
自分自身が事前の情報収集で苦戦したこともあり、
約2500kmの北海道周遊を経たからこそ分かったことを、
今後の誰かの参考になればと記録を残すことにしました。
そもそもの事のはじまりは、
高校生の時に読んだアフロ田中シリーズの影響です。
作中で描かれていた北の大地でのツーリングが僕の密かな憧れになっていました。
そんな僕も歳を重ねて大学最後の夏を迎え、
「これが最後のチャンスだ」と思ったものの、
僕は二輪免許を持っておらず、期間も2週間ほどしか確保出来ませんでした。
そこでぶつかったのが乗り物問題。
今から二輪免許を取る時間はないし、かと言ってチャリだと時間が足りない。
「そうだ、原付で時速30kmのツリーングをしよう。」
こうして僕の旅は動き出しました。
原付の確保編
友達からオススメされていて、車種は前もってスーパーカブ50に決めていました。
新聞配達員も使っている、キュートなデザインながら耐久性抜群のカブ。
馬力に若干不安を抱えるものの、のんびりと回る予定だったので問題なし。
どちらかというと問題は確保の仕方で、買うかレンタルかで悩んでいました。
結果的に金銭面を考慮して現地でレンタルする事にしたのですが、
オークションにて格安で買い、終了時に売り飛ばすのが一番だと後で気付きました。反省反省。
カブは以下のサイトで借りて、2週間で6万円ほどでした。
ちなみにこの店舗はスマホホルダー・前かご・サイドバック等の
取り付けが出来ませんでした。
僕は不要だったのでそのまま借りましたが、
人によっては事前に確認しておいた方がいいでしょう。
持ち物の準備編
原付を確保したら次は持ち物の準備。
ツーリング経験が無かった僕は積載バッグを持ち合わせておらず、
荷物をどう積むかがが難問でした。
「この旅のためにバッグ買うのもなぁ」とか「カスタムめんどくさいなぁ」とか
色々と悩んだ末に導き出した答えが、
Uber eatsのバッグを後ろに乗せて紐でくくりつける、でした。
我ながら天才だと思いましたよ、ええ。
機能面も、雨対策◎ 容量◎ と文句なし。
もはやこれ以外に選択肢はありませんでした。
バッグを確保したところで、荷造り開始。
調べてみると7月の北海道は
「夏でも10℃以下になる」「場所によっては30℃超える」など
地域によって気温差が激しいことを知りました。
足りないものは現地で買ってしまえ!と思い用意しものがこちら⤵︎
Tシャツ3枚
下着類3枚
ズボン1着
ナイロンジャケット1枚
ヒートテック1枚
ハーフジップフリース1枚
テント
寝袋
ビーチサンダル
ガソリン携行缶
バイク用レインウェア
タオル1枚
コンタクト日数分
パン16個
モバイルバッテリー3個
バイク用グローブ
荷台用ゴム紐4本
ブルーシート
ズボンを1着にしたのは、
「別に汚れないやろし、荷物になるから同じジーンズずっと履いてればいいか」
という気持ちからです。
パン16個は、定期便で頼んでいるBASEのパンを食費を浮かせるためにまとめて持って行きました。
現地での追加購入品
必要最低限を心がけたのですが、大体上記の物で事足りました。
しかし1つだけどうしても我慢できずに購入してしまったものがありました。
それが…ムヒ。
お金を浮かせるために基本的にライダーハウスに泊まっていたのですが、
どうもそういった所は安い分衛生面に問題があり、
朝起きると虫やダニに刺されているなんてことは日常茶飯事でした。
あまりのも痒すぎて結局途中でムヒを買ってしまったので、
キャンプ泊やライダーハウスを検討している人にはオススメします。
不要だった荷物
勿論、不要だった荷物もありました。
それが、テント・ビーチサンダル・ブルーシート。
元々はテント泊を中心に考えていたのですが、
①準備・撤収に時間がかかる。
┗いい場所を見つけるために早くにツーリングを終わらせなければいけない。朝のテント等の片付けがめんどくさい。
②腰が終わる
┗1日ならいいが、長時間の運転の後にテントの連泊は腰が終わると悟った。いい寝袋とかなら少し改善できるかも。
③キャンプ予定だった場所での雨が多かった
┗雨対策にブルーシートは持ってきたが、撤収作業時の乾かす作業のめんどくさを考慮して断念。
ことから結局キャンプ泊は1日しかしませんでした。
どれもキャンプを想定しての荷物だったので、途中からただの無駄な荷物でした。
ちなみに寝袋は、布団を用意していないライダーハウスの時に使用していました。
むしろマストの持ち物です。
旅の費用編
2週間の旅だとどれくらいかかるの?と思う方も多いかと思います。
今回は実際にどれくらい費用がかかったのかを下記にまとめました。
飛行機代:¥41,349
スーパーカブ50:¥61,300
ガソリン代:¥5,818
食費:¥36,792
宿代:¥33,568
お風呂、駐車場代:¥3,450
観光:¥8,900
お土産:¥12,815
合計:¥203,992
諸々全部を20万円前後に抑えようと思っていたので、
個人的にはいい感じに収まってます笑
外食は1日1回までと決めていたのですが、如何せん海鮮系は高い…
あとソフトクリームも毎日食べると決めていたので何だかんだ膨らみましたね。
宿代も1日あたりで見れば¥2,400くらいですが、
途中ビジネスホテル泊まってしまったりともう少し抑えれそうでしたね。
泊まっていた場所は下記のような感じなります。
テント泊:1回
ビジネスホテル:1回
ゲストハウス:2回
快活クラブ:3回
ライダーハウス:6回
ライダーハウスは安いし他のライダーさんと情報交換が出来るのでなるべく使ってました。
貧困学生の強い味方ですね。
ただご厚意で成り立っているシステムなので、あまり綺麗ではないです。
衛生面が気になる方は厳しいかもしれませんね。
折角行く未知の土地でしたので、観光は惜しみなく行なっていました。
(移動ばかりだったので観光できるほどゆっくりしてる箇所は多くないですが…)
もっと切り詰めれば、あと3万円くらいは安く出来たのではないかと思いますが、
そこ切り詰めてしまっていたら旅を楽しめなくなっていたので結果オーライです^^
最後に
さすがはライダーの聖地と言われているだけのことがあって、
北海道の道は走ってて楽しくて仕方がありませんでした。
広い道路に綺麗な景色。
終いにはヘルメットにぶつかってくる虫さえも愛おしくなりました。
次行くときは絶対に二輪免許を取っておくぞと心に誓いました。
時間的に回れなかった場所、
天候に恵まれず本来の美しさを堪能出来なかった場所、
また行きたいと思わされた場所と、
現時点で次の旅にワクワクできるのがすごい。
美味しい料理に、美しい景色に囲まれる北海道。
大満足の旅でした。
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